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PC版Just Cause 3の必須(最小)/推奨動作環境。実際のプレイやベンチマークを元に、最高設定でも快適にヌルヌル動作するおすすめのPC構成を詳しく解説。ビデオカード(GPU、グラボ)・CPU・メモリはどれぐらいがいいか等。各BTOショップのメリット・デメリットも。
目次
『Just Cause 3』の必要/推奨スペックはどれぐらい?
PC版『Just Cause 3』(ジャストコーズ3)はどれぐらいのスペックがあれば動くのか、どんなPC構成なら快適に遊べるのか、そういったことを詳しく解説していきます。後半で、コストパフォーマンスやカスタマイズ性が優れた「BTOショップ」のメリット・デメリットも紹介します。
さっそく、ジャストコーズ3の必須(最小)動作環境・推奨動作環境を見ていきましょう。
必須スペック | 推奨スペック | |
---|---|---|
OS | 64-bit: Vista SP2 / Windows 7.1 SP1 / Windows 8.1 | 64-bit: Vista SP2 / Windows 7.1 SP1 / Windows 8.1 |
CPU | Intel Core i5-2500k 3.3GHz / AMD Phenom II X6 1075T 3GHz | Intel Core i7-3770 3.4 GHz / AMD FX-8350 4.0 GHz |
メモリ | 6GB RAM 以上 | 8GB RAM 以上 |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 670 (2GB) / AMD Radeon HD 7870 (2GB) | NVIDIA GeForce GTX 780 (3GB) / AMD R9 290 (4GB) |
HDD | 54GB 以上の空き容量 | 54GB 以上の空き容量 |
ジャストコーズ3の動作は軽い方
結論から言いますが、ジャストコーズ3の動作はけっこう軽い方です。もちろん、「推奨スペック以上のPCであれば」という前提が付いてきますけど。簡単に言うと、推奨スペック程度のPCがあれば最高設定でも難なく動いてくれます。
ジャストコーズ3の場合はゲームの最適化が進んでいるのか、元々軽いゲームなのかはよく分かりませんが、異常に重いということはほぼありません。
しかし、例外はあります。ジャストコーズ3はプレイヤー自身が爆発や破壊を起こして、それを楽しむというゲームです。爆発が重なりすぎたりすると、どうしても一瞬カクつくことがあります。
ただ、カクつくことはあっても、常時カクカクになることはまずありません。普通にプレイする分には、推奨スペック程度のPCであれば、ほぼカクつくことなく遊べるのです。
実際にフレームレートを計測してきました
一般的な画面解像度であるフルHD(1920×1080)で、PC版ジャストコーズ3のフレームレートを計測しました。計測ソフトは「EVGA PrecisionX 16」を使用。PCのスペックは以下の通り。
スペック等 | |
---|---|
CPU | Core i5-4670K 4.4GHz(4コア/4スレッド、3.4GHz、最大3.8GHz、オーバークロック済み) |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 970(VRAMは実質3.5GB) |
メモリ | 16GB |
OS | 64 bit: Windows 10 Home |
ドライバ | GeForce 359.00 Driver |
最高設定でも軽い
(画像をクリックすると、大きな画像で見られます。※ページの表示速度を上げるため、画像の画質を下げています)
全ての設定を最大にした状態でも、全体的に軽め。普通にプレイしているぶんには55~80fpsぐらい出る。60fps以上出れば快適だとすると、かなり快適なレベルです。
例えば、戦車数台が街を破壊している場面でも、フレームレートは60fps付近を推移します。
(「EVGA PrecisionX 16」の表示が小さいので、見やすくするために表示部分を拡大編集しています)
無茶な運転をしていても、70fps以上でることも。
ヘリコプターで上昇すればするほど軽くなる印象。90fps以上でることもあった。
前述したとおり、爆発が重なったりすると一瞬カクつく。ヘリコプターが墜落して爆発が同時に連鎖する場面では、一気に40fps台まで落ちた。
しかし、カクつく頻度は少ないのであまり気にならない。
「Memory usage」の部分はビデオメモリ(VRAM)の使用量を表しています。最高設定かつフルHDだと、VRAMは3~3.5GB付近を推移します。「GeForce GTX 970」のVRAM搭載量は実質的に3.5GBありますが、許容できているようでした。
関連:猿の目覚め。ジャストコーズ3感想/評価/レビュー(ネタバレ無し)
おすすめのPC構成を妥協しつつ考えてみる
ビデオカードは「GeForce GTX 970」で十分
PC版ジャストコーズ3を最高画質でイライラすることなくプレイしたいのであれば、超高性能なビデオカードである「GeForce GTX 980 Ti」は必要ありません。さすがにGTX 980 Tiは値段が高い。
なので、コスパ最強なビデオカード「GeForce GTX 970」を選ぶのが賢明です。GTX 970なら最大設定にしても余裕で動作してくれます。あるいは、「GeForce GTX 780」程度のビデオカードまでレベルを下げてもいい。
予算に余裕があるのであれば「GeForce GTX 980」や「GeForce GTX 980 Ti」を選択してもいいでしょう。
しかしやはり、ジャストコーズ3ならGTX 970で十分すぎる。なんといっても、GPUメーカー大手のNVIDIAが「GeForce GTX 970」を推奨しているぐらいですから。
参考:GeForce GTX 970: NVIDIA’s Recommended GPU For Just Cause 3
CPUはCore i5クラスのものを用意しよう
「Core i5-4670K」(4.4GHzまでオーバークロックしたもの)でも十分なフレームレートが出るので、CPUはCore i5クラスのものであれば間違いないです。将来のことを考えるとCore i7クラスがいいんですけどね。
本来なら、「Core i5-6600K」あたりがベストです。しかし、将来発売されるPCゲームも思いきり遊んでみたいというなら、「Core i7 6700K」あたりを選んでみるのも悪くない。
海外サイトのベンチマーク結果を見てみると、コア数の多いCore i7の方がフレームレートを稼げるのが分かります。さらなるパフォーマンスを求めるなら、Core i7クラスのものを買っておけば安心して遊べる。
「SSDじゃない」はもう古い
HDDだと、ゲームによっては一回のロードで30秒以上かかります。ストレージをSSDに変えることで、ロード時間が約20秒も短縮されるゲームもあるぐらいです。Fallout4の場合、SSDにするだけでロード時間が20秒も短くなることがある。なので、ストレージをHDDだけにしておくのは、本当にやめた方がいいと思う。
私なら500GBぐらい容量のあるSSDを用意して、そこにOSをインストールします。昔はけっこう高かったんですけど、最近SSDは安くなってきました。もちろん、データ保存用に3TBぐらいのHDDも用意しておいた方が身のためです。
あとSSDなら、Winodowsの起動時間と動作が爆速になります。結局のところ、そのメリットが一番大きい。
まとめ
PC版ジャストコーズ3を、超高画質でプレイできるPC構成は以下の通り。
スペック等 | |
---|---|
CPU | Intel Core i5-6600K(4コア/4スレッド、3.5 GHz、最大3.9 GHz) |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 970(VRAMは実質3.5GB) |
メモリ | 8GB |
ストレージ | SSD 500GB + HDD 3TB 以上(理想) |
電源容量 | 700W 以上 |
OS | 64 bit: Windows 10 Home |
予算に限りがあるのなら、CPUはCore i7クラス(Core i7-6700K等)にする必要はない。Core i5クラスのもの(Core i5-6600K等)で十分です。CPUで節約した分のお金を、ビデオカードの方に回した方が結果的にコストパフォーマンスが良くなります。
今後発売される最新PCゲームにも手を出してみたいなら、GPUは「GeForce GTX 980」にしておくのもいいかも。ただ、ジャストコーズ3で遊びたいだけなら「GeForce GTX 970」ぐらいのビデオカードで満足できる。
GTX 970、GTX 980、GTX 980 Tiのどれかを選択するなら、電源は700W以上あれば問題ないです。OSはWindows 10でOK。Windows 10でもほとんどのゲームは動きます。ジャストコーズ3もWindows 10で問題なくプレイできたのを確認できています。
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