逆転裁判6 評価/感想/クリア後レビュー オカルト裁判の最高峰(ネタバレ無し)

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【ストーリーの核心的ネタバレ無し】逆転裁判7ではリアルを突き詰めた裁判に期待したい。そう思わせてくれるぐらいの、オカルト満載な最終話だった。革命が起きるか起きまいかといった緊張感のある舞台設定や、夢の対決の実現には燃えた。テンポが悪い等といった悪評は瑣末な事でしかない。

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オカルトの終焉

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逆転裁判シリーズの中でも最高の出来。オカルト要素をこれでもか!というぐらい駆使した霊媒トリック。オドロキは日本最強の弁護士と対決。鳥肌がたった。

オドロキは「日本最強」と噂されているアイツと対戦する

オドロキは「日本最強」と噂されているアイツと対戦する

アマゾンのレビューでは「テンポが悪い」とか「ナルホドの活躍をもっと見たかった」といったような不満が散見される。確かに第1話の裁判では証人の発言が長く感じられ、うっとおしいものがあった。そして今作の実質的な主人公はナルホドではなくオドロキだ。

しかし、大事な所はそこじゃない。逆転裁判1~5で積み上げられたオカルト的な部分が、今作ではついに爆発した。まさにフォールアウト。

オカルトなトリックであるのにも関わらず、詰将棋のように綺麗なロジック。適当に流し読みしていれば容赦なく有罪にしてくる難易度。5回以上はゲームオーバーになったと思う。

今作の主な舞台はクライン王国。ヒマラヤ山脈あたりの国(たぶんネパール)を参考にしたような国だ。この国では「弁護罪」と呼ばれる、弁護士にとって最悪な法律が制定されている。被告人が死刑なら弁護士も死刑、というわけだ。

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この国ではそんな弁護罪によって革命派が生まれ、革命の気運が高まっている。オドロキとナルホド、そして真宵にココネ。彼らと彼女らが、そしてお馴染みのあいつらも加わり、異国で旋風を巻き起こし、それは台風の目となっていく。

「テンポが悪い」なんて些細なことだ。逆転裁判6で「オカルト」にようやく終止符がついた。次回作は物的証拠をブンブン投げ合う、現実的な裁判に期待したい。

今の日本を皮肉ったようなシュールな笑いもあるよ

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