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【ストーリーのネタバレ無し】シリーズ4作目となる最新版DOOMは、ロックでメタルな音楽と体を融合させながらゴツい銃器で偉そうな人達をグッチャグチャにしていき、神の領域を目指すような高速FPSだ。プレイ後は目と頭がガンガンになるが、将来刑務所に入りそうな気がするなら犯罪者になる前にプレイしておこう。
目次
神に近づこうとするプレイ感と、反社会的な世界観は面白い
「DOOMがFPSの金字塔? そんなこと知るかバーカ!」という態度で2016年版の『DOOM』(以下、DOOM2016)をプレイしておりました。結論を言うとかなり楽しめました。特にシングルプレイのキャンペーンがヤバかったです。プレイしていた時の私はきっと、神でした。そうに違いないと思います。
神に、なる。
初代DOOMもDOOM2もDOOM3もやっとことないです。私はただの、Quake Live世代のゆとりです。それでもDOOM2016のキャンペーンは楽しめましたし、すごかったです。何がすごいのかというと、キャラのスピード・デーモン達の容赦ない襲撃・撃っていて気持ちのいい武器、それらから生まれる全能感がすごいんです。
視野角を130度、マウスの反応をいつものFPSよりも少し高めにして、デスメタル系の音楽に乗っかりながらロケットランチャーやチェインガン(ミニガンみたいなやつ)、息の根を止めるグローリーキルやチェーンソーで気味の悪いデーモンたちグチャグチャに壊していくのは見た目的にめちゃくちゃ気持ち悪いですが、世界の頂点に立っているかのような感覚になります。
「後ろからデーモンのうめき声が聞こえる→一瞬で後ろを振り向き撃つ」そんなプレイをし続けていると「おれ、もうすぐ神になれるんじゃないかな」という錯覚を覚えるようになってくるんです。
クラブ内で高学歴公務員を撃っていくような下克上的快感
重低音のきいたガンガン鳴り響く音楽とデーモンを潰していく場面の調和。小中大と分けられたデーモンの群れとそのウザさ。そのウザさを重装備でズドドドド!と掃除していく感じ。そしてストーリー進行役の命令を「誰がテメェの言うこと聞くかよ」といった態度で無視していくことから伝わる主人公の暴力性。
役所で働いている真面目な人たちの顔面を、一人ずつグーで「オラァ! オラァァ!!」とこれでもかというぐらい連続で殴っていくような爽快さと痛みがあって、大変面白うございました。
他:マルチプレイはチームデスマッチしか機能してない
ただ、マルチプレイが実質チームデスマッチでしか遊べなくて非常に残念。たくさんゲームモードが用意されてるのに。オープンベータに参加してた時は「Quake Liveの方がスピードが速いし、DOOM2016はう〜ん」という感じだったのですが、DOOM2016はこれはこれでスイスイ速くて良いし、Quake LiveはQuake Liveで良いと思います。DOOM2016は意外とグラフィックが高画質でヤバイですし。
自由にマップを作れる「スナップマップ」は、GMOD的にマップを作れて、みんながそれぞれ好き勝手にマップを公開している、といった感じです。キャンペーンはノーマル難易度だと7~10時間程度で終わりますが、もっと血が欲しい人はさらなる高難易度でもう一周するでしょうし、ちょうどいい長さです。
最後に:犯罪に手を染める前にプレイしよう
「人生に何か不満がある人」に向いているゲームだと思いました。あの手この手でデーモンを殺し、その破片を目に焼き付けましょう。「このままだと快楽殺人犯になっちゃうかも?!」と心配してるならご安心ください。DOOM2016が解決してくれます。
Steam:DOOM
公式サイト:DOOM Official Website
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