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映画で血が騒いだ人のために、PCでゲーム版Mad Maxをサクサク動かすためのコスパに優れたゲームPCの構成を考えた。推奨環境や必須(最低)環境、最高(最大)設定でも60fpsで動作するGPU(グラボ、ビデオカード)・CPU・メモリ容量、OS選びについても。
目次
ゲーム版Mad Maxは車両戦がアツく燃える
この記事を開いたということは、もしかして映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」をご覧になったんじゃないですか?
だから、ゲーム版マッドマックスはどんなもんかと、気になっているのではないでしょうか。
率直に言うと、ゲーム版だと白熱する体験ができます。
私自身、映画はまだ観たことありません。しかし、映画を観たことがない人でも十分、いやそれ以上に楽しめる作品です。
ただ格闘戦がちょっと微妙なのと、ストーリーが少し薄っぺらいのが残念でした。
しかし、その退屈さを上書きするぐらい「車両戦」が楽しい!!
砂漠が果てしなく広がる荒廃したオープンワールドでスクラップを拾い集め、自分の愛車を魔改造していく。V8エンジンを取り付けたり、スナイパーライフルを強化したり、自分仕様にカスタマイズしていく。
自分で改造する部分を決めて、多数の敵車両と爆走しながら戦っていきます。この「改造した車」vs「改造した車」の激しくモーレツな戦いがすっげぇ面白いんですよ。
詳しいことは別のレビュー記事で書きました。ストーリーのネタバレは無いので安心してください。ゲーム版マッドマックスを簡単に表現すると「死のマリオカート」です。
死のマリカー。ゲーム版マッドマックス感想/評価/レビュー(ネタバレ無し)
前置きはこれぐらいにしておいて、以下より、PC版マッドマックスの推奨スペックや、コスパの高いPC構成、おすすめのゲーミングPCストアについて語っていきます。
快適動作のためにはハイスペックゲーミングPCが必要
PC版Mad Maxの推奨環境・必須環境はハードル高め
マッドマックスの推奨スペック、必須スペック(最低スペック)は以下の通りになっています。
必要スペック | 推奨スペック | |
---|---|---|
OS | 64 bit: Vista, Win 7, Win 8, Win 10 | 64 bit: Win 7 SP1, Win 8.1, Win 10 |
CPU | Intel Core i5-650, 3.2 GHz AMD Phenom II X4 965, 3.4 Ghz |
Intel Core i7-3770, 3.4 GHz AMD FX-8350, 4.0 GHz |
メモリ | 6 GB RAM | 8 GB RAM |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 660ti (VRAM 2 GB 以上) AMD Radeon HD 7870 (VRAM 2 GB 以上) |
NVIDIA GeForce GTX 760 (VRAM 3 GB 以上) AMD Radeon HD 7970 (VRAM 3 GB 以上) |
HDD空き容量 | 32 GB | 32 GB |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
その他 | PlayStation 4 controller support | PlayStation 4 controller support |
最低でもCPUはCore i5、メモリは6GB、ビデオカードのVRAM(ビデオメモリ)は2GB以上ないと動作させることは困難となっています。
必要スペック以下だとカクカクになるのは間違いないでしょう。
高画質設定で快適な動作を実現させるためには、メモリは8GB、VRAMは3GB以上必要です。ハードルは高め。
このスペックならサクサクに動作しました
自分は以下のPC構成でマッドマックスをプレイしました。特にカクつくこともなく、ほぼ常時60fps以上で動作したのを確認できています。
スペック等 | |
---|---|
CPU | Core i5-4670K 4.4GHz(オーバークロック済み) |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 970(VRAMは実質3.5GB) |
メモリ | 16GB |
OS | 64 bit: Windows 10 Home |
最近のゲームの中でも軽い方ですね。「重い!」と感じたことはほっとんどありませんでした。
また、Windows 10でも動きます。
このPCはコストパフォーマンスを考えて構成しました。CPUがCore i5クラス、GPUがGTX 970になっているのがキモです。
今、マッドマックスをストレスなく遊ぶなら、どんなPC構成がコスパ最高でベストなのか
コスパ重視ならGPUを優先しよう
結論を言うと、CPUよりもGPU(ビデオカード、グラフィックカード)にお金をかけた方がコスパが良いです。
なぜなら、最近はCPUよりもGPUの方が高性能化していて、最高性能のCPUじゃなくても最新のゲームは十分動作してくれるからです。
もしも今、自分がコストパフォーマンスに優れたゲーミングPCを頼むなら以下の構成で注文します。
スペック等 | |
---|---|
CPU | Core i5-6600K 3.5GHz(ターボブースト時3.9GHz/4コア) |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 970(VRAMは実質3.5GB) |
メモリ | 8GB |
OS | 64 bit: Windows 10 Home |
ストレージ | SSD 256 GB 以上 + HDD 3TB 以上 |
CPUをCore i5の最新クラスのやつにしておいて、GPUにお金をかける…という感じ。
確かにCore i7の方が性能は高い。しかし、Core i5に妥協し、浮いたお金をGPU代につぎ込んだ方が性能的にコスパが良いのです。
GTX 970には問題があるけど、価格と性能面においてコスパ最強
GTX 970のVRAMは4GBと公表されていますが、実は実質3.5GBしか使えないことが判明し、過去に炎上しました。
ただ、最新のゲームをプレイする分には十分なVRAM量だし、値段の割に高性能。
例え重いゲームでも、グラフィックを最高設定からちょっと下げるだけで「快適さ」と「軽量さ」には満足できるはずだし、自分はGTX 970を使って最新作をいっぱい楽しめてます。
GTX 980やGTX 980 Tiあたりになってくると性能が一回り二回りも変わってきますが、けっこう価格がお高めです。(ちなみに、性能は「GTX 970 < GTX 980 < GTX 980 Ti」の順で大きくなり、この中で一番性能が高いのはGTX 980 Tiです)
PC版GTA5をガチで超高画質かつ超快適に遊びたいならGTX 980以上を選んだ方が幸せになれます。しかし、PC版マッドマックスを最大設定でプレイするならGTX 970で十分。
また、GTX 970でもグラフィック設定を調整するだけでPC版GTA5はいい具合の高画質&軽快さで動いてくれるので、やはりコスパを追求したいならGTX 970一択、と言ったところでしょうか。
メモリは8GB以上あればOKっしょ
上の表だとメモリは8GBとなってますが、これからも最新作をガッツリ遊んでいくというのであれば16GBにしておいてもいい。
しかし現状だと8GBあれば十分ですし、8GBあれば2年から3年は余裕で戦っていけるでしょう。
自分はなんとなく16GBで構成しました。やっぱメモリは多いほうが安心しますし。
SSDを使わないというのはありえないが、HDDを使わないというのもありえない
いやもうSSDを使わないというのはありえないっすよ。動作がスーッと速くなりますもん。少なくとも256GB以上は欲しい。
だからといって、HDDを使わないっていう手もない。
たぶんこの記事を読んでくださっているのは大人な男性の方でしょうから、DMMでムフフな動画を……たくさんダウンロードしてるはず。そのための大容量なHDDが必要です。3TB(テラバイト)ぐらい。必要なはずですオトコなら。
またPCでゲームをしてると、その画面を録画してYoutubeにアップロードしたくなる欲求がなんとなく沸き起こってくるものです。
NVIDIA製のGPUを使っているならShadowPlayという録画アプリで簡単に画面を録画できます。デスクトップ録画も可能です。
しかし、録画したファイルはかなり容量を食うので、そのためのストレージ容量が必要になってきます。
新しいPCを買うとあれもこれもしたくなってくるでしょうし、とりあえず3TB以上のHDDがあればイザという時に役立ってくれるでしょう。
OSはWindows 10でまぁ問題ないですよ
OS選びも重要ですが、Windows 10にしておいてもまず問題ないかと。
最新のOSだとゲームが動くか動かないかが重要な問題となってきますが、Windows 10の場合ほっとんどのPCゲームが動きます。
Windows 10でも無料動画編集ソフト「AviUtl」が動きます↓
古すぎるゲームは動作しないようですが、動かないゲームの方が珍しいです。
例えプレイしたかったゲームが起動しなくても、常駐アプリを切れば動作してくれることもあります。詳しいことは以下の記事で書きました。
Windows10と互換性有り/非対応なPCゲーム一覧。動かないか動作するか実際に試した
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