ドキュメンタルは賭博罪にあたらず賞金1000万円は番組が用意「専門家からの適切なアドバイスをいただいております」

製作著作元のYDクリエイションの回答によると、松本人志の密室笑わせ合いサバイバル『ドキュメンタル』の優勝賞金一千万円は、参加費とは関係なく別途番組側で用意されていた。「賭博罪改正を願う弁護士津田岳宏のブログ」によればその場合は賭博罪にはあたらないとのこと。

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YDクリエイション「賞金1000万円は、参加費とは関係なく、別途番組側で用意しております」

『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』(以下、ドキュメンタル)とは、ダウンタウン松本人志が考案したお笑いバラエティ番組のこと。10人の芸人が集まってそれぞれ参加費100万円を支払い、最後まで笑わなかった人が優勝賞金1000万円を獲得するというルール。

▼ドキュメンタルを詳しく解説した動画

2016年12月20日時点ではアマゾン(Amazon.co.jp)でしか視聴できず、Amazonプライム会員であれば特典のプライム・ビデオで見放題。

番組を見ている限りでは参加費を総取りできるように見える設定ですが、賞金1000万円は番組側から提供されています。ドキュメンタルの製作著作元である株式会社YDクリエイションからのメール回答により判明しました。(2016年12月3日に質問メールを送信、2016年12月9日に回答)

株式会社YDクリエイションから送られた実際の回答は以下の通り。掲載許可は取ってあります。

「ドキュメンタル」をご覧いただき誠にありがとうございます。

お問い合わせいただきました件ですが、賞金 1000 万円は、参加費とは関係なく、別途番組側で
用意しております。

その他にも、企画・制作にあたっては専門家からの適切なアドバイスをいただいておりますので、
安心してご視聴いただければと存じます。
今後とも本番組に対する厚いご声援をいただけますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

専門家というのは法律家(弁護士)のことでしょうか。

この内容をブログやツイッター等で公開してもよいか伺ったところ、以下の回答を頂きました。

いつも「ドキュメンタル」をご覧いただき、誠にありがとうございます。

こちらから返答させていただきました文面については、
公開していただいても問題ございません。

今後とも本番組に対する厚いご声援をいただけますよう
何卒よろしくお願い申し上げます。

アマゾンの方にも問い合わせた結果、下記のとおりの返答を頂きました。(掲載許可に関しては「お客様のご判断にお任せいたします」と言われましたが掲載します)

「HITOSHI MATSUMOTO presents ドキュメンタル」についてお問い合わせいただいた件に関しまして、Amazon.co.jpでは作品の権利元である株式会社YDクリエイションより、本作品のコンセプトや内容に違法性が無いことを確認いただいた上で、配信しております。

ドキュメンタルは賭博罪にあたるのか?

「賭博罪改正を願う弁護士津田岳宏のブログ」によれば、賞金が別のところから出る場合は賭博罪には当たらないとのこと。

勝負について賞金が出る場合であっても,「賞金=賭け金」「リターン=リスク」のイコール関係が成立しない場合は「相互的」と言えないので賭博罪は成立しない。
たとえば将棋で,「アマチュア竜王戦」という大会がある。
同大会は優勝賞金として50万円を提供する一方,参加者から2000円程度の参加費を徴収している。
しかし,同大会が賭博罪に問疑されたことはない。
同大会においては,参加者の払う参加費は会場使用料に充当されており,賞金は別途スポンサーが提供している。
よって「参加費=賭け金=賞金」という関係が成立せず,相互的得失の要件を欠くので,賭博罪が成立する余地はない。

ポイントは,「参加費は会場使用料に充当される」「賞金はスポンサーが提供する」という点である。
もしも参加費が賞金に充当されるのであれば「賞金=賭け金」の関係が成立する余地が出るので,賭博罪(ないし富くじ罪)のおそれが出る。
賞金を出すスポンサーがいる,という点が大事である。

引用:賞金付ゲーム大会と賭博罪|賭博罪改正を願う弁護士津田岳宏のブログ

なぜ番組内で説明がないのか?

なぜ番組内で賞金1000万円が番組側から用意されていることを説明されていないのかは不明です。シーズン2以降は番組内でテロップで説明されるかもしれません。あるいはアマゾンの商品ページ内で説明されるとか。

けれどもテロップで賞金が番組側から提供されていることを説明することが本当に正しいのでしょうか? テロップであれやこれやと説明するのは「面白くない」、あるいは「ガチっぽさが出ない」と番組が判断したのではないか、と個人的に思っています。

本編では実際、テロップが出ることはほとんどありません。地上波のように笑い声を足すことで意図的に番組を盛り上げようとすることもなく、ワイプ画面もないです。密室で起きた出来事を松本人志が見て笑い、彼の笑い声に誘われて笑ってしまうこともあれば、笑い声に関係なく笑うこともしばしば。観覧席にいる人の笑い声は多少聞こえてくる程度で、通常のお笑いバラエティ番組とは違いドキュメンタリー寄りになっています。

地上波の番組でよく見かける「この後スタッフがおいしく頂きました」とか「特殊な訓練を受けています」などといった注意書きのようなものは、ネット番組では必要ないと判断したのでしょう。僕はそれで全然構わないと思います。ワイプ画面やテロップばかり出る番組は地上波で十分ですから。ネット番組にはネットでしかできないことをやってほしいですし。

今後は何らかの形で賞金のことに関して発表する可能性も少なからずあるわけですけども。賞金の出処に関して説明しなかったのは「松本人志のドキュメンタルは賭博罪にあたるのではないか?!」と世間を賑わせて話題にさせることを狙った番組側の作戦なのかもしれません。

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頭皮スカスカ系ゲーマー。ゲームの作品性よりも純粋なオモシロ度を重視しています。現時点で最高に面白いと感じたFPSは「レインボーシックス シージ」。「かまいたちの夜」の新作発売を願っています。流行にすぐ乗っかるタイプです。新作ソフトは速攻で売っちゃいます。よく誤解されますが鍵屋推進派ではなく「とにかく安く買いたい派」です。