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ドキュメンタルは異次元のお笑い 最終回まで観た評価/レビューをネタバレ無しで

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優勝者や脱落者の発表など核心的ネタバレ無しで、ダウンタウン松本人志による密室笑わせ合いサバイバル『ドキュメンタル』シーズン1:1,2,3,4話(最終話)まで見た感想を。シーズン2,3,4…と次回作(続編)を次々と作って欲しい傑作。ガキ使の笑ってはいけないシリーズとは方向性が違い、真剣勝負を突き通すのが斬新。

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参加者は100万円を支払い、最後まで笑わずにいられた人が優勝賞金1000万円を獲得できるという、松本人志が考案した『ドキュメンタル』を最後まで見ました。最高に面白かったです。確かにこれは賛否両論でて当然だな、と思うわけですけれども、めちゃイケやガキ使などのお笑い番組が大好きな僕にとっては非常に刺さる内容でした。

ただのバラエティ番組ではなく、ドキュメンタリー要素の強い番組に仕上がっていたのが新鮮。

シーズン1を核心的ネタバレ無しで振り返る

第一話は、10名の芸人がどのようにして参加費である100万円を集めてきたのか語られる回でした。試合開始までのフリが少し長いのですが、ゲーム開始直後のとある芸人のしょーーもないボケが非常にツボったのを強く覚えています。つまらないボケがめっちゃ面白いという捻じれ現象が発生してました。この現象は最終話である第四話まで続くことになります。

第二話で急速に面白さが失速。第一話で期待されていた超絶面白い展開にまでは至りませんでした。参加者が10人もいるとボケが渋滞を起こし、どこで笑うべきか一瞬戸惑ってしまうのです。いや、ドキュメンタル特有の空気に慣れていなかっただけかもしれません。けれども地上波で放送されているありがちなバラエティ番組よりかは全然面白い内容でした。何と言ったってこれはドキュメンタリーでもあるのですから。

第三話の見どころを一つだけ挙げるとすれば、それは「アナル」です。そう、つまり肛門です。これ以上は何も言いません。芸人の悪ノリがそのままインターネットに流れてしまった。そんな感じです。本当に下ネタが酷かったです。

そして優勝者が決まる第四話。初回でこの結末はどうなんだろう…?と感じる部分はありましたが、最後までドキュメンタリー要素は守る姿勢に感服しました。第四話まで見て分かったことは、強烈な小道具を持っている人が有利ということ。何も考えずにドキュメンタルに参加すると、それだけで不利になってしまうんだろうなぁ、と強く感じました。

総括すると、本当に面白かったです。確かに第二話で失速しましたが、第三話で本来の面白さを取り戻し、第四話で爆発しました。第四話まで見れば「これは間違いなくドキュメンタリーだ!」と叫びたくなるはず。

貧乏芸人の意地の凄まじさや、芸人同士でしか生み出せないであろう絶妙な間。芸人たちの「賞金は欲しいけど番組は成立させたい」というプライド。逆に「何をやってもいい」というルールを最大限利用する者。それらが悪い意味でも良い意味でも純粋に出てしまっているのがドキュメンタルです。

そしてシーズン1最終話の終わりに「Season2 coming in 2017」との告知が。シーズン2はほぼ確定と言われていましたが、これはもう嬉しいの一言。シーズン3も待ってます。

最後に:ドキュメンタルの面白さが分からなくても仕方がない

ドキュメンタルを全話見て「ドキュメンタルはつまらない」と言う人がたくさん出現したって、僕はそのことをおかしいとは思いません。ドキュメンタルの面白さを理解できない人を批判するつもりもありません。理解できないのであればそれは正常な感覚を持っているということなので、心配しなくても大丈夫です。

というより、ドキュメンタルのどこが面白いのか分からない人が居るのは仕方のないことだと思うのです。地上波のバラエティ番組によって甘やかされすぎたのが一番の原因でしょう。

「ここが面白いところですよ!」と示すように表示されるテロップ。つまらない部分はばっさりカットされる編集。もちろんドキュメンタルでもカットされている部分はありますが、「しーん…」となっている場面が流れることも多いです。しかしそういった、参加者が沈黙している場面もまた面白かったりするのがドキュメンタルです。

面白くないのに面白い、みんな沈黙してるのに笑けてくる。そんな通常とは違った笑いをぶつけられて「なんだこの感覚は…?」となったことが印象深かったです。これはもう異次元にいるのではないか?とさえ思いました。

個人的にはドキュメンタルは一般受けしないと思います。ドキュメンタルを好きになれる人は、めちゃイケのメンバー間で行われる些細なやりとりが好きな人とか、有吉弘行の下ネタ満載なラジオを聞いてゲラゲラ笑える人とか、そういった人でしょう。お笑い通ならまず間違いなく感銘を受けるかと。

お笑い芸人についてあまり知らない人にはドキュメンタルは全くおすすめできません。

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