1,2話が脚色祭りだったルーズベルトゲームが3話から原作に戻り始めている。小説とドラマの違いを指摘。大道監督は細川社長と口論しないし、机を踏みつけることもしない。上田副会長って誰?イツワ電器は風評被害目的の裁判なんて起こさない。
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視聴率が下がっていますが、原作との違いを指摘していきます
池井戸潤原作のドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」の第2話の視聴率は11.8%(関東地区)だったそうです。1話の視聴率は14.1%。半沢直樹の場合と違ってかなり下がって来てますね。
参考:バックナンバー2014年度インデックス | ビデオリサーチ
ルーズヴェルト・ゲーム第3話も改変パレードでした。いや、脚色パレードと言うべきでしょうか。
以下の要素は原作にはありません。
- 細川社長が「今週中にあと20人は切れ」と言って、自らリストラを推し進めること
- 三上総務部長の「私はロボットじゃないんだ!」という発言
- 沖原の正社員雇用を笹井専務が認めず、細川が人件費計算をした上で認めたこと
- 経団連副会長・上田正智の存在(だれ?)
- 日本初上陸のチョコレートキャラメルポップコーンを、坂東社長が食べること(そんなのあったっけ?)
- 大道監督と細川社長の口論
- 細川社長のイズムが「勝つことが全て」ということ
- 大道監督の「優勝して、あんたを見返してやる。逆転だ!」というイズム
- 大道監督が「青島製作所野球部をなめんな!」と言って、食堂の机を強く踏みつけること
- 細川社長が「野球部を存続させるかわりに使えない部員は徹底的に解雇する」と宣言すること
- 萬田が肘の痛みに耐えながら沖田にシュートを教えること
- ジャパニクス社長の諸田と経団連副会長の上田を交えた、細川社長と坂東社長の和解交渉(イツワ電器が裁判を起こすこと自体が原作にはない)
- 笹井専務が民事再生を提案すること
- イツワ電器(原作ではミツワ電器)との合併を諸田社長から細川社長に提案すること
ドラマは原作と大体は同じですが、脚色されている部分が多々見受けられます。ただ、展開は徐々に原作に近づいていってますね。
坂東社長の「まさか…何の根拠もなしにこの私を、犯罪者呼ばわりしたんじゃねえだろうな、おい!」という発言には驚きました。細川社長や大道監督や坂東社長など、ドラマでは登場人物の言葉遣いが荒くなっている傾向にありますね。
あれ?ほぼ原作っぽくない?
というわけで、これまでのダイジェストと第4話の予告です。
【TBS】更なる試練が襲い掛かる細川!野球部にも…!『ルーズヴェルト・ゲーム』第3話(5/11)までダイジェスト – YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=VqDX7AvK5uk
予告を見る限り、大分原作に近づいていってる雰囲気です。細川社長の言う「隠し球」が何なのか気になるところ。