めちゃイケファンの僕は極楽とんぼ・山本圭壱の復帰を歓迎する

めちゃイケを10年以上観ているファンという立場で、フジテレビの「めちゃ×2イケてるッ!夏休み宿題スペシャル」を観た感想を。僕は山本が極楽とんぼとしてテレビで活躍する場面をもっと見たい。確かにテレビ的な演出に違和感があってつまらないと感じる部分はあったが、メンバーの涙は本物だったと思う。

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僕は泣きそうだった

2016年7月30日に放送された、めちゃイケの「夏休み宿題スペシャル」と称された「山本圭壱・復活回」が個人的にけっこうヤバかった。

小学生の時から観ていためちゃイケ。たしかあの頃は、バイクにまたがりつつ直前の人が言った物の単位を正確に答えていくコーナー「数取団」があった。その罰ゲームかなにかで彼は露出度の高い力士の格好をさせられ、「スモウライダー」として恥じらいながらも都会の街中でお使いをさせられていた。

当時の記憶が正しければ、一般人にスモウライダーであることがバレたら「スモ〜ライッ!ダ〜」みたいな掛け声をその人に対して披露する必要があったと思う(関取団から命令されてだったかな?)。恐らくその記憶はかなり美化されていると思うが、子供のころの自分にとっては大爆笑もので、大人になった今でも笑えるものだったと思う。

その山本が、だ。ついにめちゃイケに帰ってきた。企画の一つとして消費された感は多少ある。しかし、いちめちゃイケファンとしては感慨深いものがあった。

番組の内容としては「淫行騒動を起こし、吉本興業を契約解除された山本圭壱は、あれから10年経った今、反省しているのか?」といった具合で、めちゃイケメンバーは終始涙をこらえたり、こらえきれずに流していた。それにつられて観ているこちらも泣きそうになってしまったのである。

そして、僕は山本圭壱の地上波復活を心より歓迎し、祝福する。それはなぜか? 理由は簡単。犯罪者の烙印を押されたとしても彼は存在自体が面白いし、僕はもっと彼の活躍、いや爆発をこの目で見たいからだ。

岡村・矢部・淳の涙は本物だ

めちゃイケのことを良く思っていない人や、斜に構えた人、「犯罪者なんかテレビに出すな!」と常日頃ヤフコメなどで声高に叫んでいる人たちには、たぶん心動かされる内容ではなかったと思う。「また感動演出か」とか「美談にしようとしている」とかとか。きっとそういう風に思っているんだろう。

しかしめちゃイケファンである僕にとっては効果てきめんの演出、流れだった。確かに岡村隆史が「山本をどつきたい!」と言った後、ボクシングで山本の顔を殴る流れは、わざとらしくテレビ感があってサブかったけど、他は随所に泣ける場面が多数あった。

というか、「ヨモギダ少年愚連隊」でおなじみの曲(キャロルのファンキーモンキーベイビー。「君はファンキーモンキーベイベ〜」のやつ)が番組冒頭で流れてきた時からちょっとヤバかった。青春の匂いがした。あー泣いちゃうんだろうなと。

結論を言うと号泣するほどではなかったんだけど、一番揺さぶられたのは矢部と岡村の涙だった。いや、ヤンキーたちの背中にそれぞれ「おい山本」「夜8時」「お台場市民球場に」「来い!!」と山本に対してめちゃイケ側からメッセージを送る場面がピークだったかもしれない。最後に「背中にWhat a cool, we are!と書かれた、見ればめちゃイケだと分かる、岡村が猿に扮したイレズミ」にカメラが向けられ、ピアノ調のファンキーモンキーベイビーが流れてきたあの時である。(その後エキストラが全員去っていき、パチンコ屋に山本だけ取り残される場面には爆笑した。めちゃイケの素晴らしいところは、どんなに難しい場面でも最後には笑いに変えてくれるところだ)

矢部が変だった

特に矢部なんかはめったに涙をみせないキャラだし、今回も「泣く」ほどでも無かったんだけど、その目には涙がたまっていた。泣いている加藤や岡村の心情を代弁するところに多少無理矢理感があり、得意の進行がやや不自然。いつもの矢部ではなかった。

ラジオでの岡村が、そこにいた

そして岡村隆史。金スマでスマップの中居がベッキーから不倫事件の真相を聞き出すようなパロディスタイルで、岡村と山本が話し合った。その後半で岡村は「泣き声」になって言葉がつまってしまうんだけど、そこも涙がちょちょぎれそうで危なかった。この時の岡村はマジだったと思う。「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」を聞いている人なら分かると思うんだけど、ラジオでの岡村は非常にリラックスした状態で話している。テレビではまずお目にかかれない姿だと思う。(ラジオだから特別なことがない限り、その姿は見られないけど)

山本と話している時の岡村は、まさにラジオでの岡村だった。つまり、いち人間としての岡村隆史が山本と向き合っている感じがしたのだ。その光景を見て僕は「あぁ、これはマジなんだな」と。そう思ったわけである。

補足
ちなみに2016年7月28日深夜に放送された「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」では、山本ロケの裏側が岡村の口から明かされている。ロケは誰にも気付かれないような厳戒態勢で超極秘に行われたものの、何者かによって番組内容がバラされ、その結果「山本がめちゃイケで地上波復帰すること」がヤフーのトップに載ってしまったのだ。岡村曰く、吉本には何でもバラしちゃう社員がいるが、その人物は今回の件を言いふらしたりはしていないそうで。では一体誰が…?

また、岡村のラジオでの発言がよくヤフーのトップニュースとして扱われることがあるが、発言を文面そのままに受け取ってしまっている人が多いように思う(ネット記事である以上、仕方のないことだが)。彼は冗談半分で物事を語ることが多く、たとえ問題発言をしたとしても番組後半で「冗談でっせ」と訂正することもあるので、真意を知りたければ最初から最後までラジオを注意深く聞くべきだ。

淳は山本の良い一面を知っている

ロンブー田村淳の本気の泣きっぷりと、今まで世話になったことに対する山本への感謝と、「これからも勉強させてください」という懇願も、心にグッとくるものがあった。淳はその賢さとあざとさで、ダウンタウン浜田をさばけるレベルの芸人になった。その淳から慕われるということは、やはり山本にはテレビでは明かされない人間的魅力もあるということだろう。

最後に:僕はもっと山本を観たい

未成年の女性に対してわいせつな行為をしてしまうことは、社会的に到底許されないものだ。あの事件からどんなに時間が過ぎようが、加害者が出家しようが、十分に謹慎・反省した姿をテレビで晒そうが、互いに和解しようが、被害者の心は一生癒えないかもしれない。

それでもどうか山本圭壱を許して欲しい。彼は面白いのだ。あの巨体から放たれる爆発力、無茶振りに対応できる瞬発力、いろいろあったのにおふざけをしてしまう天然さ加減、そしてオイル。いまや犯罪者としてしか見られなくなってしまったかもしれないが、僕は彼がテレビ画面の中で大暴れしたり、恥じらったりするところをもっと観たい。

極楽とんぼが全国をまわって行う「懺悔ライブツアー」が終わり次第、山本は正式にめちゃイケのレギュラーメンバーになる予定だろう。そのときはどうか、スモウライダーの格好でポケモンGOをプレイするところから始めてほしい。きっとたくさんの若者に街中で追いかけ回されるはずだ。(※今回のめちゃイケスペシャルでは、ポケモンGOにおけるポケモンのステータス画面のように山本のプロフィールを紹介するパロディも行われていた)

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ABOUTこの記事をかいた人

19歳の時から頭部が全体的にスカり始めた、毎日無職のような生活を送っている自宅警備員系PCゲーマー。ゲームの作品性よりも純粋なオモシロ度を重視。現時点で最高に面白いと感じたFPSは「レインボーシックス シージ」。「かまいたちの夜」の新作発売を誰よりも願っている。鍵屋推進派ではなく「とにかく安く買いたい派」です。