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H1Z1の必須・推奨スペックや、最低/低/中/高/最高画質の画像(スクリーンショット)を比較。OSはWindowsで64bitじゃないと動作しない模様。ほぼ最大設定で快適にプレイするにはハイスペックなPCが必要。おすすめなグラフィックカード(GPU)・CPU・PC構成を考察。
目次
H1Z1が動作するスペック
※動作環境・仕様・画像は全て開発途中のものです。最新バージョンとは異なることがあります。
H1Z1の最低・必須動作環境(スペック)
H1Z1はOSが64bit以上でないと動作しません。注意。
- OS: Windows 7 64 bit
- プロセッサ(CPU): Intel i3 Dual-Core 要ハイパースレッディング(Hyper-Threading)
- メモリ: 4 GB RAM
- グラフィックス(GPU): nVidia GeForce GTX 275 以上
- DirectX: Version 10
- ネットワーク: ブロードバンドインターネット
- ハードドライブ(データ容量): 20GB以上の空き容量
- サウンドカード: DirectX対応のサウンドカード
H1Z1の推奨動作環境(スペック)
- OS: Windows 7 64 bit
- プロセッサ(CPU): Intel i5 Quad Core 以上 / AMD Phenom II X6 以上
- メモリ: 8 GB RAM
- グラフィックス: nVidia GeForce GTX 560 以上 / AMD HD 6870 以上
- DirectX: Version 10
- ネットワーク: ブロードバンドインターネット
- ハードドライブ(データ容量): 20GB以上の空き容量
- サウンドカード: DirectX対応のサウンドカード
参考:Steam:H1Z1
H1Z1の画質比較
最低〜最高画質までの比較
アーリーアクセスアルファの段階では、
- Very Low(最低設定)
- Low(低設定)
- Medium(中設定)
- High(高設定)
- Ultra(最高設定)
上記5種類の「Overall Quality」(全部の質)と「Pixel Quality」(テクスチャの解像度)が用意されています。
今のところアンチエイリアスを調整したりするなど、グラフィックを詳細に変更することはできません。
H1Z1のグラフィックは以下の通りです。(開発段階)
▼Overall Quality: Ultra、Pixel Quality: Ultra(最高設定)
▼Overall Quality: High、Pixel Quality: High(高設定)
▼Overall Quality: Medium、Pixel Quality: Medium(中設定)
▼Overall Quality: Low、Pixel Quality: Low(低設定)
▼Overall Quality: Very Low、Pixel Quality: Very Low(最低設定)
Overall QualityがMedium以下になると暗闇が多くなり、戦闘面でかなり不利になります。恐らく今後のアップデートで改善されるでしょう。
ちなみに、Pixel Qualityだけを下げるとテクスチャがボヤケた感じになります。
▼Overall Quality: Ultra、Pixel Quality: Very Low
上の画像はブログ用に画質を下げています。元画像を見たい方はこちらで。
バランスがいい画質設定について
▲Overall Quality: Ultra、Pixel Quality: Ultra
CPUは「Core i5-4670K」、GPUは「GeForce GTX 970」、メモリは16GB、ストレージはSSDでH1Z1をプレイ。
Overall QualityとPixel QualityがUltra(最大設定)だと、場所によってはfpsが落ちる場面がありました。特に、影の多い森だとかなりの確率で重くなります。
森に入った時に記録した最低fpsは38~42ぐらい。森の中だと大体40~60fpsを推移します(fpsは60で制限)。
影の少ない場所だと60fpsを維持できていたので、最大設定だと影の処理に負荷が掛かるみたいです。
▼Overall Quality: High、Pixel Quality: Ultra
自分のPC環境だと、「Overall Quality: High」「Pixel Quality: Ultra」という設定なら快適に遊べました。
Afterburnerでfpsを60に制限し、上記の設定で何時間か遊びましたが、fpsが59以下になることはほとんどありませんでした。
※Afterburnerとは、GPUオーバークロックツールの一つ。fpsを制限したりできる。
Overall QualityをUltraからHighにすると影の質が少し劣化します。しかしゲーム中は、影の劣化具合は気になりませんでした。
現時点では「Overall QualityはHigh以上、Pixel QualityはPC環境に合ったものを選ぶ」のがバランスがいいです。そうすることで、影が暗くなりすぎることなく(不利になることなく)H1Z1が動作することでしょう。
H1Z1をプレイするにはスペックがどれぐらい必要?
Windowsは64bitで
最低でも、OSが64bitかつWindowsじゃないとまず無理と考えた方がいいでしょう。
Windows 10で動作するかどうかはまだ何とも言えませんが、Windows 8.1で動作している人がいるようです。Windows 7なら動作しました。
Windows XPはサポートが切れているので、そもそも使うべきではありません。危険です。
どのグラフィックカード(GPU)を選ぶべきか
快適にH1Z1で遊びたいなら、グラフィックカード(ビデオカード・グラフィックボード・GPU)は必須になってきます。CPU内蔵のGPU(Intel HD Graphics 4600とか)だと、まず快適にプレイできないでしょう。
ほとんどの場合、グラフィックカードは最新のものを選べば問題ありません。なぜなら、グラフィックカードは古くなるとサポートから外され、新機能などが提供されなくなるからです。
問題なのは予算。つまりグラフィックカードの価格、値段ですね。
グラフィックカードを選ぶ方法として、「コストパフォーマンスの優れたものを選ぶ」というのを個人的におすすめしています。理由は単純。お得だからです。
H1Z1を快適にプレイするためには、どのグラフィックカードを使えばいいかというと、NVIDIAの「GeForce GTX 970」、あるいは「GeForce GTX 960」なんかがおすすめです。
GTX 970は性能の割に価格が安く、しかも消費電力も低く抑えられています。
GTX 960はGTX 970よりも性能は劣りますが、こちらもコスパが優れています。
私はGTX 970を使っています。GTX 970ならH1Z1以外のゲーム(ファークライ4など)がほぼ最高画質で快適に動作し、消費電力も比較的低い方なので節約にも精神衛生的にもいいです。
またVRAM(ビデオメモリ)が4GBもあるので、今後1~2年以内に発売されるPCゲームも十分プレイできるはず。(※VRAMに問題があることが発覚。詳細は後述)
※ここでいう「ビデオメモリ」と「メモリ」は別もの。ビデオメモリはグラフィックカードに搭載されているメモリのこと。メモリはマザーボードに付ける方のこと。
GTX 960は価格が低めですが、VRAMが2GBしかなく性能も中途半端なので最新のPCゲームを遊ぶには少し物足りない。ただし、中〜高画質で遊ぶ人にはピッタリのGPUです。
ただし、GTX 970には低速病(VRAMが3.5GBを超えたぐらいから重くなる欠陥)があります。GTX 980には当たり外れがあるようです。
要するに,BF4では,グラフィックスメモリ使用量が3.5GBを超えるような局面であれば,先にGPU自体の性能が頭打ちになり,GTX 970 3.5GB VRAM Issueの影響は限定的になるというわけだ。
そのため,先の記事でもまとめにあるとおり,大多数のゲーマーにとって,GTX 970 3.5GB VRAM Issueが問題となる場面はあまりないということになるはずだ。懸念があるとすれば,多くのテクスチャMODを導入するケースくらいであるように思われる。
引用:「グラフィックスメモリを3.5GB以上使う局面で,GTX 970の性能が低下する」現象を,実際に確認してみた – 4Gamer.net
簡単に言うと、「GTX 970のVRAMは実質3.5GB」ということです。
引用先の記事にある通りGTX 970の場合、VRAMを3.5GB以上使ってもGPUの性能が追いつかない場合が多いのです。
低速病に関してはあまり気にする必要はないと思います。今のところ私は低速病に悩まされていません。
VRAMを3.5GBも使うPCゲームはまだ少ないです。何か問題があればVRAM使用量を3.5GB以下になるようにグラフィック設定を調整すればいいでしょう。
ただし、シングルカード(グラフィックカード一枚)で解像度を4Kにしたり、DSR(解像度を上げて縮小し、高画質化する機能)を使うのは諦める必要があるかもしれません。
また、GTX 970はコイル鳴きしやすいという報告が多々あります。これには当たり外れがあり、コイル鳴きしないものもあるようです。
コイル鳴きに関しては、60fpsに制限すればグラフィックカードから出る異音はほとんど抑えられます。イヤホンをつければ異音はまず聞こえません。
GTX 970なら最新のゲームがほぼ最高画質で遊べます。VRAMに問題があったのは残念ですが、そのおかげでGTX 970のオークション価格が多少は安くなっていくでしょう。ただし、オークションで買うと保証に関して問題があるかもしれません。
VRAMが実質3.5GBでも性能は上位クラスですし、記事執筆時点ではコスパ最高なGPUです。なので、GTX 970を買う選択肢は十分あります。もちろん、新しいGPUが発売されたら、そちらを優先的に買うべきなのは言うまでもありません。
追記:普通に使っていれば問題ないようです。何かあればドライバで対応できるとか。
「(MODを大量に導入した結果のような)メモリヘビーなゲームタイトルであっても,3.5GB問題はできる限り顕在化しないような設計になっている。もし(NVIDIAの主張する1~3%程度という対GTX 980のスコア低下率を大きく超えて)大幅にスコアが低下するようであれば,ぜひ教えてほしい。それに対しては,ドライバレベルで対応が可能だと考えている」(Alben氏)。
引用:NVIDIAのGPU開発部門責任者に聞く「GeForce GTX 970のVRAM 3.5GB問題」 – 4Gamer.net
どのCPUを選ぶべきか
CPUはグラフィックカードと同じくらい重要なパーツです。
H1Z1を快適にプレイするには、4コアのCPUが必要になってきます。もっと欲を言えばクロックの高いCPUがいいです(4.0GHzぐらいの)。
基本的に、クロックの高いCPUはゲーム向きと考えて問題ありません。例えば、4.0GHzのCPUならかなりいい方です。
しかし、クロックが高くても古ければ快適に動くとは限りません。GPUと同じようにCPUも最新のものを選んだ方がいいでしょう。
「Core i5-4690K」や「Core i7-4790K」ならまず問題ありません。
コスパを考えると「Core i5-4690K」の方がいいです。ゲームだけをするならi5とi7ではあまり違いはありません。i7を買うよりも、i5のCPUを買って節約できた分をグラフィックカードに回す方がいい。
K無しの「Core i5-4690」「Core i7-4790」でも、H1Z1をプレイするだけなら十分です。i3ぐらいになると動作に妥協する必要が出てくるでしょう。
まとめ
GTX 970には欠陥があり、VRAMは実質3.5GBしかないが高性能でコスパは最高。GTX 970と高性能なCPUを使えば最大設定から設定を少し下げたほぼ最高画質で60fps以上は出るので、コスパの高いグラフィックカード(GTX 970)を選ぶのが吉。
H1Z1はまだ開発途中なのでグラフィック調整が足りていない。中設定以下だと影が暗くなりすぎてかなり不利になる。つまり、勝ち負けにこだわるならミドルクラス以上のゲーミングPCがあった方がいい。
「高性能なPCがないと不利なのかあ・・・」と諦めることはありません。H1Z1はまだまだ開発段階なので、グラフィックが調整されていないだけ・・・のはずです。
私個人の予想でしかありませんが、H1Z1が完成し無料でプレイできる頃には中設定以下でも不利になることはないでしょう。高性能なPCパーツが買えないのであれば、「無料化を待つ」というのも手です。
おすすめなPC構成
H1Z1を快適に遊びたいなら、以下の構成でPCを組み立てるのがコストパフォーマンスが高くていいと思います。
GPU: Geforce GTX 970
メモリ: 8GB 以上
ストレージ: SSD 256GB 以上
上記の構成ならほぼ最高画質でH1Z1がプレイできます。また、ファークライ4等の最新PCゲームも最高画質に近い設定で遊べます。
H1Z1を最高画質で遊びたいのであれば、上記構成のGPUを「Geforce GTX 980」以上に変えるといいでしょう。しかし、コストパフォーマンスを考えると微妙です。
少し前のCPU(Core i5、Core i7シリーズ)を使っていてメモリが6GB以上ある場合、GPUを「GTX 970」クラスのものに変えるだけでH1Z1が十分に動作する可能性があります。
他のGPUの候補としては「Radeon R9 290X」などが挙げられます。しかし、やや問題はあるもののコストパフォーマンスが最高な「GTX 970」がいいのではないかと。
GTX 970の欠陥が気になる方は、修正版のGTX 970が出るのを待つか、新しいGPUの発売を待つか、古いGPUで妥協する、という選択肢があります。
データ保存用なら話は変わってきますが、OSのインストール先がHDDなのはさすがにキツいです。ゲームのインストール先をSSDにすると、大抵の場合ゲームのロードが速くなります。
予算に余裕があるならSSDは512GB以上欲しいところです。私の場合、なんやかんやで積みゲーしてしまい、256GBのSSDをほとんど使い切ってしまいました。
「ゲームをクリアしたらアンインストールすればいい」と当初は思っていましたが、ゲームをクリアする前になぜか別のゲームがしたくなってしまうのです。結局、512GBのSSDを増設することになりました。
(以下、アフィリエイト)
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