PC版GTA5の急激なfps低下(カクカク)はセルフラジオが原因(検証動画作成)

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PC版GTA5(GTAV)でfpsが下がる条件を調査。カクつく瞬間を動画で紹介。Self Radioを聞くと、ハイスペックPCで最低設定にしても確実にカクカクになる。アップデートかModしか解決策はない?車両で高速移動中や、物理的な衝突・爆発が起きるとまあまあの頻度でガクガクに。

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PC版GTA5で急にガクガクし始める理由

とにかく最初に、絶対に下の動画を観てください!

PC版GTA5(GTAV)が急激にカクつくのはセルフラジオが原因なのか検証 – YouTube

セルフラジオを聞いている時にfpsが急激に下がっているのを確認できましたか?

※セルフラジオ(Self Radio。カスタムラジオ)とは、自分でmp3を追加して聞けるラジ­オのこと。

gta-v-5-selfradio-low-fps-2

PC版GTA5(Grand Theft Auto V)を買ったものの、急激なfps低下の原因を見つけるためにストーリーそっちのけで睡眠も忘れてずっとドライブしてました。

その結果、以下のような状況だとfpsが下がるのが分かりました。

  1. 車両で高速移動中(たまに小さくfps低下)
  2. 2台以上の車両が衝突した時・爆発した時(小さくfps低下)
  3. セルフラジオを聞いている時(確実に大きくfps低下)
  4. セルフラジオを聞きながら、車両で高速移動中(頻繁にfps低下)

※セルフラジオでfpsが低下するのは自分のPC環境だけかも

以下の通りのPC環境とグラフィックス設定で、常駐しているアプリをなるべく終了させてテストしました。

CPU: Core i5-4670K 4.4GHz(オーバークロック済み)
GPU: NVIDIA GeForce GTX 970(VRAMは実質3.5GB)
Memory: 16GB
OS: Windows 7 64bit
ドライバ: GeForce 350.12 Driver
fps計測: MSI Afterburner & RivaTuner Statistics Server
#グラフィックス
ビデオメモリ: 2588MB /4095MB
推奨上限を無視: オフ
DirectX バージョン: DirectX 11
スクリーンタイプ: ウィンドウ表示(フチなし)
解像度: 1920 x 1080
縦横比: 自動

FXAA: オン
MSAA: X2

NVIDIA TXAA: オフ
垂直同期: オフ
フォーカスの喪失時にゲームをポーズ: オン

人口密度: 最大
歩行者の種類: 最大
距離の拡大縮小: 最大

テクスチャ: 超高
シェーダー: 超高
シャドウ: 超高
リフレクション: 超高

リフレクションMSAA: オフ
ウォーター: 高
パーティクルの精密度: 超高
草の精密度: 超高
ソフトシャドウ: NVIDIA PCSS
精密度: ウルトラ

モーションブラー度合い: 最低
ゲーム内での背景ぼかし: オフ
異方性フィルタリング: X8
アンビエントオクルージョン: 高
テセレーション: 超高

#高度なグラフィックス
ロングシャドウ: オフ
高解像度シャドウ: オフ
飛行中の高精細ストリーミング: オフ
距離の拡大縮小幅増加: 最低
拡張陰影距離: 最低

※NVIDIAコントロールパネルでMFAAをオンにしています(MSAAの負荷が下がる)。

PC版GTA5を高画質で遊ぶには十分な環境ですが、設定を下げても(最低設定でも)上記の条件でカクつくのを確認できました。

1つずつ見ていきましょう。

fpsが下がる条件

まず、「車両で高速移動中」の場合。車に乗っているとまあまあの頻度でカクつきます。自分のPC環境の場合、セルフラジオを聞かずに高速移動をしている時は55~85fpsぐらいでした。セルフラジオ以外のラジオを聞いている時も同様です。

※fpsはAfterburnerを起動させて目視で確認

gta-v-5-selfradio-low-fps-3

「2台以上の車両が衝突した時・爆発した時」の場合、fpsが低下する時としない時があります。30~50%ぐらいの確率(体感)で50fpsぐらいまで低下しました。交差点だとカクつくことが多いです。

gta-v-5-selfradio-low-fps-4

「セルフラジオを聞いている時」の場合、確実にfpsが急激に低下することが判明しました。

特に「曲の後半~曲の終わり」にカク­つくようです。「曲の始まり~曲の中盤」だとfpsが安定し、ほぼカクつきません。セ­ルフラジオ以外のラジオだとfpsが安定します。

つまり、曲の変わり目にfpsが低下するということです。しかも確実に一気に10fps台まで落ちます。

gta-v-5-selfradio-low-fps-5

mp3ファイルの関連付けをVLCからWindows Media Playerに変えても解決せず。

GTA5のインストール先がmp3配置先のドライブと違うのが原因かもしれません。

自分の環境では以下のようなファイル配置になっています。

↓mp3配置先
C:\Users\ユーザー名\Documents\Rockstar Games\GTA V\User Music

↓GTA5インストール先
F:\Rockstar Games\Grand Theft Auto V

※Cドライブ・Fドライブ共にSSDです。

曲が終わる8秒ぐらい前から次の曲をローディングしている感じがするんですよね。そのせいでカクついているのでしょうか。

さらに「セルフラジオを聞きながら、車両で高速移動中」の場合、カクつきの頻度が増えました。「曲の始まり~曲の中盤」だと30~80fpsぐらいになります。ただし、安定期に入るとあまりカクつきません。

この場合でもやはり、曲の変わり目でfpsが確実に低下します。

さらなる最適化を待つしかない?

gta-v-5-selfradio-low-fps-1

mp3ファイルの配置先のドライブとGTA5のインストール先のドライブを統一(CドライブにGTA5をインストール)すれば解決するかもしれません。

しかし、Cドライブは既にスカイリムとかが占有しちゃってるのでそれだけは避けたい。またMod環境を構築するの面倒ですし…。

今でも解決策を探っているのですが「これだ!」と言える解決策は見つかっていません。ロックスター・ゲームス(Rockstar Games)からのアップデートを待つか、Modか何かを使うかぐらいしか解決しないのでしょうか。

しかし、Modを使うとGTAオンラインでチートと認識される可能性があるのでやはりそれも避けたい。うーん。

まあ、裏でiTunesを起動させて曲をシャッフルさせれば一発で解決なんですけどね。

でもそれは違うんですよ。ゲーム内で自分の好きな曲を聞きながらドライブすることが大事なんです。雰囲気が大事なんです。

だからこれからも解決策を探っていきます。セルフラジオでfpsが低下するのは自分のPC環境だけかもしれませんが、解決できたらまた報告します。

追記:久しぶりにプレイしてみたら、セルフラジオ問題が解決されてました。最適化されたおかげでしょう。