The Witcher 3: Wild Huntをストーリーのネタバレを極力せずに、面白さを構成する魅力をクリア後の感想を交えつつ紹介。Steamやメタスコア(海外)の評価・評判、PC版の規制・動作スペックについても。ラブシーンの演出、映画のようなカメラワークが大変優秀。歴史に残る神ゲーか。
目次でサクッと理解
ウィッチャー3の面白さを構成する要素とは
ウィッチャー3:ワイルドハント(The Witcher 3: Wild Hunt)のメインストーリーをやっとこさクリアしました。サイドクエストとかはボリュームが大きすぎてクリアしきれません。
ウィッチャー3は簡単に言うと「TPS(三人称視点)のオープンワールドRPG」です。
広大な世界を馬に乗って全力疾走で駆け抜けたり、剣術・魔法・爆薬・オイルを使って怪物を狩ったり、洞窟に入って宝探しをしたり、小舟に乗って海を渡ったり、選択肢によってストーリーが変化していきます。
とても長いメインストーリーと、多くのサイドクエストがあります。ストーリーはサイドクエストの方へ枝分かれするものがあり、他にも質の高いサイドクエストもある。
全体的な雰囲気は陰鬱かつシリアス。モンスターとかは気色の悪いものが多い。PC版だと規制がないので、人もモンスターも首をはねることが可能。戦闘時はドバドバ流血します。グロいです。
建物に入るときはロードされません。いわゆるシームレスとかいうヤツです。スムーズに探索できます。地味にすごいです。
PC版をSSDでプレイするとロードがけっこう早い。たぶんHDDでもそれなりに早いはず。
とまあ、ウィッチャー3を簡単に説明するとそんなところです。
評価・評判に関しては、Steamのユーザーレビューは「非常に好評」。多くの人が好評にしています。
PC版のメタスコアは93点、ユーザースコアは9.1。とんでもなく高い評価となっています。
※ユーザーレビュー、メタスコア、ユーザースコアは記事執筆時点のものです。
で、ウィッチャー3の何が面白いのか考えてみたところ、やっぱり以下の3点が重要なんじゃないかと、そう思うんです。
- ストーリー自体の面白さ
- ストーリーの語られ方(演出)
- 能動的にストーリーに参加できる点
はじめに言っておきたいのは、ウィッチャー3はストーリー・戦闘・世界観・ミニゲーム、いずれをとっても高得点を取るような面白さである、ということです。
ストーリーは長いけど飽きさせないし、戦闘はスリリングで視覚的快感も強い。
ハードの性能をいかしたグラフィックの良さと、細部にいたるまで作りこまれた世界によって、あたかもそこにいるかのような錯覚を覚えてしまうぐらい。
どれをとっても一つ一つが丁寧に作りこまれているので、がっかりすることがありません。
そして、プレイして思ったのは「ただ単純に面白い」ということ。初めはウィッチャー3の何が面白いのかがよく分かりませんでした。
じっくり考えてみた結果、やっぱストーリーの語られ方がいいんじゃないかと。演出がいいんじゃないかと。ウィッチャー3の本質はそこにあると思うんですよ。もちろん、ストーリー自体の面白さも含めて。
キャラが生きている+海外ドラマに参加しているような感覚
ゲームっつうのは進化したもんで、ウィッチャー3のグラフィックは本当にすごい。
何がすごいのかって言うと、キャラが生きている感じがするんですよ。ホントに。
唇の動きとか、表情の変化とか、顔のシワとか、一つ一つが現実的なんですよねー。感動しました。
ゲームがリアルになるとどうなっていくかというと、実写のドラマに主人公として参加しているような感覚になってくるんです。
ウィッチャー3では初めから用意されているムービーが使われるよりも、リアルタイムで生成されるシーンが多い。というかほとんどのイベントシーンはゲームのグラフィックがそのまま使われます(と思う)。
顔を映す場面や戦闘シーンのカメラワークが、映画やドラマのカメラワークとほぼ同じ。主人公以外が登場するイベントシーンでは、テレビでドラマを観ている気分になってきます。
例えば敵との迫力あるシーンやベッドシーンなどは、カメラワークのおかげで大変面白く感じるのです。「あ、オレ主役じゃん」みたいな。俳優がモテる理由が何となく分かる気がする。
ウィッチャー3の場合、メインストーリーが長くて飽きないので、海外ドラマに主人公として参加してる感覚になります。なんというか、ウィッチャー3のプレイ体験は休みの日に海外ドラマを一気に観る感じに近い。
演出、演出、演出。演出が素晴らしい!
また何と言っても、結末にいたるまでの演出が抜群にいい。
「ウィッチャーの感覚」と呼ばれる特殊能力を使って血痕を見つけて推理していく過程とか、ベッドシーンにいたるまでの選択肢の選ばせ方とか、手が込んでる。
ベッドシーンに関してはムフフなビデオを見尽くしたオッサンでも興奮する部分があると思う。
PC版だと表現規制がなく男も女もスッポンポンになれるので、もし中学生がウィッチャー3をプレイしたら……爆発するはず。
本当はスッポンポンになれるかどうかはどうでもいいんですよ。ゲームでリアルかつ大人な雰囲気を出せるところがすごいんです。
もちろん、本当に大事な部分はうまい具合に隠されてます。お尻は丸出しですけど。胸の突起物(ティクビ)に関しては娼館にいけば見放題。
イェネファーっていう女魔術師は黒い下着を履いていて、ホントにセクシーでした。キーラっていう女魔術師は服を着ているのに突起物がチラチラと見える変態だった。
…というのは置いといて、ウィッチャー3は「物語を自分で操作できる」というゲームの利点を存分に活かしていると思うんですよ。別の言葉に言い換えれば「能動的にドラマに参加できる」みたいな。
もちろんスカイリム(The Elder Scrolls V: Skyrim)にも、自分で選択肢を選んで、選択肢によって結末が変わって……っていうシステムがあるわけですが、やっぱりキャラに生気がこもってないというか、キャラは突っ立っていることが多かったりだとか、ウィッチャー3をプレイしてみると「スカイリムみたいなゲームにもまだまだ改善余地があったんだなあ」ということが分かってくる。
まとめるとウィッチャー3はストーリーの見せ方、つまり「演出方法がずば抜けて素晴らしい」ということです。
ウィッチャー3の映画やドラマのような「カメラワーク」と「演出」はスカイリムと比較すると圧倒的な差がある、と言うこともできるし、全くの別物とも言える。
ま、スカイリムとあーだこーだ比較しても仕方ないですが、とにかくウィッチャー3の演出は素晴らしいの一言。
メインストーリーだけでなくサイドクエストも丁寧に作られているし、演出がいいからドンドン引きこまれます。可処分時間がなくなります。睡眠時間が劇的に減ります。危険です。
最近になってようやくフォールアウト4(Fallout 4)が発表されましたけど、こちらはどうなるんですかね。どんな方法でもいいからキャラに生気を与えるぐらいリアルになってほしいなあ。と思ったけどトレーラーを見る限り、ウィッチャー3以上の人間的なリアルさは見込めないかなあ。フォールアウト4でもまだまだ顔が不自然。
人物事典の随時更新システムが親切
「ウィッチャー1もウィッチャー2もプレイしたことないのに、ウィッチャー3を楽しめるの?」という疑問を持っている方が多いはず。
断言します。やるなら先にウィッチャー3からプレイしてください。1も2もプレイしなくて結構。
なぜなら、ウィッチャー3の人物事典が優秀だからです。
ウィッチャー3の人物事典には、ゲーム中に登場したキャラの情報がぎっしりのっています。プレイ中ならほぼいつでもメニューから閲覧できる。
1も2もプレイしなくてもいいというのは、この人物事典には「これまでキャラが何をしてきて、どういう背景があるのか」がぎっしり書いてあるからです。
人物事典を読めば自然と前作・前前作の情報が入ってきます。(ウィッチャー1もウィッチャー2も全クリしたことないけど、たぶんそれらの情報は入っていると思う。だって情報量が膨大で詳細ですから)
「人物事典なんて読まねーよ」な〜んて思われるかもしれませんが、それは甘い。
ウィッチャー3のメインストーリーを進めていけば、「こいつはどういうヤツなんだ?」という疑問が自然とわきあがってきます。で、自ずと人物事典を活用し始めると。そして、キャラの背景が頭に入ってくることでウィッチャーの世界により没頭できる。
人物事典の素晴らしい点は、ストーリーが進むことで内容が随時アップデートされること。
ウィッチャー3では選択肢によってストーリーが変わってきます。選択肢によっては重要と思われるキャラが死んだり、悲惨な末路をたどることになったりするのです。
初めは内容が薄かったのに、ストーリーを進めることで人物事典の内容が自分の選択に対応する形で少しずつ追記されます。内容が変わると画面にちゃんと通知されるし、そういうところは親切でした。
人物事典がなければウィッチャー3にはそこまでハマらなかったかもしれません。ウィッチャー3にうまくハマれていない方は、人物事典も読みつつプレイすれば没頭できると思います。
私の場合はウィッチャー1を前半しかプレイしたことがなかったのですが、普通にウィッチャー3を楽しめました。それもこれも人物事典のおかげ。
素晴らしすぎる日本語化
ウィッチャー3はローカライズがマジで最高。
日本語字幕と吹き替えはほぼ完璧と言ってもいいんじゃないでしょうか。いや、完璧です。文句なしに素晴らしい。あっぱれです。
主人公のゲラルトはめっちゃええ声。シリもええ声。イェネファーもええ声。み〜んなええ声。モンスターでさえピッタリな声が当てられてます。
キャラの声が脳内の想像とほぼ一致してました。どんぴしゃです。
あと、シリがとても端正な顔立ちでそこらのアイドルを凌駕するぐらい美人だし、特に女性キャラのお尻がたまらない!ってこれは関係ないか。
他にもあるウィッチャー3のいいところ
ウィッチャー3の良いところは他にもたくさんあるんですよ。
まず、マップが広い。オープンワールドRPGですからね。マップはいくつかありますが、超大規模なマップが1つ、中〜大規模なマップが3つぐらいあります。冒険してる感はしっかりとあります。
1つ目のマップを探索しつくしたら、次のマップが想像していた以上に広くてビビった。「これ、クリアできんのか?」と。
戦闘はスカイリムほど多くの呪文は使えませんが、回避して斬りつけてカウンターして魔法使って防御して…という風にアクション性は高く、難しいです。ハラハラします。
特筆すべきはミニゲームの「グウェント」ですね。グウェントはマジック・ザ・ギャザリングのような雰囲気を持つカードゲームです。しかし、マジック・ザ・ギャザリングとは全然違います。
カードを10枚引いて、相手と自分で交互にカードを1枚ずつ3行のラインに並べていき、最終的に戦闘力の合計が多い方が勝利。これを3回繰り返し、勝ち星の多い方が勝者となります。
って言われても分かんないですよね。簡単に言うとランダム性のある将棋を指している感覚に近いです。実際にやってみるとこれがまた普通に楽しい。
このグウェントのいいところは、デッキを着実に強くしていく過程が懐かしいというか、心地いい。
商人からカードを買ったり、クエストの報酬としてカードを貰ったり、世界各地にいるツワモノと対戦して勝つことでレアカードを入手したり、入手したカードでどういう戦法を使うか悩んでデッキを作る。
この過程がですね、遊戯王とかマジック・ザ・ギャザリングをしていた子供の頃を思い出すわけですよ。とにかくグウェントは良かった。グウェントで最強のデッキを作るために世界各地を冒険していた部分もある。
グウェントで勝つコツは「どのようにして負けるか」です。グウェントでは3回中1回は負けても大丈夫なので、負け試合をする時に「相手にどれだけ強いカードを消費させるか」が重要になってきます。負け方を意識すればかなり勝率が上がってくるでしょう。
あとは発達した都会の雰囲気とか、枯れた木々とか、街中を歩いているだけで罵倒されたりだとか、ウィッチャーの世界観をこれでもかというほど味わえました。
雰囲気は中世ヨーロッパな感じで、映画を見ているかのよう。
タイムマシンに乗って中世ヨーロッパまで行ったわけではないですが、たぶん中世ヨーロッパってウィッチャーみたいな世界観だったんだと思う。ウィッチャーの世界にも魔女狩りが横行してましたし。そういうところにも「ほのかなリアルさ」を感じ取れるし、こういう些細な部分がすごく大事なんだと思う。
また、馬にのってパカラパカラとゆっくり移動すれば旅行している気分になれるし、「ゲームはここまで進化したんだ…!」と素直に感動しました。
サイドクエストと同等なクエストである「ウィッチャーへの依頼」を遂行しようとなると森の主みたいな手強い怪物と戦うこともできるし、「トレジャーハント」ではさらに強い武器を求めて宝探しだってできる。
ウィッチャーの世界には盗賊が野営している場所とか、厄介なモンスターが住んでいる洞窟とか、巨大な虫の巣とかグールの巣とかワイバーンの巣とか、とにかく探索してみないと気が収まらない場所がたくさんあります。
中にはアビリティポイントを獲得できる「力の場」と呼ばれる場所もあり、冒険すればするほどゲラルトはどんどん強くなっていく。(アビリティポイントを割り振ることで、様々な能力を獲得できる)
冒険の進め方は人によって個性がかなり出ると思う。アビリティは豊富にあるし、派手な攻撃手法が好きなら爆薬系のアビリティを強くしていくでしょうし、魔法好きなら魔法系のアビリティを選択していける。主人公の見た目や種族は変えられませんが、そこそこの自由度はあります。
PC版の規制・推奨スペックについて
PC版だと表現規制がないので前述した通りグロいし、ほとんどスッポンポンな女性キャラも登場します。ベッドシーンはそりゃもう大変興奮します。
ほかにも、SSDを使っている方はロード時間短縮という恩恵が受けられます。PCゲームの中でもロードは早い方です。
スペックに関しては最新のPCゲームなので、ハイスペックなPCじゃないと高画質ではプレイはできません。
高画質かつ快適に(60fps以上で)遊びたいなら、Geforce GTX 970とCore i5 4670K以上のスペックがあれば十分。それ以下のスペックでも、妥協すればけっこうイケるかも。
CPUをオーバークロックすればさらに快適に。PCを壊してしまうリスクはあるけど。Core i5 4670Kを4.4GHzまでオーバークロックしましたが、今のところ順調です。ファンがうるさくなったけど。
GTX 970にはVRAM3.5GB問題やコイル鳴きという欠陥があるビデオカードですが、コスパは大変優秀です。お金が余っているならGTX 980 TiやGTX 980を使えばいいと思いますが、ウィッチャー3はGTX 970で十分スペックは足りてる。ヤフオクで中古のGTX 970を探してみるといいでしょう。
ただ、NVIDIA Hairworksという髪の毛や動物の毛をフサフサにする機能は無効にしないとキツい。ゲーム序盤は有効にしてましたが、大きめの街に行くとかなり重くなります。無効にしたら嘘みたいに快適になりましたけど。
▼Hairworks有効化時のロイヤルグリフィンの毛がフサフサ。これがかなり重い
NVIDIA Hairworksを切り捨てて木葉視野範囲を妥協すればミドルスペックでもけっこういい線いくと思う。
GTA5やウォッチドッグスと比較すると軽い方なので、ある程度スペックがあるならそれなりに動くはず。急激なfps低下はあまりありませんでした。ただ、イベントシーンに入ると一瞬ガクッとfpsが下がる傾向にある。
以下のスペックでプレイしましたが、NVIDIA Hairworksを無効にした状態だと他の設定項目のほとんどを最大にしても常時60fpsで遊べていました。
GPU: NVIDIA GeForce GTX 970(VRAMは実質3.5GB)
Memory: 16GB
OS: Windows 7 64bit
ドライバ: GeForce 352.86 Driver
録画: ShadowPlay
fps計測: MSI Afterburner & RivaTuner Statistics Server
高画質&軽量化した状態で遊びたいなら、「ウィッチャー3感想&レビュー。曲芸剣道はスカイリムを超える面白さ」や「The Witcher 3: Wild Hunt Graphics, Performance & Tweaking Guide」を参考にしてみてください。特に2番目のNVIDIA公式ブログの記事はとても参考になります。
まとめ
特に「ストーリーを能動的に進めさせる演出」と「シーンに没入させるようなカメラワーク」が大変素晴らしい。
メインストーリーはなかなかのボリュームで、サイドクエストと比べると圧倒的に面白い。海外ドラマに参加しているような感覚にひたれる。
※この記事で使われた画像の高画質版はこちら
てなわけでウィッチャー3に関していいところを中心に書いてきたわけですが、やっぱり残念なところもあります。
一番残念だったのは「キャラのレベルに応じてモンスターが強くならない」という点。
このせいでメインストーリーをがっつりやってレベルが上がりすぎると、サイドクエストが簡単にクリアできてしまって手応えがなくなります。
サイドクエスト・ウィッチャーへの依頼・トレジャーハントには推奨レベルが設定されていて、推奨レベル以上になってしまうとそれらのクエストをクリアする気がなくなってしまうのです。
スカイリムのように自キャラが強くなるにつれてモンスターが強くなるというシステムなら、もっともっとハマれたかもしれません。メインストーリーをクリアしてしまうとサイドクエストに挑戦する気がなくなってしまうんですよ。
サイドクエストの中にはメインストーリーを進めることで失敗扱いになってしまうのもあるので、気になったサイドクエストは早めにやっていくのがいい。
というより、ウィッチャー3はサイドクエストとかグウェントとか、寄り道要素がたくさんあるから寄り道せざるを得ない状況になるでしょう。
寄り道しすぎてメインストーリーが全然進まない…と真剣に悩んだ時期がありました。
サイドクエストも面白いけどやはりメインストーリーが圧倒的に面白いので、もしかしたらDLCを買っちゃうかも。ウィッチャー3にはDLCを買う価値があると思います。
私は35時間ぐらいでようやくメインストーリーをクリアできました。寄り道した分も含めて35時間です。これでもまだまだサイドクエストとか怪物退治とかやり残したことはたくさんあります。
ウィッチャー3をやり尽くすとなるとプレイ時間が100時間を超えてもおかしくない。寄り道してたら永遠にクリアできないと思ったので、20時間を超えたところからメインストーリーを中心に消化していきました。
これからプレイするなら「興味のないサイドクエストには手を出さないこと」です。興味をそそるような、メインストーリーから枝分かれした大きめのサイドクエストを中心に寄り道していけば効率よく楽しめるでしょう。
ウィッチャー3の膨大なボリュームのせいで、全クリしない人が続出しているはず。でも、メインストーリーのラストには「してやられた」。サイドクエストを全て捨ててでも、メインストーリーを全クリする価値はある。
歴史的な神ゲー…というのは言い過ぎかもしれませんが、それに限りなく近い風格はある。これはプレイしないともったいない。ウィッチャー3は後世に語り継がれる作品になっていくと思う。
しかし、だからといって万人におすすめできる作品ではありません。
ウィッチャー3にはキモくてグロい要素が多々あり、ファンタジー作品ながらもシリアス路線を突っ走っているゲームです。
私はウィッチャーの世界観が嫌いでした。ウィッチャー1を途中までプレイしましたが、やっぱり馴染めなかった。
しかし、ウィッチャー3にはハマれました。グラフィックが進化したおかげか、人物事典の優秀さのおかげか、あるいは日本語音声のおかげかどうかは分かりませんが、「こういう世界観もアリだな」というところまで受け入れることができました。
また、ウィッチャー3のメインストーリーを全クリした後は不思議と「もう一度ウィッチャー1を最初から始めてみるかな…」という気持ちになりました。
メインストーリーを全クリするだけでも時間がかかります。ほぼ確実にサイドクエストに寄り道したくなってくるはずなので、寄り道する時間を含めると時間がぶっ飛びます。1週間ぐらいはずっと寝不足でした。
「それでもやりたいんだ!」という方でない限り、手を出さない方が賢明です。受験生は絶対に買っちゃダメだよ!
PC版ウィッチャー3を安く買う方法
ウィッチャー3はPC版(GOG版)の方を鍵屋の「G2A」で安く買いました。Steam版よりもGOG版の方が安い傾向にあります。
Steam版もGOG版もゲームの内容に違いはありません。GOG版の方が特典が付いてきます。flac形式のサウンドトラックとか。
鍵屋でキーを買って有効化すると、突如ライブラリからゲームが消えることがあります。
しかしG2Aの場合、「G2A Shield」という保証オプションがあり、キー購入時にこのオプションを付ければゲームが消されても返金されます。
G2Aには保証オプションがあったりするわけですが、鍵屋には上記のようなリスク(主にゲームが消えてしまうリスク)があるので、鍵屋の利用は自己責任で行ってください。
G2Aで買う場合、チェックアウト時にクーポンコード「RUNTL」を入力し、適用することで表示価格よりさらに3%割引されます。セール価格のゲームでもさらに安くなります。
GOG版ウィッチャー3(グローバル)購入ページ – G2A.com
PC版ウィッチャー3をSteamの半額で購入→日本語化されました
鍵屋(G2A)でのゲームの買い方や、リスクについて:
G2A.comのキー・ギフト購入方法(使い方)&リスク・デメリット
前に書いたレビュー:
ウィッチャー3感想&レビュー。曲芸剣道はスカイリムを超える面白さ
BTO PCはサイコムがおすすめ:
ドスパラもマウスも評判が悪いので、サイコムのBTOで半自作PCを作るのがベストだと判断しました
※PS4/Xbox One版のウィッチャー3ワイルドハント日本語版には以下のような表現規制があります。
- 裸体の女性キャラクターへの下着の着用
- 一部の性表現描写の変更
- 分離欠損した人間の切断面および露出した内蔵の変更
分離欠損行為自体は海外版と同様みたいです。PC版だと日本語字幕・音声(吹き替え)が付いてきて無規制です。
参考:ウィッチャー3 ワイルドハント 公式サイト | スパイク・チュンソフト