ポケモンGO 評価/感想/レビュー 最強のけつばんを求めて三万歩

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Pokemon GOは三日で飽きたし、怖気づいてナンパも出来なかったけど、これからも続けていく。なぜならポケモンだからだ。ポケモンGOで一番面白いのは、他のプレイヤーが「ポケモンGOをしていないフリ」をしたり、彼らが少し恥ずかしがっている所を見ることだ。ポケモンGOは美しいケツを作り出す壮大な装置でもある。

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ポケモンGOは田舎でもGOしてる

ポケモンGOがやばい。僕が住んでいる「魅力的な観光スポットが特にない田舎」でも、ポケストップが5個ぐらい集まってる場所があって、深夜にも関わらず若者たちが20人以上もたむろしているではないか! 僕はハゲているので太陽が出ている日はなるべく外に出たくない。余計にハゲるからだ。「若者たちよ、深夜は俺の時間帯だ!」と叫びたかったけど、それはまた次の機会にしてやるか。

ところでポケモンGOをしている諸君、調子はどう? 飽きた? 僕は飽きた。三日で。でもそんなの関係ない。なぜならポケモンの方からこっちの世界にやってきたからだ。これでいつもの散歩が1.5倍ぐらいは楽しくなってる。なってないの? 初代ポケモンからやり直せ。ゲームボーイ版の緑色のパッケージをおすすめする。まずはノスタルジックを構築しろ。

ポケモンGOをプレイして思ったことを述べていきたい。ざっくり申し上げると、「ポケモンGOよりも、ポケモンGOに取り憑かれている人間の表情・行動の方が面白い」「ポケモンGOはケツを美しくさせる魔法のようなゲームアプリ」…ということだ。攻略法については特に触れていないので、Wikiでも読んできな!

記事執筆時点における持っているポケモンの最高CPは932。4万ほどあった「ほしのすな」(ポケモンを強化・進化させるために必要なアイテム)もほぼ底を尽きた。ポケモンの名前に関してはかなり自由に付けられるようだ。

記事執筆時点における持っているポケモンの最高CPは932。4万ほどあった「ほしのすな」(ポケモンを強化・進化させるために必要なアイテム)もほぼ底を尽きた。ポケモンの名前に関してはかなり自由に付けられるようだ。

4800円課金し、30分間だけ獲得XPを2倍にする「しあわせタマゴ」や、ポケモンの卵を孵化させるために必要な「ふかそうち」をショップで購入。後悔はしていない。

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ポケモンGOをしている人の恥じらった顔が好きだ

一年ぐらい前からナンパに挑戦している。10回以上は声を掛けているけれど、まだ一度も成功(性交)していない。そもそも見知らぬ女性に声を掛けること自体が難しい。ものすごく勇気のいることだ。

声を掛けられないぶん、「その人がなぜそこに居て、今どういう気持ちなのか」ということを自然に考えるようになった。もちろん、ポケモンGOの入ったスマホを持って歩いていても、僕のアンテナは常にMAXだ。

僕はDaiGoみたいなメンタリストではないが、目の前にいる人がポケモンGOをやっているかどうかを見極めることが出来る。手にスマホがあり、目があった時に少し恥じらっていたらそいつは確実にやってる。(あるいは目が泳いでいたら)

ポケモンGOの面白い所はそういうところなのだ。ポケモンGOは人間の持っている「恥」を引き出してくれる。僕はその人の恥じらった顔や後ろめたい表情を見て、心の中でほくそ笑むのだ。僕のことが気持ち悪い? 人間ってそういうもんだろ。

やっぱり「いい年した大人がポケモンGOにハマるのは恥ずかしい」と、多くの大人は思っているのだろう。スマホを持ちながら「ポケモンGOなんてしてませんけど?」と言わんばかりのすまし顔で歩いている人が多くいるのが、その証拠だ。(もしかしたらイングレスなのかもしれないけど…)

ポケモンGOの経済効果よりも「ケツ」に注目しろ

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ポケモンGOをプレイしているであろう若い女性を見ると、ふと思う。「今の俺、今の状況、今のポケモンGOの熱狂ぶり! 今なら声かけられるんじゃね?」と。だけど無理だった。ポケモンGOをプレイしている女性は大抵キラキラしている。その光がまぶしすぎて僕は後ずさりしてしまうのだ。

でもいいんだ。ポケモンGOは日本全体、いや世界全体に大きな経済効果をもたらすだろう。そのうち小粒な経済評論家が「ポケモンGOの経済効果は〇〇〇〇億円です!」と発表するに違いない。バカな奴らだ。こいつらは何も分かってない。

ポケモンGOによってもたらされる効果は、家族や友達の仲をよりいっそう良くしたり、マクドナルドの業績を高めたり、引きこもりをアウトドア派に変えるだけではない。ポケモンGOはアートを生み出す装置だ。

そのアートとは「美しいケツ」のことである。つまり「ポケモンGOのために歩く→ケツのラインが美しくなる」ということだ!

想像してみてほしい。「もしも世界中の人々のケツが美しくなったら…?」と。ポケモンGOの楽しさに「美しいケツを見る喜び」がプラスアルファされるだろ? 経済評論家たちに足りない視点はこれだ。

正直に告白する。僕はスマホの画面を見つつ、目の前にいる人のケツも見ている。ケツ評論家の僕からみても、人々のケツが順調に育っていることを確認できた。確かにポケモンGOには飽きている。しかし、ポケモンGOは散歩を楽しくさせるツールとして有効であることは明白だ。

ポケモンGOの熱狂がなるべく長く続いてくれるとありがたい。人々がポケモンGOを「ダイエットの苦しみをやわらげる道具」として捉えることが出来たのなら、「ポケストップに寄るために今日は少し長く散歩しよう」…人々にそんな習慣がついたのなら、僕の勝ちだ。

理想郷の実現はもうそこまで迫っている。ナンパが出来なくても、出会い厨になれなくても、そこに「いいケツ」があればそれでいい。

最後に:〜最強の「けつばん」を求めて〜

ポケモンGOには飽きてはいるけれども、これからもやっていくつもりだ。なぜならポケモンだからだ。それ以上の理由はない。

いや、ある。人々のケツを観察する義務が僕にはある。ポケモンGOを通してフィジカルとメンタルを鍛え上げられるのなら、いつかは最強の「けつばん」をゲットできるかもしれない。

〜Fin〜

補足
「けつばん」とはゲームボーイ版ポケットモンスター(赤・緑・青・ピカチュウ)に登場する、バグによって生まれたポケモンのこと。この記事では「美しいケツをした女性」のことを指している。

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