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ストリートファイター5(ストV)の必要(最低)/推奨動作環境と、最高設定で快適動作するゲーミングPC(推奨パソコン)の構成を、ベンチマーク比較や実際のプレイを元に考察。CPUやGPU(グラフィックカード・グラボ・ビデオカード)はどれがおすすめなのか等。BTOパソコンの紹介も。
目次
PC版ストリートファイター5はけっこう軽い
結論から言うと、PC版ストリートファイターV(以下、スト5)はPCゲームの中でもかなり軽い方です。少し前のビデオカード(グラフィックボード)を使っていても設定次第では60fps(快適動作)を維持できるかもしれません。
この記事では「実際にプレイして分かったこと」や「海外サイトによって計測されたベンチマーク」を紹介して、その結果をまとめた上で「綺麗・快適に遊べるコスパ重視なPC構成」を提示し、最後にずうずうしいのは承知ながらも「BTOパソコンを買うのに適したおすすめのBTOショップ」を解説した記事をちらっと紹介したいと思います。
スト5は一瞬のカクつきやラグによって敗北してしまう可能性があるシビアな格闘ゲームなので、少なくとも60fpsは常に維持しておきたいところ。ですが、冒頭で言った通りスト5は比較的軽いゲームです。
全ての設定を最低におさえた「低スペックモード」(Low spec mode)もあるので、PCを新調したりPCパーツを購入するのは一度スト5を買って遊んでみてから検討したほうがいいでしょう。
PC版ストリートファイター5の必須/推奨動作環境
必須スペック | 推奨スペック | |
---|---|---|
OS | Windows 7 64-bit | Windows 7 64-bit 以上 |
CPU | Intel Core i3-4160 3.60GHz | Intel Core i5-4690K 3.50GHz AMD FX-9370 |
メモリ | 6 GB RAM | 8 GB RAM |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 480 GTX 570 GTX 670 以上 |
NVIDIA GeForce GTX 960 AMD Radeon R7 370 |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
サウンドカード | DirectXに対応したサウンドカード | DirectXに対応したサウンドカード |
ネットワーク | ブロードバンドインターネット接続 | ブロードバンドインターネット接続 |
GPUの中でも安くて中途半端な性能の「GeForce GTX 960」が推奨されているということは、スト5がかなり軽いゲームだということが伺えます。
実際にプレイしてみたら超軽かった
以下のPC環境でスト5をプレイ、fpsを計測しました。表にあるPCパーツのリンクは、Amazon.co.jpへ飛ぶアフィリエイトリンクです。
スペック等 | |
---|---|
CPU | Core i5-4670K 4.4GHz(4コア/4スレッド、3.4GHz、最大3.8GHz、オーバークロック済み) |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 970(VRAMは実質3.5GB。製品は「GV-N970G1 GAMING-4GD」) |
メモリ | 16GB |
インストール先 | SSD: Crucial MX100 512GB(CT512MX100SSD1) |
OS | 64 bit: Windows 10 Home |
ドライバ | GeForce 361.91 Driver |
fps計測ソフト | MSI Afterburner RivaTuner Statistics Server |
ゲーム内解像度 | 1920×1080 |
ゲームのバージョン | Ver.01.01 |
以下より、フレームレートやVRAM(ビデオメモリ)を計測した画像が貼ってありますが、軽量化のために見た目が少し悪くなっています。高画質版はこちらで確認してください。
最高設定でも常時60fpsを維持
GTX 970なら余裕で60fpsを維持します。もちろん、一瞬59.9fpsになることもありますが誤差の範囲内でしょう。
VRAMは1.3GBほど、そしてメモリは4.3GBほどしか使われていません。軽量です。
Low spec modeの画質はこんな感じ
「Low spec mode」だと画質が悪くなります。非常に汚い。全体的にボヤッとしてます。
「プレイできればそれで十分!」という人なら、やはりPCパーツを買ったりする前に一度「Low spec mode」で遊んでみるべき。
PC版ストリートファイター5のベンチマーク
CPUのベンチマーク結果比較
Core i3クラスのCPUでも、それなりのGPUがあれば最高設定でも60fps維持は余裕なようです。以下より紹介するベンチマークは、「解像度は1920×1080」かつ「最高設定」で計測されたものです。(gamegpu.ruから引用)
引用:gamegpu.ru
全てのCPUで60fps以上でていないのは、スト5側でfps制限が掛けられているからだと思われます。
GPU(グラボ)のベンチマーク結果比較
GTX 970で60fps維持ができたように、他のGPUでも余裕で60fpsをクリアしています。VRAMが2GBある「GeForce GTX 670」ぐらいのGPUであれば、プレイ中に動作に支障がでることはないはず。
引用:gamegpu.ru
解像度が1920×1080、つまりフルHD(FHD)であればVRAMは多くても1.3GBほどしか使われません。4Kでも2.5GBほどしか使われていません。
引用:gamegpu.ru
メモリ使用量は3~4GBほど
PCに搭載されているメモリが多いほどメモリが多く使われています。ただ、メモリを32GB搭載していてもスト5なら4GBほどしか使われません。
引用:gamegpu.ru
Low spec modeでも4GB以上メモリを使うことを確認できたので、メモリは最低スペックの6GB以上ないとプレイ中にカクついてしまうかも。
まとめ
というわけで、「スト5を最高設定で動かせる、コスパを考慮したPC構成」は以下のとおりになります。
スペック等 | |
---|---|
CPU | Intel Core i5-6600K(4コア/4スレッド、3.5 GHz、最大3.9 GHz) |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 960(VRAM 2GB) |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 500GB + HDD 3TB 以上(理想) |
電源容量 | 700W 以上 |
OS | 64 bit: Windows 10 Home |
とりあえず、公表されている推奨スペックと同じような構成なら最高設定でストレスなく遊べます。また、SSDが一つあれば起動時間やゲームのロード時間が短縮されます。
GPUに関しては、最高設定で遊びたいならGTX 960で十分。他のPCゲームも楽しみたいならGTX 970以上を検討しましょう。
上の表だとCore i5-6600Kをおすすめしていますが、さらにコスパを突き詰めるならCore i3クラスを選ぶのもアリ。Core i3クラスのCPUでも最高画質で快適に遊べます。
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