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BATTLEFIELD1は、CPUは最新のCore i5、メモリは16GB、OSはWindows10、GTX1060ならフルHD&ウルトラ設定でも常時60fpsで快適に動作するので、各BTOショップの推奨パソコンのスペックもそれとほぼ同じになるはず。ベンチマークやコスパ重視のグラフィックボード、PCパーツ構成を紹介。
PC版バトルフィールド1(以下、BF1)は、ビデオカードがNVIDIA製のGeForce GTX 1060なら画面解像度1920×1080&ULTRA設定でも常時60fps以上で動作する。高画質化したいのであればGeForce GTX 1070、4Kや144fpsで遊びたいならGeForce GTX 1080以上を。
目次
BF1の必須/推奨動作環境
推奨スペック
OS | 64-bit Windows 10 |
CPU | Core i7 4790 |
メインメモリ | 16GB RAM |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1060 3GB, AMD Radeon RX 480 4GB |
DirectX | 11.1互換ビデオカードまたは同等の性能 |
インターネット接続 | 512kbps以上のインターネット接続 |
HDD | 50GBの空き容量 |
必須スペック
OS | 64-bit Windows 7, Windows 8.1, Windows 10 |
CPU | Core i5 6600K, AMD FX-6350 |
メインメモリ | 8GB RAM |
GPU | nVidia GeForce GTX 660 2GB, AMD Radeon HD 7850 2GB |
DirectX | 11.0互換ビデオカードまたは同等の性能 |
インターネット接続 | 512kbps以上のインターネット接続 |
HDD | 40GBの空き容量 |
参考:PCダウンロード向け バトルフィールド1 Standard Edition | Origin
BF1が動く理想のPCスペック
ビデオカードはGTX1060で十分
BF1はGTX1060なら1920×1080&ULTRA設定(DX11)の場合、大体65~80fpsで動く↓
Gameplay Benchmarkの動画を見ればVRAM(ビデオメモリ)が3GB搭載されているGTX1060でも、十分快適に動作していることが分かる。オープンベータの時点で60fps以上出るなら、製品版でも同程度のパフォーマンスが出ると考えていいだろう。
BF1のベンチマーク結果
GameStarが行った計測によれば、やはりGTX1060ならULTRA設定で快適に動作するとのこと。DX12版だと最適化がなされていないのか、DX11版よりも少しfpsが落ちる。
引用:Battlefield 1 Open Beta – Grafikvergleich, Benchmarks, DirectX 11 vs. DirectX 12
AMD製GPUであるRadeon RX 480でも80fps超えしているが、実際のプレイ動画を見てみるとCPUによっては60fps以下になる場面が少々ある様子。よってRX480はおすすめできない。ただし中〜高設定で遊ぶならアリ。
またgamegpuによると、ULTRA設定で144fpsを安定して叩き出すためには、GTX1080のSLI構成じゃないと無理とのこと。
以下の各GPUのベンチマーク結果(ULTRA設定、1920×1080、DX11で行ったもの)にはGTX1060がないが、GTX1060の性能はGTX980とほぼ同じ。GTX980の位置にGTX1060があると思って見てもらいたい。(gamegpuはRESOLUTION SCALE50%の状態で計測)
引用:gamegpu
さらなる高画質でプレイするならGTX1070以上のビデオカードを
BF1のオープンベータテストに参加し、GTX1070が搭載されたゲーミングPCで実際にプレイ。1920×1080&ULTRA設定(DX11)だと大体80~110fpsで動作した。
デフォルトだとRESOLUTION SCALEが42%になっていて、この値を上げていくことで高画質になる。数値が高くなるほどグラフィックが高精細になっていくが、その分重くなる。
GTX1070を使い1920×1080&ULTRA設定で遊ぶ場合、RESOLUTION SCALE60~80%あたりが60fpsで安定して遊べる限界ということが分かった。80%以上だと60fpsを切る場面が多くなり、100%(最高設定)だと40fps台に突入。それでも遊べないわけではないが、カクカク感が気になり始める。
RESOLUTION SCALEを42%以上にあげる必要は正直ない。ULTRA設定ならデフォルトの値でもテクスチャが綺麗に見えるからだ。
ちなみに4K(3840×2160)でプレイしたい場合はGeForce GTX 1080以上のビデオカードが1枚以上は必要だ。GTX1080の価格は非常に高く、安くても7万円は超える。コストパフォーマンスを重視するなら4Kは諦めよう。
BF1を120・144fpsでプレイしたいならGTX1080
設定を下げてでも144fpsでプレイしたいなら、GTX1070は選ばない方がいいだろう。「GTX1070+Core i5 4670K 4.4GHz+メモリ16GB」というスペックでは、RESOLUTION SCALEを0%にした最低設定でも144fpsを維持できなかった。
RESOLUTION SCALEが0%だと視認性が非常に悪くなるので、これでプレイするのは現実的ではない。最低設定(LOW設定)にするにしても、敵と味方を間違えないようにしたいならRESOLUTION SCALEを10%~40%で妥協しなければならない。
そうなってくると高性能なGPUが必要だ。BF1のベンチマーク結果を考慮すれば、144fpsでプレイしたいならGTX1080以上じゃないとキツいだろう。しかし100fps程度で十分ならGTX1070でいいし、綺麗な状態で60fps以上出ればいいのであればGTX1060でOK。
CPUはCore i5 6600で十分
コスパを優先するならCore i5 6600。設定を下げてでも144fpsでプレイしたいなら、最低でもCore i7 6700を積んだ方がいい。
引用:gamegpu
i5 6600とi7 6700とでは最低fpsで20ほどの差が開く。144Hzの液晶モニタを使って超ぬるぬるの状態でプレイしたいならCPUは最新のi7、少なくともi7 6700クラスのものを選択しておきたい。
しかしULTRA設定で快適に遊びたいだけなのであれば、i5 6600で問題ない。
BF1が快適動作するコスパ重視のPCスペック
下の表は、BF1が1920×1080&ULTRA設定でも快適に動作するスペック表だ。BTOショップでなるべく安くゲーミングPCを組み立てたいなら参考にしてほしい。
コスパ重視のスペック | |
---|---|
OS | Windows 10 64bit |
CPU | Intel Core i5 6600 |
メインメモリ | 16GB RAM |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1060 3GB |
BF1をプレイ中にメインメモリがPC全体で8GB以上、VRAMが3GB以上使用されることは当方の環境で実際に確認済み。なので今後発売されるPCゲームのことも考慮すると6GB版のGTX1060か、VRAMが8GB搭載されているGTX1070を選択するのが本当は望ましい。
同様にメインメモリは16GBはほしいところ。SSDはいまや必須の時代。CPUは最新のCore i5クラスなら何でもいい。今ならインテルのi5 6400がコスパに優れている…と言いたい所だが、i5 6600にする方が無難だ。
必須スペックに記載されている「K」付きのi5 6600Kだとオーバークロックが出来るので、少しでもfpsが出るようにしたいのであればi5 6600Kでもいいだろう。
最近はWindows10でしか動作しないPCゲームが出始めている。そういったゲームも楽しみたいのであればWindows7をわざわざ選ぶのはありえない。
(以下、アフィリエイト)
各BTOショップの推奨パソコン
通常版BF1の発売日である2016年10月21日あたりに各BTOショップが推奨PCを発表するはず。(その時に推奨PCへのリンクを貼る予定)
しかしBTOショップが公表する推奨PCのスペックが分からなくても、上記の表にある「最新のCore i5、GTX1060(3GB)、メインメモリは16GB、OSはWindows10」というスペックを満たすデスクトップパソコンを注文すれば問題ない。
BTOショップの選び方
コスパだけを追求するならドスパラかマウス
細かくカスタマイズしたいならサイコム
サイコムには「玄人が利用するBTOショップ」というイメージがあったが、最近のサイコムはパソコン初心者の人にも力を入れている。