最高にバカなのにハマってしまうゲーム「Team Fortress 2」

バカゲーかつマジゲーなPC版無料FPS、チームフォートレス2(TF2)の紹介。バランスのとれた9つの過激なクラス、アップデートで増え続ける多彩な武器や衣装、頻繁にアップデートが行われるのが魅力。敵を挑発するのは快感だ。

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普通のFPSではない

「Team Fortress 2」、略して「TF2」はFPSゲームです。視点が一人称のゲームですね。カウンターストライク、クロスファイア、スペシャルフォースといえばわかるでしょうか。ああいったゲームのことです。

たしかにTF2はFPSですが、上記のゲームとは全く違う世界観を持っています。

↓こんなゲーム。このレベルに達するまでかなりの時間がかかる。

TF2 – Yet Another Spy Frag Movie – YouTube

いろんな奴らがいる

FPSといえば、銃に撃たれたら終わり。あっさりやられるからつまんない。そういうイメージを持っている人が多いと思います。

TF2は違う。いや、あっさりやられることもあるけれど、ずっと守ってるおっさんがいるんです。

ずっと回復させているやつもいる。
ヒット・アンド・アウェイばっかりなチビもいる。
火炎放射器で燃やすことしか頭にないやつもいる。
ロケットランチャーの爆風で空を飛ぶやつもいる。
相手に変装し、透明になって忍者のように命を狙ってるやつもいる。
マシンガンを狂ったように撃ちまくるデブもいる。
爆弾魔もいる。

こんなにいるんです。イカれた彼(彼女)たちが狭いマップで暴れるのを想像してみてください。死者が何人でてもおかしくはない。この中に、役に立っているのかいないのかわからないスナイパーも加わります。

このゲームの最上の目的

イカれた野郎たちから一人を選び、赤と青のどちらかのチームに入るか決めます。基本的に赤が守りで、青が攻めです。守るのは陣地であったり、爆弾をのせたトロッコだったり、マップによって違う。

青はすべての陣地を占領したら勝ちで、トロッコをゴールまで押し進めたら勝ちです。ルールはマップによってちがいます。赤は青に勝たせないように破壊(防御)しつづけたら勝ちです。

↓青が勝った瞬間

青が勝った瞬間

ですが、相手チームに勝つことなんてどうでもいい。相手の首を狩り、ミンチにして、罵倒し、快感を得ることがこのゲームの最上の目的です。

挑発は快感

TF2では相手を挑発することができます。設定したキーを押すと、相手をバカにすることができます。

挑発といっても、意味のない動作をするだけです。敬礼したり、手をふったり、股間をみせたり、エアギターをしたりするだけです。挑発しているあいだは何もできないので、攻撃されればすぐに殺されます。

相手に殺されると、必ず殺された相手が画面にうつります。このおかげで誰に殺されたかがわかるわけです。このときに挑発されていると、とってもムカつく。

「ざまあみやがれ、クズが」

そう言っているようにみえてしまう。挑発しているあいだは隙だらけなのに、あえて挑発する。だからこそムカつく。その余裕がムカつく。

挑発されたら、挑発でやり返す。それが楽しい。気持ちいい。

挑発という文化を知らないあいだは、相手に殺されたあとに挑発されてもなんとも思わないでしょう。

「あっ、挑発された。あいつムカつく!復讐してやる!」と思えるようになったら、TF2を楽しんでいる証拠です。

↓火炎放射器使いがエアギターで挑発している様子

パイロのエアギター

悪いところ:重い

TF2はそこそこグラフィックがいいので、一昔前のPCだとカクカクして十分にプレイできないかもしれません。

最低でもCPUはCore 2 Duo、GPUはグラフィックカードがあったほうがいい。ちょっと前までPentium 4でも最低設定で動いていました。非力なPCでも最低設定ならプレイできるし、実際に私は一年ぐらいプレイしていました。それでも楽しかった。

プロ(自称上級者)の人たちは、最高性能のPCかつ最低設定でプレイしているぐらいです。見た目なんてどうでもいいから勝ちたい。そう思わせるほど本質的におもしろいゲームです。

TF2の一番わるいところは、アップデートをかさねるにつれて重くなっていくところです。なので、最新のPCを使ったほうが良いにこしたことはありません。

良いところ・その1:ゲームバランスが最高

おっさん、チビ、デブ、爆弾魔などTF2にはいろんなクラスがあり、それぞれに特徴があります。

たとえばデモマンというクラスは、爆弾をつかって遠くまで自分を飛ばすことができます。スパイなら相手の背中をナイフで一回刺すだけで相手を殺せます。相手チームに変装したり、透明になったりできます。

クラスごとにバランスがとれているので、一つのクラスが強すぎることも弱すぎることもありません。ヘビーという動きのおそいクラスはスナイパーによくやられるし、スナイパーはスパイによく暗殺されます。

ゲームバランスが非常にいいので、相手に負けたとしても自分に実力(あるいは運)がなかったんだと納得できます。ゲームバランスが悪いゲームだと、スナイパーが強すぎて萎えてしまうことってありますよね。TF2ではそんなことはありません(味方チームが弱すぎるときは別ですが)。

ゲームバランスが良すぎるせいで、一つのクラスを極めようとTF2に没頭しつづける人が大勢います。かくいう私もそうです。

ただ、一日に何十時間もプレイするというわけではありません。一回のプレイ時間は長くても二時間です。それを年月をかけてやってしまうんです。

100時間プレイするのは序の口。300時間プレイしたらTF2の真髄を理解できるでしょう。500時間プレイしても、また無性にやりたくなってくる。

明日はもうやらないぞ、と意気込んでも明日になってみたらまたやっていた。そんなこと、しょっちゅうあります。

ヘッドショットの快感を、背中にナイフを刺す快感を確かめたくなるんです。

↓強いスパイが一人いるだけで、戦局がガラリと変わる
http://www.youtube.com/watch?v=X-A58EQBrA4
Stabby Stab Stab : A TF2 Spy Frag Video – YouTube

良いところ・その2:アップデートがしばしば行われる

初期のTF2は装備(アイテム)の種類が少なくシンプルなものでした。それはそれで良かったのですが、アップデートがおこなわれるにつれてアイテムもふえていきました。アイテムがふえたことで戦い方もふえ、ますますやり込んでしまう。

大型アップデートがおこなわれると知ったときはワクワクします。大量のアイテムやマップ、新しいゲームモード(対決方法)も追加されることがあります。いつのまにかアイテムがたくさん追加されているので、すべてのアイテムを把握している人は少ないでしょう。

ハロウィンの時期になると必ず大型アップデートがおこなわれます。この時期になるとサーバーでは多くの人でにぎわいます。相手チーム以外の敵(大ボス)が出現し、ますますカオスな戦闘になる。

↓ハロウィン恒例の大ボスが大暴れ


Eyeaduct & Monoculus – TF2 Halloween 2011 Event Boss Tutorial [Annotatted] – YouTube

良いところ・その3:このクオリティで無料

無料になる前はそれなりの価格で売られていました。TF2が無料化したときはびっくりしました。

無料化にともない、TF2内でアイテムが販売されることになりましたが、買う必要はありません。お金をたくさん使っても、戦いに有利になるわけではありません。レアアイテム以外のアイテムはプレイしていれば自然と手に入れられます。

2~3時間放置しているだけで2~3個はアイテムを拾うことができるでしょう。実績を解除することでもアイテムを手に入れることができます。

ただ、無料ユーザーのままだとアイテム作成や装備するアイテムに制限がかかっています。制限されたくないという人はTF2内のストアで何でもいいから買ったほうがいい。そうすることで、アカウントが制限無しのプレミアムアカウントになります。

プレイの仕方

TF2は「Steam」という大手ゲーム販売サイトを通じてプレイします。

Steamでユーザー登録をして、Steamをインストールしてください。おそらくライブラリにTF2があるとおもいます。なければストアで「Team Fortress 2」と検索し、ダウンロードしてインストールしましょう。あとはプレイするだけです。

↓デブと医者が協力している様子

医者とデブが協力する図

忘れてましたが、TF2は仲間と協力して戦うゲームです。協力していないうえに弱い人は嫌われます。挑発ばかりしている人はもっともっと嫌われます。ですが、嫌われる戦いかたもそれはそれで楽しいです。

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ABOUTこの記事をかいた人

頭皮スカスカ系ゲーマー。ゲームの作品性よりも純粋なオモシロ度を重視しています。現時点で最高に面白いと感じたFPSは「レインボーシックス シージ」。「かまいたちの夜」の新作発売を願っています。流行にすぐ乗っかるタイプです。新作ソフトは速攻で売っちゃいます。よく誤解されますが鍵屋推進派ではなく「とにかく安く買いたい派」です。