薄まった潜入感。MGO3感想/評価/レビュー【ベータテスト版】

思っていたのと違う。PC版メタルギアソリッドV:ファントムペイン(MGSV:TPP)のオンラインマルチモードである「メタルギアオンライン3」(METAL GEAR ONLINE)でPvPしてきた。MGO3特有の対人戦に関する不満について。正式版になってもプレイし続けることはないかも。

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MGO3で感じた不満

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MGSV:TPPをSteamアカウントで所持していれば誰でも参加できる、PC版「メタルギアオンライン3」(以下、MGO3)のベータテストに参加してきました。結論を言うと、思っていたのと違った。

不満は以下の通り。

  • 人間が相手だから敵を気絶させるのが難しく、結局ライフルで殺すのが当たり前になってくる
  • もっと時間をかけて潜入したいのに、試合時間が短いから潜入感をあまり味わえない

情報処理が上手なヤツが勝つ

これは試合形式の一つである「BOUNTY HUNTER」(バウンティーハンター)の感想なんですけど、NPCを相手にして潜入するストーリーモードより、明らかに潜入感が薄まってるんです。

敵がいるでろう所に時間をかけてゆっくりと忍び込んでも、誰一人殺さずに試合が終了してしまうことがあった。「メタルギアシリーズって潜入がメインなんじゃないの?」と思っていました。しかしバウンティーハンターというゲームモードでは、素早く動いて敵を殺し、スコアを獲得していくのが主流なようです。

「プレイヤーを殺しまくって賞金首にかかった人」をフルトン回収をすれば逆転できるのは良い。でも、それがめちゃめちゃ難しいんですよね。

麻酔銃でヘッドショットを決めれば相手は一発で気絶するんですけど、そもそも相手の裏をとるのが困難。試合時間は短いからスコアを高めるためにはダッシュしないといけないし、ダッシュすればノイズが発生して現在地がバレやすくなる。

MGO3には多くの装備品があるようだし、音の概念やマーキング機能もあるから、プレイ中はいろいろと忙しい。周囲とレーダーを常に見張るぐらいの勢いでプレイしないとすぐ死ぬ。確保すべき情報とその量が多いし、そんな状況でエイムするのは難しい。プレイヤーのテクニックと、情報処理能力が求められるタイプのPvPだと思う。

ちなみに、バウンティーハンター以外にも「CLOAK AND DAGGER」(クローク&ダガー)や「COMM CONTROL」(コムコントロール)といった一味ちがうゲームモードもあります。

マップによってはスピード感が違う

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とにかくゲーム展開が速い。これが潜入感を味わえない要因の一つになってます。

双眼鏡で敵をマーキングしても、その敵はその場から颯爽といなくなるし、ウォーカーギアで暴れまくってる奴もいるし、スピード感がストーリーモードと比べて全然違う。速すぎる。ただ、マップによってスピード感は違うけど。

つまらないというわけじゃないけど、じっくり潜入したい

素早い状況判断とテクニックが求められるし、グラフィックは綺麗で軽いし、なんとなく面白く感じる。ウォーカーギアで無双できるわ、スナイパーライフルでキャンプできるわ、盾を持って強引に攻めることもできる。

偵察・重装・潜入という三つのクラスが用意されてたり、装備の種類がそこそこあるのはよかった。やっぱり、潜入感をいちばん感じられる潜入クラスが最も楽しい。ストーリーモード以上の潜入感はないですけど。

特に、終盤はフルトン回収で逆転できるのがいい。敵を殺しすぎたら、背後からのCQC(近接格闘)に気をつけなきゃいけない。気絶させられたらフルトン回収されちゃうからね。

情報が多いなかで正確なエイムがもとめられる「テクニック重視なPvP」なんですけど、それも一つの醍醐味だから全く問題ない。

ただ、バウンティーハンターの試合時間が短いのが残念でした。もっと「じわじわと潜入したい」というのが本音。ゲームによっては試合時間は短い方がいい場合もあるけど、少なくともMGO3のバウンティーハンターでは試合時間を2倍長くしてほしい。一回の試合があっさりしてるところが微妙なんです。

ストーリーモードと同じくらい深いゲームだと思っていましたが、なんかカジュアルすぎないですか。この仕様でMGO3が正式にリリースされても、たぶん長くはやらない。正直、『レインボーシックス シージ』の方がはるかに面白いし。

というか、『レインボーシックス シージ』が面白すぎて最近ずっとやってる。2016年はシージの年になると思う。

関連:最悪な中毒性。レインボーシックスシージ感想/評価/レビュー

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ABOUTこの記事をかいた人

頭皮スカスカ系ゲーマー。ゲームの作品性よりも純粋なオモシロ度を重視しています。現時点で最高に面白いと感じたFPSは「レインボーシックス シージ」。「かまいたちの夜」の新作発売を願っています。流行にすぐ乗っかるタイプです。新作ソフトは速攻で売っちゃいます。よく誤解されますが鍵屋推進派ではなく「とにかく安く買いたい派」です。