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G2A.com等の鍵屋でダウンロードキーを買い、おま国・おま値回避のためにVPNを使ってSteam・Origin・Uplayで認証した後、ライブラリからゲームが削除されても返金保証が受けられる?Ubisoftがファークライ4等をUplayアカウントから消した経緯について。
Ubisoftのゲームがライブラリから消える事件が発生
Ubisoftが、G2AやG2Playなどの鍵屋から購入されたファークライ4(Far Cry 4)を、一部のUplayアカウントから消しました。
※鍵屋とは、Steam・Origin・Uplayなどのゲームライブラリにゲームを追加できる「キー」を、比較的格安で売っているウェブストアのこと。
▼大体こんな経緯
↓
盗難クレジットカードで購入された「不正なキー」がG2AやG2Playで販売される
↓
Ubisoftが、不正なキーで認証されたゲームを、一部のUplayユーザーのライブラリから消す
↓
G2AやG2Playでキーを買ってUplayで認証した人の中から、ファークライ4等のゲームがライブラリから消え始める
↓
Ubisoftがユーザーのライブラリからゲームを消していることが発覚
↓
G2AやG2Playは、ゲームが消えてしまった人たちを対象に返金対応をしている
・・・という感じです。
追記:
鍵屋の利用がますます捗ります 特にUbisoft / Ubisoftが無効化したゲームキーに対し、既に認証済みであったゲームキーは再び利用可能にする方針を発表
http://t.co/BbkDdniMeE
— mushi_tetsu (@mushi_tetsu) 2015, 2月 4
G2Aは、「ゲームを売りたい人」(セラー。Seller)と「ゲームを買いたい人」が集まるプラットフォームです。要するにゲームの取引市場です。
G2Aの場合、ファークライ4等を売っていたセラーの中に、「不正なキー」を売っていた人たちがいました。
その人たちからキーを運悪く買ってしまった人たちが、ライブラリからゲームが消えるという事態に巻き込まれた、というわけです。
今回の件を受けて、G2Aは不正なキーを売っていたセラーを市場から排除しているとのこと。
ゲームが消えてしまった場合の対処方法
もしかしたら、私が書いた記事「日本語化可能。海外PC版Far Cry 4を安く買い、VPNを使ってUplayで認証する方法」からファークライ4を買った人の中にも、ライブラリからファークライ4が消えたという人がいるかもしれません。
その場合、G2Aは「G2A Shield」に入っていない人にも返金対応をするとのことです。
参考:G2A.COM – OFFICIAL STATEMENT ABOUT THE UBISOFT SITUATION…
同様に名の挙がったG2Aも、購入者に補償することをFacebook上で約束している。G2Aには加入者のプロダクトキーを100パーセント保証する有料のShield Serviceが存在するが、今回は非加入者であっても購入したコードに問題があると判断された場合、返金対象となる。
引用先の記事は、鍵屋を利用している人にとっては一読の価値アリです。
Kinguinによって運営されているG2Playの場合でも、返金対応をしてくれるはず。Kinguinでは、今回の件でファークライ4だけで1000個以上が影響を受け、かなりの額が返金されると見積もりを出しています。
参考:Blog – Kinguin Refunds Revoked Ubisoft Keys
G2AやG2Play、もしくは別の鍵屋でUbisoftのゲームを買い、それが消えてしまった人は鍵屋のサポートにメールで連絡してみましょう。英語ができない人はダメ元で日本語で文章を送ってみましょう。
G2Aのサポートはこちらから。あるいは、公式サイトからログインして、設定 > 私のチケット > 注文 > 私のキー でサポートチケットを発行し、返金要求できます。
G2Playの場合、Account Settings > CUSTOMER SUPPORT > CONTACT CENTER > MY ORDER から返金要求ができます。
どの場合でも、Ubisoftサポートとのやりとりが映った画像を添付すると早く話が進むでしょう。また、今回の件でUbisoft・G2A・G2Playはサポート対応でかなり忙しい状態で、返答には時間がかかっている模様です。
鍵屋の印象が良くなった
今回のように、ライブラリからゲームが消える騒動は過去に何回かあります。こういうことが起きるので、「鍵屋の利用は自己責任」と言われているのでしょう。
VPNを使ってキー認証している人は世界中でたくさんいます。アカウントがBANされなかっただけマシだと思うべきでしょうか。
G2AとKinguinが返金対応をしているのが好印象でした。鍵屋がゲームの返金保証をし、さらにゲームが安いとなれば鍵屋の利用はさらに加速していくと予想。私自身は、これからも鍵屋を利用していきたいなあ、と思っています。
私の場合は、G2Playで海外版ファークライ4を購入し、アメリカのVPNを介してUplayで認証(アクティベーション)しました。
しかし、今現在も消されていません。ファークライ4は十分遊んだので、むしろ消えて欲しかった。もし消されていたら返金要求できたのに・・・。
今回は騒ぎが大きくなったから、G2AはG2A Shieldに入っていない人にも特別に返金対応をしているのだと思います。
今後もゲームがライブラリから消えることは十分起こりうる。
キーを購入する際は、G2Aをよく利用している方は「G2A Shield」に、G2Playの場合は「KINGUIN BUYER PROTECTION」に、他の鍵屋を使っている人は何らかの保証サービスに入っていた方がいいかもしれません。
あるいは、「ゲームが消える前に飽きるまで遊びつくす」というのも一つの手です。