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トラウマ級なメインストーリー!昼は牧場経営、夜は妖怪から逃げろ!ほのぼのからのスリリングな逃避アクションのおかげで、飽きが来ない。シナリオをクリアした感想と評価。Switch/Switch2/PS5/Steam(PC)に対応。
ずっと語り継がれる傑作か?
面白かった。よくある牧場物語系の亜種かと思いきや、ぶっ飛び系だった。
まず、飽きがなかなか来ない。昼は農耕や畜産、釣り、狩り、山菜などの採取、採掘、NPCの好感度上げなどで、ほのぼのとしたシミュレーションゲーム的なことが可能。
しかし夜になるとなぜか村は妖怪や神などの怪異だらけになり、物資を集めながらの逃亡ゲームとなる。
ほのぼの暮らしからのスリリングなアクションゲームになる。昼と夜のゲーム性の違いがあまりに大きく、それゆえに作業感やおつかい感が軽減されているように感じる。
ボリュームが膨大
なにより、メインストーリーと設定がぶっ飛んでいる。まず、主人公はとある日本的な村で奴隷的に働かされる。最初はなぜかNPCに邪魔者扱いされるし、村八分をくらう。その理由は後々分かってくるのだが、その理由を聞いたところで意味不明だし、その謎を解き明かしたくなる。
メインストーリーを進める動機がしっかり生まれるので、なおかつ昼と夜のゲーム性の違いもあり、結局40時間くらいプレイするはめになった。本当はさっさとクリアして別のゲームを進めたかったのだけれど、ボリュームが大きすぎる。
最終的には、牧場経営をニワトリの卵と牛や羊の畜産物を採取するだけにして、早朝の内に仕事を終わらせ、速攻で就寝することでメインストーリーを無理やり早期に終わらせることを目指すことにした。こうでもしない限り、肝心のとても気になるメインストーリーを進めることができず、やきもきしたからだ。
でも本当に自分に時間があるなら、子供時代なら、そんなもったいないことはしないだろう。もっともっと農場を拡張しただろう。クリア後も100時間くらいはプレイしたかもしれない。
要するにボリュームが膨大というわけではなく、メインストーリーがゆっくりと進行していくので、そう感じるだけである。
メインストーリーのヤバさについて
このゲームが凄いのは「ヤバい物語」に牧場経営をかけ合わせたところにある。何がヤバいかと言うと、それはもうヤバい。
さり気なく伏線を張ってくるし、回収の仕方もちゃんとしてる。日常に怪異が絡んでくるが、納得感のある人間ドラマが展開されて、なおかつどぎつい。
ミステリー小説的な展開が一番よかった。子どもがプレイしたらトラウマになるのではないか。
以降、ネタバレを含むので未プレイの方は読まないように。
ストーリーの核心を言うと「神々の戦い」だったと思う。日本の小さな村でなんでそうなるんだ…とは思ったけれど、ジブリ映画の「自然は大事にしようよ」的な発想が根底にはあるのではないか。
まさかプレイヤー自身が神だとは誰も思うまい。完全にやられた。だからこそ、プレイできて良かった。グラフィックも含め、あらゆる要素のクオリティが高く感じられた。
ストーリーを要約すると「怪異だらけの村にやって来たけど、その怪異は土地神に対抗するためだし、なにより自分自身が神でした〜!」だろうか。自分で書いてみても、何を言ってるのか分からないのが面白い。
「ほの暮しの庭」は、間違いなく傑作である。
(Image:©2026 Nippon Ichi Software, Inc.)








