iPhone/iPad(iOS)・Androidのスマートフォンやタブレット向けの新作TCG『デュエル エクス マキナ(DUELS X MACHINA)』で遊んだ感想。ダウンロード価格は無料でアイテム課金制。自陣が2×3のカードバトルにはシンプルながらも高い戦略性があり、長い間遊べそう。ルールはハースストーンに近い。
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『デュエル エクス マキナ』とはハースストーンにマスの概念を加えて出来たTCG
2017年3月30日にiOS・Android向けに配信された『デュエル エクス マキナ』をプレイしました。『デュエル エクス マキナ』はデジタルトレーディングカードゲームというジャンルのオンライン対戦に対応したスマホゲームアプリ。
1対1で対戦したり、ガチャを回してカードを集めたり、基本的なルールやシステムはブリザード・エンターテインメントが展開している「ハースストーン(Hearthstone: Heroes of Warcraft)」や、Cygames(サイゲームス)の「シャドウバース(Shadowverse)」とほぼ同じです。
決定的に違うのはプレイヤーごとにバトルフィールドが用意されているということ。各プレイヤーは2×3の合計6マスの陣地を持っており、そのフィールド上にカードを配置することでユニット(モンスター)が召喚され、相手の陣地の同じ列にユニットがいなければガーディアン(プレイヤーの分身のようなもの)に直接攻撃が出来て体力を減らせる、といった具合です。
簡単なルールでありながらもプレイヤーの頭を悩ませるカードゲームとなっており、まあまあ面白いです。
簡素なゲームシステムかつ高い戦略性
『デュエル エクス マキナ』ではデュナミス世界で展開されるストーリーモードや、友達や見知らぬ人と対戦できるカジュアル、ランクマッチやイベントマッチに参加できるコロシアムが用意されています。
プレイヤーはストーリーモードでNPCに勝利していくことで、勢力ごとに得意分野が異なる個性的なガーディアンを開放できます。ガーディアンには「ガーディアンパワー」という特殊能力があり、「ガーディアンパワー」はマナを消費することで1ターンに一度だけ発揮できます。
『デュエル エクス マキナ』にはオリンポス、ルクソール、アスガルド、イズモ、トリニティの五つが勢力あり、それぞれ得手不得手があります。例えばオリンポスは速攻向きですし、アスガルドは安定重視です。
中でもイズモは相手ユニットを1マス横にずらすスキル「威圧」を持つユニット「ヤマトの金剛戦士」等があり、『デュエル エクス マキナ』を理解するならまずはイズモ中心のデッキで戦っていくのをおすすめします。
基本的にはガーディアンの特性に合うようにデッキをカスタマイズしていきます。ゲーム側で用意されているデッキレシピを使えば「低マナユニットを大量に召喚するデッキ」や「スペル重視のデッキ」、「マナの生産を重視して高コストのユニットを早い段階で展開することを狙ったデッキ」、「地形を変更することで戦いを有利に運んでいくデッキ」などの雛形が簡単に作成可能です。もしも足りないカードがあれば後は自分で入れたいカードを加えていくだけでOKです。かなり親切。
先程も言った通り、ルールはハースストーンと非常に似ています。ユニットにはHP(体力)とATK(攻撃力)が設定されていたり、召喚したユニットは速攻という特殊能力を持っていない限り攻撃できるまで1ターン待つ必要があったり、マナは毎ターン自動回復して1ターンごとに扱えるマナが1つずつ増えたりと、ほぼ一緒です。
ハースストーンの土台にフィールドの概念が加わったものが『デュエル エクス マキナ』です。なのでプレイしている感覚はハースストーンと50%くらい違います。
『デュエル エクス マキナ』ではユニットを召喚するだけでも前列と後列のどちらにユニットを配置すべきか考えなければなりません。前列にいるユニットの攻撃力を増加させるユニットがいたりするからです。
マスごとに地形を変えるスペルカードがあり、海洋・砂漠・氷河・山岳・草原などの「勢力基本地形」によってステータスが変わるユニットもいます。他にもターン終了時にユニットに1ダメージを与える「酸溜まり」や、ユニットのHPを3上昇させる「虚無の城」といった特殊地形もあります。
ガーディアンの特性・地形によるステータス変化・ユニットの配置位置などを考慮して手札を消費していく必要があるので、戦略性はかなり高めです。
最後に:頭が少し痛い
ハースストーンとは違い、ユニットをどこに配置させるか考えないといけないので思考時間が長くなってしまうことがあります。
ゲームに慣れるまではコロシアムのランクマッチで一試合に7分から10分程度も時間を費やしてしまうのです。1ターンごとに時間制限が掛けられているので、あまり気軽にはランクマッチには参戦できないように感じました。
ルールやシステムは簡単なものに仕上がっていますが案外難しいです。対戦後はちょっと疲れてしまいます。でもそこそこの面白さはあります。
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▼ガチャはこんな感じ