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2020年8月4日にSteamでPC版が2,050円で発売され、プレイヤー数は2日で76,520人(ピーク時)を突破。最大60人で競い合い蹴落とし合うマリオパーティ風の新作バトルロイヤル「Fall Guys: Ultimate Knockout(フォールガイズ アルティメット ノックアウト)」の評価・レビュー。簡単に操作できて、気軽に遊べて、負けても楽しい…けれども問題点もいくつか。
「速攻で飽きる」…かと思いきや
飽きます。初回にプレイしてからどれくらいで飽きるかと言うと、1時間30分後に「ちょっともういいかな」という気持ちになります。
とは言え、面白いかつまらないかで言えばなかなか面白いです。チュートリアルを軽く見ているのにも関わらず最初の30分間は操作方法を掴めずに負けまくり。負けているのに画面も頭の中もパーティー状態。楽しい。
ゲーム開始から30分ほど経つと「掴む」などの動作方法を理解出来てきます。ジャンプより「タックル」の方が着地が安定します。
プレイヤーが操作する二頭身のキャラクターは、予想もつかない動きをすることがあります。
二頭身キャラのふにゃふにゃした動きの「慣性の感じ」というか、一切の論理を排除したような動作を感覚的に理解すれば、なおかつ運がよければミニゲームで勝ち続けられるでしょう。
なぜ『超』高難易度なのか?
Fall Guysはもしかしたら世界一難しいバトルロイヤルゲームかもしれません。難しさの要因の一つとしてランダム性が挙げられるでしょう。
Fall Guysではミニゲームを繰り返して試合ごとに脱落者を決めていきます。恐らく、最後まで残った人が勝者です(最後まで勝ち残れたことがないので実際は引き分けとかもあるかもしれない)。
Fall Guysでは何でもかんでもランダムで決められます。どのミニゲームで遊ぶかは「ランダム」で決められますし、チーム戦の時の人選も「ランダム」。開けられる扉が「ランダム」で決まっているステージもあります。
他にも巨大なフルーツが転がってくるステージがありますが、どのように巨大フルーツが転がってくるかなんて分かるはずがありません。
巨大フルーツの動きを見切ったとしても他のプレイヤーが急にぶつかってきて連鎖的にフルーツに直撃し場外へ飛ばされることもあります。
最大で60人のプレイヤーが一つのステージ上で競い合ったりするわけですが、ステージによってはほぼ全プレイヤーがぎゅうぎゅう詰めになるケースもあり、その様子はまさにカオスと言えるでしょう。
残り10人台まで勝ち残ったとしても、苦手なステージが「ランダム」で選択されたらほぼ負け確定。たとえ得意なステージが選択されても、「操作技術」「タイミング」「運」のどれか一つが欠けていれば勝ち残れません。
『浅さ』と『不安』
「1位になること」だけを考えれば、Fall Guysというゲームはシンプルかつおバカな装いをしつつも実際は奥が深いのかもしれません。
というより「1位になること」なんてどうでもよくなるくらいの、良い意味での「浅さ」があるのが個人的には好きです。(難しいけど簡単な操作、気軽に遊べる、負けても遺恨を残さない、プレイヤーに煽られない、煽り耐性が皆無でも問題無い…等々)
ちなみに、2020年8月5日時点ではかなりプレイヤー数が多いです。PC版でのピーク時におけるプレイヤー数は76,520人を突破しています。
マッチングも相当早く、一息ついた頃にはゲームが開始されます。日本から接続して遊ぶ場合は、アジア地域の人たちとマッチングすることが多いかもしれません(※プレイヤー名から推測)。
また、キーボード+マウスよりもコントローラーでのプレイを圧倒的に推奨します。
ただ、飽き性の人は速攻で飽きます。ミニゲームの数も案外多い印象を持ちましたが、末永く遊べるかどうかについては現時点では不安が残ります。
▼フォールガイズに飽きてしまったなら…
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