PC版GTA5レビュー&感想。装甲車を使う奴はクズ?そんなの関係ねえ!!!

GTA5のオンライン(GTAO)は負け犬覚悟でロケランをぶっ放すのが面白い。全クリア後の感想をストーリーのネタバレ無しで。ストーリーは十分な長さだが物足りない。DLCで補完して欲しい。フリーモードでチートを使っている人(チーター)からお金を貰ったけど、いつかBANされるのか…?

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GTA5は雰囲気を楽しむゲーム

GTA5(Grand Theft Auto V)って究極の雰囲気ゲーだと思うんですよ。現実感のある雰囲気をシコシコ楽しむ……つまり、GTA5はオナニーゲームです。

というのも、GTA5でやることと言ったらドライブが多いですし。

▼GTA5のスマホで見られるアニメ
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もちろん、ドライブ以外にもミニガンやらロケットランチャーやらを使ってストレス発散することもあるのですが。

PC版GTA5を起動して、グラフィックス設定をなるべく最高に近づけて初めてプレイ画面を見た時は感動しましたね。なんて綺麗なんだと。やっとGTA5がプレイできると。

最近のPCゲームと比較したら別にめちゃくちゃグラフィックがすごいわけでもない。

コンシューマ機(PS3/Xbox360)でGTA5が発売されることを知った時から、ずっとPC版が出るまで我慢して待っていたわけですから、自分の中で何らかの補正が掛かっていたのかもしれません。

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でも、ストーリーモードを全クリした後でも逐一「グラフィックすげえなあ…」と感動しているので、PC版GTA5のグラフィックはかなりレベルの高いものなんだと思う。

いや、違う。やっぱりこの補正はGTA5の世界観・雰囲気によるものでしょう。

結局のところ自分は、グラフィック+雰囲気に感動していたんだと思います。

GTA5の良いところは、なるべく現実世界と同じになるよう努力しているところです。確かに「そんなバカな」という部分もあるわけですけど、セインツロウシリーズと比べたらそれほどバカゲー路線に走っているわけでもない。

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これぞアメリカだ!っていう部分がいいんですよね。まあアメリカなんて行ったこともないし、テレビ番組とか映画とか海外ドラマでしかアメリカという国について知る機会はないんですけど。

でっかいビルとかそこら辺を歩いてる一般人とかギャングっぽい人達とか、ストリップバーとか売春婦とか黄色いタクシーとか、自宅で見られるよく分からないテレビ番組とかネットが出来たりだとか、そういう別段重要ではない部分に現実感というかリアリティを感じるわけです。

自分の好きな曲が聞けるセルフラジオを聞きながら、あるいは夕日を眺めながらドライブ。個人的にはこれがしたくてGTA5を買ったようなもんです。

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ストーリーは痛快で面白いけれど…

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もちろんストーリーにも期待してたし、期待通りの出来でした。ただちょっと物足りなかった。ストーリーは十分長いんですけど、ロスサントスという舞台を使い切れていなかった。

ストーリー以外にもサブミッションのような「不審者と変質者ミッション」やGTAオンラインの方でもその舞台は使われているわけですけど。ストーリーの方で広く深くロスサントスをいじくり回して欲しかったなあ。

ストーリーではフランクリン、マイケル、トレバーの3人が操作できるのですが、トレバーが断然のお気に入りですね。

▼トレバーがブリーフ一丁で立っているところ。今まで撮ってきたスクリーンショットの中で一番のお気に入り
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あの思考回路のぶっ飛び具合。あれほど迷惑で頭のおかしいキャラは映画でもあまり見たことがない。

GTA6のストーリーは果たしてGTA5を超えることができるのか……そう心配してしまうぐらいGTA5のストーリーは良かったし、その功績のほとんどはトレバーにあると思う。

GTAオンラインは全体的にワイワイしてる

PC版GTA5を買うとGTAオンラインっていうマルチプレイでも遊べます。

GTAオンラインはPC版だと世界共通サーバーで遊べます。つまり、世界中の人と遊べるということです。

GTAオンラインに参加すると、基本的にフリーモードと呼ばれるロスサントスの中で自由に遊べるゲームモードに参加することになります。

その前にオンラインで使うキャラを作成します。美形なキャラを作るのは難しいですが、ブサイクなら簡単に作れる。

シワやニキビ、肌の炎症具合など様々な調整項目があって「お前ら絶対にブスなキャラを作るんやで!」というお告げがかすかに聞こえた気がしました。

▼男のような、かつ肌荒れの酷い女キャラを作成して褒められる場面
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ロスサントスの中にはレースとかデスマッチとかゴルフとかアームレスリングとかが遊べる場所があって、そこで全く知らない人や友達と遊べるのです。

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レースはたくさんの人が参加するとカオスな状況になったりして楽しいし、武器を使ってレースする「GTAレース」はGTA版マリオカートな感じになっててハチャメチャです。

舗装されてない山道をデカイ車で走るレースがもう酷かった。操作が難しかったし、プレイヤー同士の足の引っ張り合い(車同士の衝突)が多発してました。そういう部分も含めて楽しかったけど。

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▼旅客機でレース。機体同士の衝突で芋づる式に機体が大破することも
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トラック2台と自転車2台の対決も想像以上に楽しめた。

ルールは単純。トラック側は自転車に乗っているプレイヤーをひき殺せば勝ちで、自転車側はトラックを避けてゴールすれば勝ち。名勝負になることが多かった印象。

▼ひき殺したサイクリストがトラックに挟まっている
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デスマッチで経験した超絶クソマップ

デスマッチは一人称視点(fps)限定の対戦が意外とよかった。三人称視点(tps)でも楽しいですが、一人称視点だといつもと違って新鮮。

▼一人称視点はこんな感じ
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一人称視点だと三人称視点と比べるとどうしても視野が狭くなるので、どこから銃弾がくるのかが分かりにくくてけっこうスリリングでした。

三人称視点を無理矢理一人称視点にしている様子だったので、やっぱりちょっと不自然な感じもあったけど。

中にはプレイヤーが作成したようなマップがあって、そのマップの構造を知っている人だけが1位になれるマップもありました。

自分が体験したのは「初期装備は警棒で、コンテナの上を登ると銃がたくさんあるマップ」です。

▼コンテナの上で一人だけ銃を乱射している(なぜか運良く銃を拾った人も)
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これが本当にクソなマップで、クソ過ぎました。初めは「あっ、警棒だけで戦う近接戦闘限定のマップなんだな」と思ってたのに、途中から銃声と爆発音が聞こえてきました。

皆が警棒で殴りあっている中、コンテナの上にはプレイヤーが一人だけ立っていて、そこで一人だけ銃を乱射してて、一体何が起きているのか状況が把握できませんでした。

どうやら銃がある場所まで行けるルートが一つだけあって、それを知っている人だけが有利になれたようなのです。

銃があるところまで行こうとしてもルートは一つだけなので、コンテナに登ってみてもすぐに射殺される始末。途中で離脱する人も少しいました。

悔しくて最後までプレイしたんですけど、その後の投票で「リプレイ」に投票する人が数人いてなんとなく真相が分かった気がした。

たぶん、再び同じマップで遊ぶことで仕返しをしようと企んでいるんじゃないかと。そう思いました。

一度そのクソマップをプレイした人にはそのマップの仕組みが分かっているわけですし、ゲーム開始直後に銃があるところまで登ればその試合で確実に1位になれる。

ということが投票後に分かってしまった。あの時「リプレイ」を選んでおけば仕返しできたかもなあ…。怒りにまかせてフリーモードに戻らなければよかった。

ま、そういうクソマップもありますが、なんやかんやで楽しかったのは楽しかったです。大抵の場合、しっかりしたマップで遊べます。クソマップと遭遇することはほとんどありませんでした。

フリーモードは不毛だ

デスマッチとかレースとかに参加していい成績を収めると、フリーモードで使えるお金が貰えます。

そのお金で銃や家、車を買って楽しむ感じです。車を改造したりもできますが、50回以上レースで1位をとらないと交換できないパーツもあって、レースに時間をかけるか談合するかしないと性能の高い車は作れない。そこはちょっと面倒くさい。

フリーモードでは不毛な戦いが日夜繰り広げられています。

稼いだ金を銃弾がほぼ効かない「装甲車」やスナイパーライフルにつぎ込んで、近くにいるプレイヤーを殺してばかりの日々でした。

マップにはプレイヤーの位置が常に表示されているので、簡単にプレイヤーと対戦できます。

プレイヤーに会いに行っては殺し、あるいは殺され、挙句の果てにはロケットランチャーや地雷で車を大破させられたりしてました。

お金を稼いでも他プレイヤーを殺すために使い、殺したところで何も得るものがない。厳密にいうとプレイヤーを殺すと雀の涙程度のお金を拾うことができたり、実績が得られます。

しかし、心情的には「無」である。殺したところで何になるんだっていう。

不毛です。これほど不毛な戦いはありません。最初はけっこう楽しかったのですが、これほど不毛なオンラインモードは類を見ない。早い段階で飽きてしまいました。

PC版GTA5を買う前は「GTAでオンライン!? ロケランとか地雷を使いまくって嫌がらせしまくろう!!!」なんて思ってました。

しかし実際にそういうこと(個人車両の破壊、ミッション中の離脱)を繰り返すと「負け犬」になることを知り、絶望したものです。負け犬になると負け犬同士の人としか遊べなくなるそうです。負け犬から解放されるためには時間を要します。

だからもう、スナイパーになってストレス発散するしかありませんでした。スナイプするだけなら負け犬にならないし。

でも芋砂プレイもすぐに飽きるもんで、結局やることがなくなった。

そして私は目覚めたのです。「むしろ負け犬になればいいじゃん!」と。

▼「ブス」と「ホーミングランチャー」と「装甲車」
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「装甲車は卑怯? ホーミングランチャーを使う奴はクズ? そんなの関係ねぇ!!!」

これがもう楽しい。

高級スーパーカーに乗っている生意気なプレイヤー共を、ホーミングランチャーで始末し始めたら世界が変わりました。

自由ってこういうことなんだと。これぞGTAなんだと。自由というよりただ無秩序なだけなんですけどね。

相手はライフルしか使えないのに、自分は爆発物を使いまくるという優越感。

油断していると自分と同じように問答無用でホーミングランチャーを使ってくるプレイヤーにやられたりするのですが、純粋に「悔しい!」と思えました。やはり自由なのは楽しい。

が、すぐにお金は底をついた。他プレイヤーの個人車両を壊すと大抵の場合保険金を払わなくちゃいけなくて、車両を1台壊すごとにそこそこのお金が銀行口座から差し引かれるんです。

お金がないとホーミングランチャーの弾や地雷、手榴弾とかが買えなくなって自由な破壊活動ができなくなります。

予約特典で貰ったゲーム内マネーも全て使ってしまった。強盗ミッションや他のゲームモードで遊ぶぐらいしかたくさんお金を稼ぐ手段がない。

GTAオンラインの悪い点を挙げるとすればそれは「ロードと待ち時間が長いこと」です。

強盗ミッションはストーリーモードと同じような強盗を他プレイヤーと楽しめて、かつお金がたくさん稼げるミッションです。

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しかし、強盗ミッションを始めようにも人が全然集まらない。待ち合わせロビーに入ってきても、すぐに退出する人が多い。

どうやらランクが低いと役に立たないと思われて、すぐに退出されてしまうようなのです。早く人が集まる時もあるのですが、10分ぐらい経ってやっとミッションが始まる感じです。

ミッションが始まってもそのミッションを経験したことがない人ばかりだとグダグダな感じになって、全然ミッションがクリアできない場合が多い。ずっと同じメンバーでようやくミッションをクリアできた時の喜びは大きいですが。

あと、チーターの行動が興味深くて面白かった。

お金とか物体を自由に出現させられる(GMODのような)チートツールがあるみたいで、チーターのそばにいるだけでかなり稼いでしまった。

チーターの様子を動画でまとめました↓

PC版GTA5オンライン – チーターと仲良くしてたら地球が侵略されてた – YouTube

BANされませんよね? なんか怖い。

GTAオンラインでチートツールを使っている人はほとんど見かけません。私はまだ一回しかチーターと遭遇してませんね。

PC版GTA5は神ゲーではない。しかし確実に面白い

結論を言うとPC版GTA5は面白いです。

個人的にはGTAオンラインよりも、一人でストーリーを進めたりドライブしたりロスサントスの街を観光する方が楽しかった。オンラインよりも一人でドライブしている方が気が楽なんですよね。

▼GTA5の翻訳はかなり日本的
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ストーリーに飽きたらGTAオンライン、GTAオンラインに飽きたらストーリーを進める。という風に遊べば飽きが来るのが遅くなると思います。

海外では評価が高すぎてビビってしまうけど「これは神ゲーだ!」と言うほどではない。でも、傑作なのは確かです。まだ体験してないなら買いでしょう。

もうちらほらModも出てきてますし、大型Modが出てくるのも時間の問題です。たくさんのModが気軽に導入できるようになったら神ゲーと言っていいかもしれない。

というか、Modよりもストーリーを拡張したDLCで遊びたい。

あれだけ大きな舞台なのに、舞台を使い切れてないのはもったいない。はやくDLCを出して欲しい。っていうか出るのか? こちらはずっと待つ所存であります。

やっぱりGTAは「リアルに近い世界で、現実ではできないことをする」ことが最大の魅力。PC版GTA5なら、さらにリアルさに磨きがかかった状態で遊べます。

そうするためには高性能なPCが必要なんですけどね。軽さで言えばウォッチドッグスよりもマシだったので十分満足してます。

▼海中の様子。大きなサメと遭遇することも
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▼飛行船にも乗れる
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おまけ:最高に刺激的でスリリングだった「ストリップバー」

初めて起動して10時間ぐらいはストーリーをあまり進めずに、島を車で何周かしてみたり、施設巡りをしてました。

最初にハマったのはストリップバーですね。女キャラの造形は微妙なんですけど、なんかもう雰囲気がエロい。

▼GTA5で遊べる施設の一つストリップクラブ「バニラユニコーン」。たくさん貢げば女の子をお持ち帰りできる
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VIPルームのような個室に女の子と一緒に入って、自分一人のためだけにほぼ全裸で踊ってくれた時は色々とヤバかった。

本当に大事な部分は隠されてたけど規制の無いPC版のおかげで乳首は出てたし、体をなまめかしくクネクネさせるんですよ。

「女の子にタッチしているところを男の従業員にバレると注意される」というスリルもあって、不覚にも下半身が反応してしまった(クソッ…)。女の子の顔はけっこうブサイクでしたけど。

しかも女の子にタッチすればするほどなぜか友好度が上がって、女の子によってはお持ち帰りできるというシステム。

(「普通、店の女の子に触ったら嫌われるよね?」と思ったけどそういう店には一度も行ったことがないので実際のところは分からない。)

女の子と寝るためにマンションまで車で送り届けるのが一番スリリングだった。速度を上げ過ぎたり他の車と衝突してしまうと、女の子は怒って車から降りてしまう。

「これからムフフなことが…」と期待しつつ、女の子を怒らせないようにそ〜っとそ〜〜〜っと運転しました。

目的地のマンションに着いて………これ以上はネタバレになるので書けません。どうなるかは自分の目で確かめてみてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

頭皮スカスカ系ゲーマー。ゲームの作品性よりも純粋なオモシロ度を重視しています。現時点で最高に面白いと感じたFPSは「レインボーシックス シージ」。「かまいたちの夜」の新作発売を願っています。流行にすぐ乗っかるタイプです。新作ソフトは速攻で売っちゃいます。よく誤解されますが鍵屋推進派ではなく「とにかく安く買いたい派」です。