デスストはなぜ「なんかすごい」のか?【レビュー/評価/感想】

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PC版もSteamで発売される予定のデス・ストランディング(DEATH STRANDING・PS4版)をプレイした感想・評価・レビュー。PC版は2020年夏に発売予定で、Green Man Gamingで買うのが安くて日本語字幕・日本語音声あり。

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(Image:DEATH STRANDING – Hard Work – 4K – YouTube)

デスストやりたくない

正直言うと、ストーリーはよく分かりませんでした。毎回ゲームをやる度に「今日はデスストしたくないな…」という気持ちになってました。

ただ、一度始めるとけっこう楽しくて。アメリカを再建するストーリーと、「生と死」に焦点を当てた世界観が無ければ全クリするまでプレイできなかったかもしれません。

あらゆる障害を乗り越えながら荷物を配達していくのは、実際の仕事のようでストレスとして脳みそに蓄積されていく感じもありました。そんな嫌な”仕事”をこなしていけたのは、ひとえに物語と世界観が魅力的だったからなのかなぁと思っています。

生と死+アメリカ再建=なんかすごい

なぜ物語が魅力的だったのか。たぶんテーマの大きさと広さにあるのではないでしょうか。

「生と死」を扱うと必然的に「なんかすごい」感が高まるのでしょうし、しかも舞台は「アメリカ」。アメリカって”なんかすごい”イメージがあるじゃないですか。

そんなアメリカをプレイヤーの皆で再建していく。「生と死」という生物にとって普遍的なテーマがあり、ゲームの舞台は(私が)無意識的に憧れを持っている「アメリカ」。つまり、デスストは「なんかすごい」。

この「なんかすごい」の圧が常に掛けられている状態だと、ゲームのシステムがプレイヤーにストレスを与え続ける、まるで現実世界の仕事のようなものでも、ただただ圧倒されるしかありませんでした。

ぜんぶ僕でした物語

ストーリーの内容はあまり良く分かってはいないのですが、一言で言うなら「ぜんぶ僕でした物語」。これが簡潔で個人的に気に入ってます。

ずっとプレイヤーをミスリードさせ続けて、最後に裏切りがあって、そこでもしっかり裏切ってくれて、真相を知った時には「なんかすごい」状態になっているという。

しっかり裏切ってくれたのはありがたかったです。後半のメッセージ性の強い感じが少し気になりましたが、いや、やはりメッセージ性は強かったですよね?

デスストをプレイした時を思い出すと「なんかすごかったけど、なんか最後らへんめっちゃメッセージ性強くなかった?」みたいな感覚が残っているのを、今でも心の中で確認できます。

▼Green Man Gamingでのゲームの買い方は以下の記事で解説

Green Man Gaming(GMG)でのゲームの買い方、クーポンの使い方

2018.03.27

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