BF1(バトルフィールド1) 評価/感想/レビュー 理不尽な死を乗り越えろ【オープンベータ版】

PC版BATTLEFIELD1のオープンβテストに参加し、マルチプレイのコンクエスト(32v32)とラッシュ(12v12)をプレイ。理不尽な死に慣れ、その対策法が分かってきた頃に面白くなってくる。銃を撃ってもミニマップに現在地点が映らなくなり、敵の位置を予想せざるを得なくなったが、銃撃戦に奥深さが生まれるからむしろ良い。

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バトルフィールド1(以下、BF1)は第一次世界大戦を舞台にしたクラス制FPSだ。時代設定は2016年から約100年前の1914年〜1918年。PC版のオープンベータテストに参加した。クライアントは英語版。

今回用意されたマップ「シナイ砂漠」では理不尽な死を遂げることが多く、「クソゲーかよ!」と何度思ったことか。しかし臨場感もあってかなり面白い。ミニマップに敵が映らない仕様が個人的に最高だった。

理不尽な死を乗り越えろ

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BF1には代表的なものとして4つの兵科が用意されている。近距離での戦いに特化した突撃兵(アサルト)、弾薬補給の援護兵(サポート)、味方を回復させる看護兵(メディック)、スナイパーライフルを扱う偵察兵(スカウト)の4つだ。他にも出撃時に戦車を選んだなら戦車兵、飛行機ならパイロット、馬なら騎兵と、ビークル専用の兵科がある。

シナイ砂漠は広く、見晴らしがいい。そのためスナイパーライフルで狙われやすく、戦車や爆撃機に突如として撃たれることが多い。中心地から離れたリスポーン地点で復活した際に、近くに乗り物がなければ目標地点まで長距離を走らされることになり、その道中で敵から攻撃を受けて死んでしまうと萎える。

広大な砂漠

広大な砂漠

初めの4時間ぐらいは正直あまり面白くなかった。けれども理不尽な攻撃に対する対策方法を身につけていくことで、徐々に面白くなってきた。BF1の面白さは、不条理とも思えるような攻撃に慣れた後に分かるものなのだ。

ミニマップには標的が映らない方がいい

BF1では敵が発砲してもその位置がミニマップに映ることは通常ない。嬉しい仕様だ。なぜならミニマップに敵が映らないことで、敵がどこにいるのか考える必要性が生まれ、同時にゲームに深みが増すからだ。

2015年に発売されたBF1と同じ開発元DICEによる「スターウォーズ バトルフロント」(SWBF)では、画面左下に小さく表示されるレーダーによって、敵の現在地が大体分かる仕組みになっていた。そのせいで「とりあえずレーダーを見ていればいい」といったカジュアルなFPS・TPSになってしまっていて、それがすぐに飽きてしまう原因の一つだった。(ゲームモードによってはそのレーダーの仕様がうまく機能していたこともあるけど)

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BF1だとミニマップから敵の戦車や飛行機の位置が分かることはあっても、歩兵の位置が分かることはほとんどない。だから味方がどこで死んだのか、どの地点に向かっているのか等の情報を考慮して敵の位置を予想しなければならない。

この予想するという行為を疎かにすると、あっさりと殺されてしまう。確かにBF1では理不尽な死が多い。しかし頭を使ってプレイすれば、戦車を利用しなくてもかなりのキルを稼げることがあるのだ。ここにBF1の奥深さがある。

分隊システムはあまり機能していないし、ほとんどのプレイヤーが好き勝手に行動していて戦略性なんてものはないように思える。しかしミニマップに敵の現在地点が映らない。この一つの仕様だけで、戦争感を引き出すことに大きく貢献している。

ミニマップに敵が映るタイプのFPSだと、ミニマップばかりを見ていて目の前をほとんど見ていないことがある。それでも面白いゲームは面白いのだが、「その場にいる感覚になれるのか」という点においては微妙だ。

地面に空いた穴で緊急避難。環境が刻々と変わっていく仕様も、臨場感を生み出す要素の一つだ

地面に空いた穴で緊急避難。環境が刻々と変わっていく仕様も、臨場感を生み出す要素の一つだ

BF1の場合は出撃時にマップを拡大して戦況を確認し、あとは目の前のことに集中すればいい。それに加えて実写のようなグラフィックと一人称視点。ゲームで得られる没入感のステージが、BF1によって一段階あがった気がする。

最後に:強烈な差別化によって生まれる価値

なんだか楽しげな分隊に入れた時の場面

なんだか楽しげな分隊に入れた時の場面

BF1では理不尽に感じてしまうような死が多すぎる。けれどもグレネードや乗り物が爆発した時に空いた穴に入って伏せたり、ミニマップから敵の位置を予想したり、目視で索敵を行ったり、そういったことを地道かつ入念にしていれば理不尽な死の7割は防げる。

特にシナイ砂漠では、中心地にある建物群の区域で戦うのが楽しかった。家屋に入って窓から索敵し、周辺に敵がいないことが分かったら次の家屋へ突入。その建物こそがキルを稼げる絶好の場所だったりすることもある。

一番使っていたクラスはメディック。メディキットで自分自身を素早く回復できるのもあって、籠城するならメディックがベスト。味方を蘇生できたりもするしね。

これを言うと批判されてしまうかもしれないが、BF1では芋砂も楽しい。スナイパーライフルで遠くを覗いている時にレンズが反射するようになっていて、自分の現在地が敵側に即バレしてしまうけど、これはこれで芋砂同士の撃ち合いに発展して良い。

やっぱ芋砂は最高。落ち着いてプレイしたいならスナイパーしかないっしょ

やっぱ芋砂は最高。落ち着いてプレイしたいならスナイパーしかないっしょ

早く他のマップもやりたいし、様々なガジェットを解除して敵の虚をついたプレイをしたい。スタンダードエディションの発売日が待ち遠しい。製品版でも、急に殺されたら「クソゲーかよ!」と心の中で叫びながら遊ぶことになると思うけどね。出来が良ければプレミアムパス(全DLC)も買っちゃうかも。

BF1の時代設定は約100年前とかなり古いが、それだけで最近の対戦型FPSと差別化が出来ていて、ゲーム自体に価値が生まれている。僕がBF1に魅力を感じているのは、やはりそういう部分に強く魅了されているからだと思う。

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ABOUTこの記事をかいた人

19歳の時から頭部が全体的にスカり始めた、毎日無職のような生活を送っている自宅警備員系PCゲーマー。ゲームの作品性よりも純粋なオモシロ度を重視。現時点で最高に面白いと感じたFPSは「レインボーシックス シージ」。「かまいたちの夜」の新作発売を誰よりも願っている。鍵屋推進派ではなく「とにかく安く買いたい派」です。