この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
値段の高いゲームは必ずしも面白いわけではない。ただし、安いからといってつまらないわけでもない。インディーズゲーム「Downwell」はそのことを証明している。Downwellをプレイした感想(レビュー)と、PC版(Steam版)で動作が重くなる現象の対処方法について。
大作ゲームの意義を考えさせられるゲームだった
「Downwell」(Windows/iOS)を1時間ほどプレイしました。
Downwellはとにかく下へ下へとくだっていくゲームです。井戸の中にはモンスターがうじゃうじゃ。下半身から発射される弾のようなものを放出して、敵と障害物を破壊しつつ、下っていきます。ある程度くだったらゴール地点が見えてくる。そこを通れば一面クリア。
音と動き。これらが爽快。弾のどこか懐かしい発射音と、ゲームセンターで流れてくるようなBGMが、いい意味で切ない。
シンプルながらもかわいらしい棒人間型の主人公は、どこまでも深く暗黒な井戸の中で、弾の発射によってうまれた滞空時間を利用しつつ、軽快に落ちていく。
初心者向きのゲームではない。主人公の体力はあまりにも脆弱で、最初は4回敵に当たれば死ぬ。敵は多く、いやらしい動きでプレイヤーを苦しめてくる。
コウモリの動きにはキレそうになりました。あまりにも動きがムカつくので、とても汚い言葉を何度も叫んでしまった。心の中で。
それでも「次こそは…!! 次こそは…!!」とのめり込んでプレイしてしまう吸引力が、このゲームにはある。
自分はSteamでDownwellを298円で買いました。無料スマホゲームにむしばまれてしまった人には高いと感じるかもしれません。
約束しよう。298円以上の何かは必ず返ってくる。何がどのように得られるのかは、自分の五感で確かめてみてください。
自分はDownwellをプレイして、大作ゲームの存在意義について考えたくなりました。たった300円程度のお金と少しの時間を使うだけで、体にあるほとんどのエネルギーを奪い去っていき、それらを全て快感に変換してくれるゲームはそうそうない。
5000円も払ってまあまあ面白い大作ゲームって一体…?
PC版が重い場合はウィンドウモードでプレイしよう
自分の環境(Windows10)だと、フルスクリーンモードでプレイすると動作がカクカクになって重たかったです。45fpsぐらいしか出てなかった。しかし、ウィンドウモードに切り替えたらすこぶる動作が軽くなったので、「なんか重いなー」と感じる方はウィンドウモードに変更すると幸せになれるかもしれません。
あと、DownwellはiPhoneでプレイするよりPCで遊んだ方がいいらしい。指のせいで画面が見づらくなってしまうそうです。PC版だとプレイ中はスペースキーと左右の矢印キーしか使わないので、ゲームセンター感を味わえて楽しいですよ。
@mushi_tetsu iOS版も購入したんですけど、操作性は圧倒的にPC版の方が良いですね。iOS版は横持ちならまだマシなんですけど縦持ちだと指で画面下が隠れて奈落にひたすら運任せに降りてくゲームになっちゃうので…(酷評
— 紙袋 (@Paper_Bag_12335) 2015, 10月 17