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発売日が2023年3月24日のPC版バイオハザードRE:4(Resident Evil 4)は、Steamで予約・購入するより外部ストアのGamesplanet等で買う方がお値段的に得。海外版は日本からでも有効化可能で表現規制無しっぽい。ゲーム自体は日本語字幕・音声・UIに対応。ただし海外版はDLC問題等のリスク有り。日本版と海外版の表現規制(グロ・ゴア表現)の違い等についても。
海外ストアでのゲームキーの購入は自己責任でお願いします。なお、ゲームキー販売ストアへのリンクやストアページの画像はアフィリエイトリンクとなっています。正確性を高めるように努めていますが、時間が経つにつれ日本語対応や有効化が可能かどうか等の状況が変わっている場合があります。価格は基本的に記事執筆時点のもので、為替の動向により刻一刻と変わっていくものとお考えください。
目次
外部ストアで買えば安いけど…
2023年3月10日時点では、PC版「バイオハザード RE:4」(海外名:Resident Evil 4)で遊ぶ方法は大きく分けて以下の通りとなります。
- Steam、Amazon等から購入する
- 外部ストアでゲームキーを購入して有効化する
今回紹介するのは、「外部ストアでゲームキーを購入して有効化する」方法です。外部ストアとは、PCゲームのプロダクトコード(ゲームキー)が買える海外のサイトのことです。
結論を言うと、「日本向けの価格で買うより、割引価格の外部ストアを利用すれば安上がりになる…けどリスクもある」です。
Steamでは、日本向けの価格が7,990円となっています。これはアメリカ向けの価格を基準にして考えた場合、約2%ほど割安。海外の基準の価格とそれほど変わりません。
出典:Resident Evil 4 Packages · SteamDB
一方、外部ストアではタイミングが良ければアメリカ向けの価格よりも割引された価格で買えます。要は実質的に日本向け価格より安く買えることが多々あるのです。
外部ストアはいくつかありますが、PC版「バイオハザード RE:4」(海外版)の場合、主にGamesplanetやGameBilletが取り扱っています。
Gamesplanetの場合、ゲームをカートに入れて、カートページにてクーポンコード「LEON」を適用すると表示価格より”さらに5%OFF”も割引されます。
クーポン適用後のアメリカ向け価格(51.29ドル=6,974円)と日本向けの価格(7,990円)を比べると「7,990円 – 6,974円 = 1,016円」となり、1,000円以上もお得になる計算です。(※実際にはクレジットカードの為替レートや、購入するタイミング等で誤差がでます)
【追記あり】外部ストアで買うのは様子見推奨
ここまで書いてきましたが、外部ストアを利用するよりSteamやAmazon等から購入する方が安心できると思います。
ざっくり簡単に言うと、海外PC版のバイオハザードシリーズはいろいろとややこしくて問題が起きる可能性があるからです。
以下より、海外PC版「バイオハザード RE:4」を外部ストアで買うデメリット(リスク)を述べます。
(追記あり)1. Steamキーを有効化できない可能性がある
外部ストアで安くSteamキーが買えても、日本からでは有効化できない可能性があります。しかし、日本からでも問題なく有効化できる可能性も充分あります。
Steamで販売されているゲームの詳細な製品情報が載っているサイト「SteamDB」よれば、2023年3月10日時点では海外PC版のSteamキーは日本からでも有効化できる模様。
しかし、それ以前は日本に対してだけリージョンロックが掛けられていました。今後も何が起きるかは分かりません。
また、バイオハザードシリーズの海外PC版のSteamキーは、発売前後で日本に対してだけリージョンロックが掛けられたりする可能性もあれば、発売後にリージョンロックが外れる可能性もあります。
直近では海外PC版「バイオハザードヴィレッジ」のDLC「Winters’Expansion」が発売後にリージョンロックが外れる事態になっていました。
今のところ、最近の海外PC版バイオハザードシリーズのSteamキーは最終的には日本からでも有効化できるようにはなっています。しかし今作の海外PC版「バイオハザード RE:4」も大丈夫だとは言い切れません。
結局は実際に外部ストアでSteamキーを買って、本当に日本からでも有効化できるかどうか試すしかありません。
個人的にGamesplanetで海外PC版「バイオハザード RE:4」のSteamキーを既に予約済みなので、何か分かり次第、追記します。
Gamesplanetで購入したPC版バイオハザードRE:4(Resident Evil 4)のSteamキーは日本からでも有効化可能でした。
またゲーム自体は日本からでも起動可能で、日本語音声・日本語字幕・日本語UIにも対応。
2. DLC問題が付きまとう
今のところは海外PC版「バイオハザード RE:4」のSteamキーは日本からでも有効化できる模様ですが、今後発売されるDLCもそうであるとは限りません。
ゲーム本体は海外版なのに、DLCは日本版という組み合わせになりかねません。これの何が問題かというと、バグが起きる可能性があるのです。
実際、海外PC版「バイオハザードヴィレッジ」のDLC「Winters’Expansion」でもバグっぽい挙動が報告されていましたし、実際にそれっぽいバグも確認もできました。
最終的に海外PC版「バイオハザードヴィレッジ」のDLC「Winters’Expansion」は海外版も日本からでも有効化できるようになりました。しかしそれは発売から少し経った後のことです。
「バイオハザード RE:4」のDLCが発売されるかどうかは不明ですが、海外版を購入した方はDLCもなるべく海外版を購入した方がいいです。「海外版(ゲーム本体)+日本版(DLC)」の組み合わせでも充分遊べて、特に問題ない可能性もありますが…。
しかしDLCの海外版が日本からでも有効化可能になるのかどうかは不明ですし、有効化できなくても少し時間が経てばリージョンロックが解除される可能性があるかもしれませんし、ないかもしれません。
また、海外PC版「バイオハザード RE:4」の場合、Gamesplanetは動作の保証はしてくれないとのこと。
(追記あり)3. 表現規制の有無が不明
例えば日本版に表現規制が無いなら、無理に外部ストアを利用する必要はないでしょう。
今のところ、日本版に表現規制があるかどうかは不明です。Z版(Z Version=表現規制が緩め)やD版(表現規制が厳しめ)といった表現規制で分けられた日本独自のバージョンが今後発表されるかもしれません。
バイオハザードシリーズの海外版は基本的に表現規制が無いので、今作の海外PC版「バイオハザード RE:4」も同様の可能性は高いです。また、Z版には表現規制が少しあって、海外版は無規制というケースが最近のバイオハザードシリーズでは多いです。
カプコンの公式HPによれば「基本的なゲーム内容に海外版との違いはありません。ただ、各仕向け地のレーティング機構の規定に準拠した内容とするため一部の表現に差異がございます。」とのこと。
実際にPCで海外版をプレイ。ピストルでゾンビにヘッドショットが決まると稀に頭部が破裂するので、表現規制は無いと思われます。
※画像は一応ボカシを入れています。
また、海外版と国内版(日本版)では残酷描写(残虐表現)に違いがあります。
序盤で死体が焼かれるシーンがありますが、海外版では生きた状態のまま警官が叫びながら焼かれるのに対し、国内版では無言で止まったまま焼かれます。国内版はこれまでのZ版(R18)に準拠した感じでしょうか。
海外版のメリット
逆を言えば、海外PC版のメリットは「安い」「表現規制無し(たぶん)」くらいでしょうか。もちろん、為替の状況によっては高くなることもありますし、外部ストアのSteamキーの在庫が枯渇して欲しい時に買えないこともあります。
不安な方は返金制度のあるSteamを利用しましょう。ただし普通にSteamやAmazonから買うと日本版を買うことになるはず。SteamDBによれば日本ユーザーにしか買えないバージョンがあるので。
外部ストアを使う前に知っておくべきこと
外部ストアを利用する時の注意点があります。外部ストアではSteamやEpic Gamesストアで購入するのとは違い、一度ゲームキーを有効化してしまったら、基本的に返金してもらえません。ゲームにどれだけ問題があっても、受け入れざるを得ないのです。
また、発売元の意向により、日本から有効化できる形式のゲームキーが急に買えなくなったりする可能性もゼロではありません。
ただし外部ストアが「日本からでも有効化可能」と明記している場合、大体の場合において大丈夫です。
海外PC版「バイオハザード RE:4」はその例外にあたります。外部ストア側も発売までリージョンロックの有無を把握できないことがあります。特にバイオハザードシリーズではいろいろとすったもんだが起きる可能性があります。
▼バイオハザードシリーズの海外PC版のゴタゴタの詳細
なお、GamesplanetやGreen Man Gamingは外部ストアの中でもマシな部類に入ります。ゲームを予約していたのにも関わらず、発売元の意向によってゲームキーの提供が停止されたとしても、返金対応などそれなりの対応をしてくれるでしょう。
PC版は日本語に対応
Steamの商品ページによれば、PC版は日本語UI・日本語音声(吹き替え)・日本語字幕に対応しているとのこと。この場合、海外PC版でも日本語で遊べることがほとんどです。
主要ストアごとに価格を比較
PC版「バイオハザード RE:4」の通常版(Standard Edition)を購入できる代表的なストアは以下の表の通りです。(価格は2023年3月10日時点のもの)
下記リンクをクリックすると、それぞれのストアの商品ページが開きます。
ストア名 | 価格 |
---|---|
Steam, Amazon | 7,990円(日本価格) |
Gamesplanet(UK) | £32.99(6,011円)※34%OFFのセール時 |
GameBillet | $49.89(6,809円)※17%OFFの場合 |
G2A、G2Play等の鍵屋 | 約6,804~円(時価、基本的に購入非推奨) |
ロシアのゲームキー販売ストアは上級者向けなので除外。価格はG2Playでは標準でユーロになっているので注意。PayPalを利用した場合、手数料が別途掛かる場合があります。また、割引率(〇〇%OFF)の表示は、各ストアの表記にそのまま従っています。
鍵屋とは、PCゲームのプロダクトコード(ゲームキー)等をAmazonのような「マーケットプレイス方式」で出品できるオンラインマーケットのこと。当ブログでは「売り手と買い手が自由に参加できる市場」を鍵屋と呼び、GamesplanetやGreen Man Gamingのようなサイトをゲームキー販売ストアや外部ストアと呼んでいます。
Gamesplanet
日本からでも有効化可能、日本語対応を明記しています。(※Steamキーを販売)
カートページにてクーポンコード「LEON」と入力し適用すると表示価格より”さらに5%OFF”になります。
またバイオハザードシリーズのような人気作の場合、ゲームキーの在庫が急に無くなって、欲しくても買えなくなる可能性があります。特に発売日前後はその傾向にあります。
Gamesplanetだとゲームキーを取得(表示)しなければ問答無用で返金できるので、一応予約しておくのもアリでしょう。この方法なら海外PC版「バイオハザード RE:4」のSteamキーに何か変更があっても返金できるので、多少は安心できるはず。
実際にGamesplanetで購入しましたが、日本からでも有効化可能で表現規制も特に見当たらず、普通に日本語で遊べています。
GamesplanetにはUS・UK・DE・FRという4種類のサイトがありますが、2023年9月24日時点ではアメリカ(US)ではなく、イギリス(UK)・ドイツ・フランス向けのサイトからなら、日本からでも有効化可能なSteamキーが買えるようです。当記事では以前はUS向けのリンクを貼っていましたが、全てUK向けのリンクに変更しました。
※DX版=Deluxe Edition
▼Gamesplanetでのゲームの買い方は以下の記事で解説
GameBillet
日本からでは有効化不可能、日本語対応を明記しています。(※Steamキーを販売)
ただし、Gamesplanetと同様の海外PC版のSteamキーを提供するものと考えられます。GamesplanetのSteamキーが日本からでも有効化できる場合、GameBilletのSteamキーも同様かと。
※DX版=Deluxe Edition
▼GameBilletでのゲームの買い方は以下の記事で解説
鍵屋
現時点では海外版のSteamキーが何種類か流通しています。
Steamキーが多く流通するようになれば自然と価格が下がり、最安値を記録することもあります。ただ、外部ストアの方が安全で価格もほぼ変わらないので、現段階では鍵屋で買うメリットはほぼありません。
ちなみにグローバル版はVPNが無くてもゲームキーを有効化できる場合が多いですが、全てのグローバル版がそうであるとは限りません。ロシア版はトップクラスの安さを誇りますが基本的にロシアのVPNが必要です。
VPNとは、Virtual Private Network(仮想プライベートネットワーク)の略。例えば、日本では見られない海外サイトを見るために使ったりする。地域によってプレイ制限が掛かっているゲームを、国籍を偽装して有効化し、プレイ可能にするためにVPNが使われることも。※Steamでは利用規約に違反するので決して利用しないでください
また、鍵屋の利用には様々なリスクが伴うので注意してください。
まとめ
ストア名 | 評価 |
---|---|
Steam | 返金制度あり |
Gamesplanet | 安い、海外版、クーポン有り(LEON) |
GameBillet | 安い、海外版 |
G2A、G2Play等の鍵屋 | 基本的に購入非推奨 |
各ストアでのゲームキーの購入方法については下記記事で解説しています。
(Image:©CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.『BIOHAZARD RE:4』 3rd Trailer – YouTube)