OpenVPNを使って激安にWindows(Steam)版ダクソ2(DARK SOULS II)のゲームキーを購入・認証(アクチ)する方法と、評価の高い鍵屋を紹介。ロシア版は日本語と英語を選択可能だが、日本語化はちょっと…。
VPNを介して海外(主にロシア)の激安キーを認証する方法
- この記事の方法で損しても責任はとれません。自己責任でお願いします
- 記事公開時点ではVPNを介したキー認証が可能でしたが、記事を読む時にはキー認証ができなくなっている可能性があります
「Steamで購入したのに日本語でプレイできない(既に日本語化パッチは来てるけど)」「日本語版だけが海外版よりも値段が高く(おま値)になっている」と話題のPC版ダークソウル2ですが、約2400円で購入できました。その方法を紹介します。
PC版ダークソウル2は大きく分けて2種類あります。一つは日本語版。もう一つは海外版です。
さらに海外版はワールドワイド版とロシア版に分かれ、ロシア版は比較的安く販売されています。
ロシア版はyuplay.ru・gamazavr.ru・gama-gama.ruなどで購入できたそうです。しかし、ロシアのプロキシとVプリカを使っても購入できませんでした。VプリカをYandexとヒモ付けようとしてもエラーが出る始末。
↓たぶん原因はこれ
21日のインタファクス通信によると、クレジットカードのビザとマスターカードは、クリミア情勢に絡み米国の制裁を受けたロシアの民間銀行「ロシア銀行」の口座決済を停止した。
なので、鍵屋のg2play.netでロシア版ダークソウル2のキーを購入しました。
結論を言うと、無事購入・認証(アクティベート)できました。日本円にして約2400円。Steamの日本語版(79ドル=約8000円)と比較すると70%オフです。
※価格、為替レートは2014年4月23日時点のものです
g2play.netは2ちゃんねるでもそこそこ評判が良い。ブログ「俺たちがSteamerだ」さんの記事にも「信用できる」という評価があったので、ここに決めました。
g2play.netでPC版ダークソウル2のロシアキーを4月23日に予約し、発売日の4月25日朝5時にキーが届きました。海外版の予約特典もばっちり付いてた。
↓ただし、VPNを介したキー認証には以下のデメリットがあります。
安いゆえのデメリット
- Steamのゲームライブラリから、VPNでキー認証したゲームが削除される可能性がある
- SteamアカウントがBANされる可能性がある
- 日本語字幕がなかったりする(日本語化できるかも?)
VPNを介してSteamストアで海外版を買うのは立派な規約違反です。ただし、海外版のキーをVPNを介して認証する行為が規約違反に当たるかどうかは定かではありません。
キーをアクティベート、ダークソウル2を初回起動する際はVPNを通す必要があり、この行為はSteamの利用規約違反に該当しているかもしれません。
ロシアキーをVPNで認証すると、ライブラリからゲームが消えたり、SteamアカウントがBANされる(一生ログインできなくなる)可能性があるらしいのです。
ですが、VPNを使用してキー認証をした人がBANされた例はないようなので、たぶん大丈夫だと思います(そう信じたい)。
また、ロシア版ダークソウル2は英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語・ポーランド語・ロシア語・韓国語・ブラジルポルトガル語・中国語 (繁体字)が入っていますが、日本語は含まれていません。
プロパティの言語タブからは日本語(Japanese)が選択できるようになっていますが、実際にはインストールフォルダに日本語ファイルはなく、日本語を選択しても英語が適用されます。
でも、後に日本語化MODが有志によって作られるかもしれませんし、英語が入っているだけでもありがたいです。
他のロシア版ゲームキーではロシア語しか入っていない場合もあるみたい。今回はラッキーでした。
ロシアキーを買う
まずg2play.netでアカウント登録をし、ダークソウル2のゲームキーを買います。支払い方法はPaypalが安全でしょう。
アカウント登録する際、Paypalと同じメールアドレスを使った方が面倒なことにならないとのこと。
参考:G2PLAYでゲーム初購入 PayPal使ったらなんか面倒なことに
↓ロシア版ダークソウル2購入ページ
Dark Souls 2 RU VPN Activated Steam Key
購入ページのLanguagesに”JP”の文字が見えますが、日本語は含まれていません。発売日は過ぎましたし、予約特典はもう付いてこないでしょう。
g2play.netはかなり価格変動します。4月23日は16.99ユーロだったのに、4月25日には19.99ユーロになってた。
g2play.netではドルやユーロでキーを購入できます(サイトの方で通貨変更できる)。私が買った時は、ドル表記で購入した方が100円ほど安かった。キーを購入する際はユーロとドルを日本円に換算し、ちゃんと比較した方がいいです。
VPNを介してSteamでキーを認証する
メインアカウントがBANされないように、Steamで新しいアカウントを作ります。
- inCloak.comを開く
- メールアドレスを入力する
- 届いたメールに書いてあるコードをコピー
- http://incloak.com/vpn/を開く
- 3でコピーしたコードをペーストして青いボタンを押す
- Windows(OpenVPN)を選択してNEXTをクリック
- Windows PPTPを選択してDownloadをクリックし、ファイルをダウンロード
- OpenVPNをダウンロード&インストール
- OpenVPNをインストールしたフォルダにあるConfigフォルダに、inCloak.comでダウンロードしたZIPの中にあるファイルを全てコピー
- 一応、IP確認サイトをブラウザで開いてIPアドレスを確認する
- OpenVPNを管理者権限で起動し、海外の接続先を選ぶ(今回はロシア)
- 再度、IPアドレスを確認する
- いつものIPアドレスと違うことが確認できたら、Steamを起動し、新しく作成したアカウントでログインする
- g2play.netで購入したキーをSteamで認証する
- ゲームのダウンロードが開始されたら、Steamからログアウト&終了する
- OpenVPNの接続を切断し(元のIPアドレスに変わる)、再びSteamにログイン。ゲームのダウンロードが完了するまで待つ
- ダウンロードが完了したらSteamからログアウト&終了する
- OpenVPNで先ほどと同じ海外の接続先を選択し、Steamを起動&ログインする
- ダウンロードしたゲームを起動する(最初の起動だけVPNを通す)
Steamキー・ギフト購入後、VPNでおま国回避する方法(Origin/Uplay対応)
後はOpenVPNを切断した状態でもゲームを起動できるはず。
ダウンロードが開始されたのに一旦元のIPアドレスに戻すのは、VPNを介していない方がはるかにダウンロード速度が速いからです。
参考:How to activate russian steam keys – www.cdkeyhouse.com – YouTube , ロシアにも接続できる無料のVPNサービス
最後に:意外と簡単でびっくり
以上、「おま値なゲームを格安で購入し、VPNを使ってキーを認証する方法」でした。
想像していたよりもあっさりとできました。後はゲームをクリアするだけ。
ただ、「いつかライブラリからゲームが消えるかも…」「SteamアカウントがBANされるんじゃないか?」という不安はあります。
ダークソウル2が削除されたり、アカウントがBANされたらGoogle+・Twitter・FaceBookで報告しますね。
また今回購入したダークソウル2は、初回起動にVPNを通せば、その後の起動はVPNが必要ではないので安心しました。
やっぱり、日本語でプレイできないのはなかなか苦しい。英語字幕が出てても全然ストーリーを理解できない。日本語版を買うべきだったかな?と少しばかり後悔してますが、英語で十分…うん、十分!