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海賊感がとにかく凄い。この海賊感を堪能するためだけでもプレイした方が良い…と思いましたが、いろいろとテンポが悪く人を選ぶゲームでもあります。Steamで発売されたPC版「Sea of Thieves」(シーオブシーブス)を英語でプレイした感想。(評価・レビュー未満)
(Image:© 2020 Microsoft. All rights reserved.)
海賊感が凄い
以前からMicrosoft Storeで発売されていたらしい「Sea of Thieves」というゲームが2020年6月3日にSteamでリリースされたので軽くやってみました。(※この時点では日本語音声・字幕には非対応)
簡単に言うとこのゲームはオープンワールドな世界で海賊ごっこが出来るゲームで、とにかく海賊感がすごい。船の錨を下ろしたり帆を張ったり、船が岩とぶつかって故障したら木の板で修理したり、本当に海賊っぽいことができました。もちろん銃や、海賊が持ってそうな刀(カットラス?)もあります。
グラフィックもアニメ的で悪くなくて、波の表現も高低差を感じさせるような出来でこれまた良い。船の操作も舵で操作できたり、他の海賊船とか巨大なサメと遭遇したら砲台やハープーンで戦ったりもできます。
とにかく「海賊してる感」がすごい。ここに関しては素直に感動しました。PvP要素もあって、他の船から略奪もできるらしいです。
テンポが悪い
ただマルチプレイの場合、テンポがあまり良くありません。
- マルチプレイに参加
- 数分待つ
- 数人のプレイヤーが集まる
- 数分待つ
- みんなでクエスト(宝探し・討伐とか)を決める
- ちょっと待つ
- ゲーム開始
- 海原へ
…とこんな感じでゲームが始まるまでが少し長い。たぶんフレンドと遊ぶならサクサク進むとは思いますが、赤の他人と遊ぶ場合は今の所ほぼ外国人とプレイすることになり、コミュニケーションで支障が出るかもしれません。ただ、雰囲気を読んで遊ぶことは十分可能だと思います。
で、航海自体も基本的にまったりしてます。目的地の島にたどり着くまでにサメと遭遇することもありますが、舵を取るとかメインの役目から外れたプレイヤーは砲台に弾を詰めたり、船の高い所から遠くを望遠鏡で眺めたりするぐらいしかやることが無く、基本的に暇。
ただ、この辺に関しても「海賊してます!」感があり、なんだかんだで悪くないのも事実。このゲームの「航海」が肌に合うかどうかは人によると思います。
ポテンシャルも凄い
アリーナと呼ばれるPvP専用モードもあるのですが、プレイヤーが集まるまでかなり時間がかかるらしく、プレイヤーが数人か集まっているのに全然ゲームが始まらない現象と遭遇したのでなんとも言えません。たぶん楽しいんでしょう。
あとは同盟とかも組めるらしいです。どんどん強くなって伝説の海賊クラスのプレイヤーになれそうな気もしますが、とてもとても時間が掛かりそう(※予想)な感じもしました。
雰囲気は抜群で、システム的には疑問が残る点もありますが、基本的に協力プレイが前提となっているので略奪がしたくてもみんなの意思が一致してないと難しそう…。
ただ、非常に可能性を感じるゲームでもあります。今後のアップデートでさらに良くなりそうです。