PC版GTA5の推奨スペック/ベンチマークとPC購入ガイド

GTAV(グランドセフトオートV)の必要(最低)/推奨動作環境と、高画質設定で快適動作するゲーミングPC(推奨パソコン)の構成を、ベンチマーク比較や実際のプレイを元に考察。CPUやGPU(グラフィックカード/グラボ/ビデオカード)はどれがおすすめなのか等。BTOパソコンの紹介も。

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PC版『GTA V』の必須/推奨動作環境

どれぐらいのスペックならPC版『GTA V』を美しいグラフィックでカクつき無く遊べるのでしょうか。PC版が2015年4月14日に発売された時点ではフレームレート(fps)が安定しないことが多く、推奨スペックを満たしていてもプレイに支障をきたすことがありました。

しかし発売から一年経った2016年4月時点のバージョン(1.0.678.1)以降は、発売当時に問題視されていたカクつきがほぼ全て改善され、快適さを優先した軽量化設定なら「GeForce GTX 970」程度のビデオカード(GPU)があれば高画質かつ常時60fpsでプレイ可能になりました。

(画像をクリックすると拡大します)

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「GeForce GTX 970」クラスのGPUなら、軽量化すれば高画質な状態で60fps以上を保てる

「GeForce GTX 970」クラスのGPUなら、軽量化すれば高画質な状態で60fps以上を保てる

この記事では、PC版『GTA V』を綺麗な状態でスムーズに遊びたい人のために「コスパに優れたPC構成」を、実際にプレイした感想やベンチマーク結果を紹介しつつ解説していきます。結論を言うと「GTX970+Core i5-6600K+メモリ16GB」ぐらいのスペックがコストパフォーマンスに優れています。

以下より、ロックスター・ゲームスが公表したPC版『GTA V』の推奨スペックを紹介していきます。注意してほしいのは、推奨スペックに記載されている「GeForce GTX 660 2GB」では中設定のグラフィックで妥協する必要があるということ。また、必須スペックは「GTA Vを最低設定でかろうじてプレイできるスペック」と考えた方がいいです。

推奨スペック

OS 64-bit: Windows 8.1、Windows 8、Windows 7 Service Pack 1
CPU Intel Core i5 3470 3.2GHz(4 CPU) / AMD X8 FX-8350 4GHz(8 CPU)
メインメモリ 8GB
GPU NVIDIA GTX 660 2GB / AMD HD7870 2GB
サウンドカード DirectX 10 100%互換
HDD 65GB 以上の空き容量

必須スペック

OS 64-bit:Windows 8.1、Windows 8、Windows 7 Service Pack 1、Windows Vista Service Pack 2(Windows Vistaの場合にはNVIDIAビデオカード推奨)
CPU Intel Core 2 Quad CPU Q6600 2.40GHz(4 CPU) / AMD Phenom 9850 Quad-Core Processor 2.5GHz(4 CPU)
メインメモリ 4GB
GPU NVIDIA 9800 GT 1GB / AMD HD 4870 1GB (DirectX 10、DirectX 10.1、DirectX 11)
サウンドカード DirectX 10 100%互換
HDD 65GB 以上の空き容量

スペック詳細:PC版『グランド・セフト・オートV』必要システム環境 – Rockstar Support

軽量化設定なら高画質かつ60fps以上でプレイ可能

以下のPC環境で『GTA V』をプレイし、fpsを計測しました。表にあるPCパーツのリンクはAmazon.co.jpへ飛ぶアフィリエイトリンクです。

スペック等
CPU Core i5-4670K 4.4GHz(4コア/4スレッド、3.4GHz、最大3.8GHz、オーバークロック済み)
GPU NVIDIA GeForce GTX 970(VRAMは実質3.5GB。製品は「GV-N970G1 GAMING-4GD」)
メモリ 16GB
インストール先 SSD: Crucial MX100 512GB(CT512MX100SSD1
OS 64 bit: Windows 10 Home
ドライバ GeForce 364.72 Driver
fps計測ソフト MSI Afterburner, RivaTuner Statistics Server
解像度 1920×1080
ゲームのバージョン 1.0.678.1

『GTA V』のグラフィック設定は最高設定ではなく、高画質でありつつも軽量化を重視した「妥協設定」にしています。また、フルスクリーンモードではなく「ボーダレスウィンドウモード」で計測。60以上のfpsを計測するために垂直同期モードをオフに、MSAAの負荷を3割減らすためにNVIDIAコントロールパネルにてMFAAを有効にしています(MFAAはGTX 900シリーズ以降のGPUで使用可能)。

グラフィック設定は以下の通り。テクスチャ・シェーダー・シャドウ等は最大にして高画質を保ちつつ、MSAAを2X・草の精密度を高・ソフトシャドウを「ソフト」にする等して軽量化し、VRAM(ビデオメモリ)を2566MBで抑えました。

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「人口密度」「歩行者の種類」「距離の拡大縮小」は最大にしてあります

「人口密度」「歩行者の種類」「距離の拡大縮小」は最大にしてあります

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高度なグラフィックス設定は重いので全てオフに

高度なグラフィックス設定は重いので全てオフに

発売当時のバージョンだと、車両同士を衝突させたりロケットランチャーで車両を爆破させまくっていると、かなりの頻度でカクつきが発生していました。しかし、発売から一年経ったバージョンだとそういったカクつきが激減。全体的なパフォーマンスが向上し平均fpsも底上げされ、妥協設定なら60fpsを切ることはまず無くなりました。

確かにテクスチャのギザギザを滑らかにするアンチエイリアス設定をMSAA X4以上にすると平均fpsは下がりますが、それでも妙にカクカクすることはありません。

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発売当時は交差点で頻繁にカクつきが発生していたが、もうカクカクしなくなった

発売当時は交差点で頻繁にカクつきが発生していたが、もうカクカクしなくなった

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(画像の容量を軽量化しているために画質が少し悪くなっています。高画質版はこちらで確認できます)

で、これが実際にプレイした時の様子です。

VRAMは「GeForce GTX 970」が実質使える3.5GB以上使用されていますが、安定して60fps以上を叩き出せています。時間が経ってくるとメインメモリがPC全体で8GB以上使用されることになるので、実際にプレイする場合は16GB以上搭載した方がいいです。

さすがに重くなる条件(爆発・衝突・車両の多さなど)が重なると60fpsを切ります。しかし、60fpsを切ったとしても59fps程度で止まるので、実質常時60fpsで遊べると言っていいでしょう。

PC版『GTA V』のベンチマーク

CPUのベンチマーク結果比較

こちらはgamegpuによって2015年4月に計測されたベンチマーク結果です。gamegpuによれば最高設定(フルHDでVRAMが3295MB使われるぐらいの設定)で計測したとのこと。PC版『GTA V』が発売された当時のベンチマーク結果なので、最適化されたバージョン(1.0.678.1以降)よりも全体的にfpsが出ていないと考えたほうがいいでしょう。

「Core i5 4670K」と「Core i7 4770K」とでは最低fpsにそれほど違いがありません。最高画質に近い妥協設定で遊ぶことを予定している場合、「Core i5 4670K」クラスで十分です。

gtav-spec-benchmark-fps-16引用:gamegpu

GPU(グラボ)のベンチマーク結果比較

コスパを優先しつつフルHD(1920×1080)かつ常時60fpsで高画質を堪能したいなら、GPUは「GeForce GTX 970」か「Radeon R9 290X」クラスが適切。ただし、AMD製GPUだとMSAAの負荷を3割減らす「MFAA」が使えません。PC版『GTA V』で遊ぶならNVIDIA製GPUを選ぶのが無難です。

gtav-spec-benchmark-fps-2引用:gamegpu

2560×1600(WQXGA)や2560×1440(WQHD)でプレイしたい場合、「GeForce GTX 970」クラスのGPUをSLI構成で使うか、「GeForce GTX 980」を使わないと常時60fpsは難しいです。

gtav-spec-benchmark-fps-15引用:gamegpu

3840×2160(4K)の場合はコスパを度外視してGPUにお金を掛ける必要があります。それなりのGPUがあればフルHDでもグラフィックの美しさに満足できるので、さすがに4Kでプレイするのはコスパ的におすすめできません。

少なくとも「GeForce GTX 980」クラスのGPUが二枚必要になってくるので、本当に高画質を求める人でない限り4Kは諦めた方がいいです。

gtav-spec-benchmark-fps-1引用:gamegpu

メインメモリ使用量は最大8GBほど

メインメモリ使用量はPCに搭載されているメインメモリ搭載量によって異なります。メインメモリが32GB搭載されていると約6GBほど使用されますが、それはゲーム起動時点での使用量です。16GB搭載されていても時間が経つにつれPC全体で最大8GB使われるので、16GB搭載しておけば安心して遊べます。

gtav-spec-benchmark-fps-17引用:gamegpu

まとめ

というわけで、「GTA Vを最高設定に近い画質で快適に動かせる、コスパを考慮したPC構成」は以下のとおりになります。

スペック等
CPU Intel Core i5-6600K(4コア/4スレッド、3.5 GHz、最大3.9 GHz)
GPU NVIDIA GeForce GTX 970(VRAMは実質3.5GB)
メモリ 16GB
ストレージ SSD 500GB + HDD 3TB 以上(理想)
電源容量 700W 以上
OS 64 bit: Windows 10 Home

※PC版『GTA V』はWindows 10でも問題なくプレイ可能

BTOショップの選び方

コスパだけを追求するならドスパラかマウス

▼マウスのG-Tuneなら最低9万円台から購入可能
マウスのG-TuneならゲーミングPCが最低でも9万円台から購入可能

細かくカスタマイズしたいならサイコム

サイコムには「玄人が利用するBTOショップ」というイメージがあったが、最近のサイコムはパソコン初心者の人にも力を入れている。

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結局、BTOパソコンはどこで買うのがおすすめなのか

2016.02.01

ドスパラもマウスも評判が悪いので、サイコムのBTOで半自作PCを作るのがベストだと判断しました

2014.01.20
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ABOUTこの記事をかいた人

頭皮スカスカ系ゲーマー。ゲームの作品性よりも純粋なオモシロ度を重視しています。現時点で最高に面白いと感じたFPSは「レインボーシックス シージ」。「かまいたちの夜」の新作発売を願っています。流行にすぐ乗っかるタイプです。新作ソフトは速攻で売っちゃいます。よく誤解されますが鍵屋推進派ではなく「とにかく安く買いたい派」です。