暗殺楽しい。ヒットマン:アブソリューションは良作スルメゲーです

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47番の禿が様々な暗殺方法で目標を始末するHitman Absolutionのレビュー(評価)。ステルスゲームとしては十分な質。オンラインで半永久的に遊べる可能性も。海外(英語)PC版は日本語化するのが困難な事と、日本語版がおま国なのが残念。

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ヒットマン・アブソリューションの評価(レビュー):良作

最近、ヒットマンというPCゲームにハマってます。ヒットマンシリーズの一つ「Hitman Absolution(ヒットマン・アブソリューション)」にハマってしまいました。

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いかにも暗殺者っぽいスキンヘッドのおっさん(エージェント47)が、現地の人に変装したりしてターゲットを暗殺するゲームです。ドンパチ騒いで敵をやっつけるのではなく、こっそりと暗殺をこなしていくのがこのゲームの醍醐味。要は、ステルスアクションゲームです。

ステージをクリアしたのに、そのステージを何回もプレイするようなゲームはあまり多くありません。しかし、ヒットマンはそういうゲームです。つまり、リプレイ性の高いゲームとなっています。

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銃を使ってステージをクリアするのはもちろん可能。ですが、それでは美しくない。どうすれば美しく、鮮やかに、素早く任務をこなすことができるのか、試行錯誤するのが楽しい。試行錯誤することにヒットマンの面白さがあるので、行き詰まったらすぐにYoutubeで攻略動画を見るのは控えた方がいいでしょう。

NPCを殺してしまったり、NPCの死体が他のNPCに見つかったり、任務にかかった時間が長かったり、変装がバレてしまったりするとスコアが下がってしまいます。つまり、NPCを殺さず、暗殺者であることがバレずに、颯爽とターゲットを消せばスコアが高くなっていくわけです。高得点を獲得するためにリプレイしまくる、というのがヒットマンを楽しむ方法の一つでもあります。

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ステージ初挑戦の時はNPCの配置やターゲットの行動範囲が把握できていない状態なので、大抵任務をこなせません。しかし何度も挑戦する内に、NPCを殺さずにターゲットを事故死させる方法を発見できたりします。

暗殺方法はたくさんあります。シンプルにサイレンサーで頭を撃ちぬくもよし、ピアノ線で窒息させるもよし、キッチンナイフを投げて頭に刺すもよし、爆弾で派手に殺るのもアリです。試行錯誤している内に、思いがけない暗殺方法を見つけてしまうことがあります。そういうところも良かったりする。

試行錯誤の末に完成した暗殺計画が全て上手くいくと、かなり気持ちいい。

最高難易度かつ最速でクリアするのも面白いですが、個人的にはNPCをおちょくったり、あえて危険な状況を作り出してからクリアを目指すという方法で遊んでます。

ヒットマン・アブソリューションのオンラインが面白い

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Hitman Absolutionでは軽いオンライン機能があります。これは、他人が作ったコントラクト(Contract)をプレイできるというものです。コントラクト=ステージ(面)と考えてもらうと分かりやすいかも。

簡単に言うと、コントラクトを作って他の人に遊んでもらったり、他の人が作ったコントラクトをプレイできます。

コントラクトを作るといってもマップを作成するわけではありません。シングルプレイで遊んだコントラクトを元に、ターゲットを変更・追加したり、暗殺方法や変装衣装を指定してコントラクトを作っていきます。もちろん、自分でコントラクトを作り、自分で遊ぶことも可能です。

Hitman Blood Moneyもそこそこのスルメゲーかもしれませんが、ターゲットは常に同じなのでHitman Absolutionと比べて飽きやすいと思う。

しかしHitman Absolutionのコントラクト作成機能は、ヒットマンというゲームを半永久的に楽しめる可能性を秘めています。ターゲットや暗殺方法の組み合わせを考えると、何通りものコントラクトを作ることができます。作られたコントラクトの中には、かなり難しいコントラクトや、多くの人にたくさん遊ばれているコントラクトもある。

一人で馬鹿げたコントラクトを作ることもできるし、他人の作ったコントラクトで高得点を狙う楽しみ方もあります。

Hitman Absolution、なかなかの良作です。

日本語版ヒットマン・アブソリューションは「おま国」

この海外(英語)版Hitman Absolutionは、そこそこ良作なゲームがまとめて安く購入できるHumble Bundleで買いました。DLCは無し。

2014年7~8月頃に開催されていた”The Humble Square Enix Bundle“では、スクウェア・エニックス作品のSteamキーがまとめて投げ売りされてました。平均額以上払うことで全ヒットマン作品と他作品のキーも貰えちゃうという太っ腹ぷり。私が購入した時は8ドルぐらいで合計15個ものゲームを獲得できました。

Steamで購入できるHitman Absolutionは日本語版で、値段はおま値(おま国の一種。日本在住の人だけ割高)となっています。Humble Bundleで買えたのは海外版でした。海外版は最新パッチのおかげで日本語化するのも難しくなったらしい。

ストーリーを完全に把握したい人はSteam。ストーリーはなんとなく分かればいいや、という人はヒットマンシリーズが再びHumble Bundleで登場するのを待つといいでしょう。