「ImageOptim」を使えば、すぐに画像のサイズを小さくすることができます。アプリを起動させ、その上に画像を持っていくだけで完了。「ImageOptim」はフリーウェアです。拡張子がJPG/JPEG/PNG/GIFなら軽量化できます。
目次でサクッと理解
まずはやってみます
最初に画像のサイズを見てみましょう。
サイズは872KBあります。
画像を「ImageOptim」の上にドラッグしてみましょう。
「Again」をクリック。
完了
はい、軽量化しました。「Savings」というところが0%になったら完了。
軽量化したか確認してみましょう。
872KBから778KBにまで小さくなりました。よく見てみると、詳細情報も少なくなっています。画像によっては30%以上サイズが小さくなる場合もあります。
最初の設定では元の画像をバックアップしないようになっています。バックアップを取りたければ、設定を開き「General」タブのところにある「Backup original files before saving」にチェックを入れて下さい。
Exifって何なのさ
「ImageOptim」は画像を軽量化するとき、「Exifデータ」という情報を画像から削除しています。軽量化した画像の情報を見るとほとんどの情報がなくなっていることがわかります。
Exifデータとは、画像に付いている付加情報のことです。例えば、どんなカメラで撮ったのか、どこで撮ったのか、という情報のことです。(参考 | Exifとは【Exchangeable Image File Format】 – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典)
「ImageOptim」で軽量化した画像をプレビューアプリで開き、「ツール → インスペクタを表示」でExifデータが削除されているのが確認できます。
Exifはこわい
「ImageOptim」は画像に付いているGPS情報も消してくれます。iPadやiPhoneで位置情報サービスをオンにしていると、カメラで撮った写真にGPS情報がついてきます。
たとえば、私がiPhoneを使って自宅で写真を撮り、その写真をMac、あるいはPCに転送します。その写真をExifデータを削除しないアップローダーでアップロードすると、写真はGPS情報が付いたままアップロードされることになります。他の人がその写真のExifデータを確認すれば、私の自宅がどこにあるのかわかっちゃうわけです(まじでこわい)。
Facebook、Dropboxなどでは、写真をアップロードする際にExifデータが自動で削除されているようなので、そんなに心配する必要はないかもしれません。
ImageOptimのダウンロードは「ImageOptim(無料)」からできます。