BootCampしたWindowsで輝度変更できないときの解決法

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Mac に Windows をインストールしたのに画面の明るさを変更できなかったが、以下の方法で簡単に解決した。

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MacBook Pro(15inch 2011 early)で問題が起きた

MacBook Pro(15inch 2011 early)に Windows をインストールし、rEFItrEFInd で Windows7 を起動した後に問題が発生。F1 と F2 を押しても画面の明るさを変更できない。

Windows7 を起動した後ログインして F1 や F2 を押すと、Mac と同じように画面中央に輝度を変更しているマークみたいなものは出る。しかし、輝度が変更されない。コントロールパネルから輝度を変更するバーを調整しても何も変わらない。

bootcamp-windows7-brightness-bug

ただ、F1 と F2 以外の F3~12 までのキーはちゃんと動作する。音量は変えられるし、キーボードのバックライトも正常に動作します。

Boot Camp コントロールパネルに輝度のタブがない

Boot Camp コントロールパネルの設定をみてみると、本来あるべき輝度のタブがない。だから輝度を変更できないのか、それともただ単にドライバのインストールに失敗しただけなのか、原因何なのかは不明。もしかしてバグ?

bootcamp-windows7-brightness-bug-0

MacBook Pro を購入したときに付いてくる OS のディスクを Windows7 をインストールした直後に入れて、Boot Camp 用のドライバをインストールしました。しかし、輝度変更できなかった。

Windows7 を再インストールし、「アップル – サポート – ダウンロード」から入手した最新の Boot Camp Support Software(ドライバ)をインストール。しかし、輝度変更できなかった。

MacBook Pro(15inch 2011 early)のグラフィックは AMD Radeon HD 6490M なので、Driversweeper を使ってグラフィックドライバを削除し、「AMD Catalyst™ Mobility Display Driver」から最新でベータ版のグラフィックドライバをダウンロード&インストール。

グラフィックドライバのバージョンは上がったものの、F1 と F2 を押しても画面の明るさは変えられず。

あっけなく解決した

PRAM クリアしたら輝度を調整することができました。PRAM クリアする方法は以下より。

NVRAM/PRAM をリセットする

1. Mac をシステム終了します。

2. キーボードで「command (⌘)」「option」「P」「R」の各キーの場所を確認します。手順 4 でこの 4 つのキーをすべて同時に押す必要があります。

3. コンピュータの電源を入れます。

4. 「command + option + P + R」キーを同時に押し続けて、グレイの画面を表示します。

5.コンピュータが再起動し、2 度目の起動音が聞こえるまで、キーを押したままにします。

6. キーを放します。

引用:NVRAM と PRAM について

上の通り PRAM をクリアし、rEFInd から Windows7 を選択し起動。F1 と F2 を押したらやっと輝度調整できました。

それから Mountain Lion を起動した後で Windows7 を起動しても輝度調整ができました。しかし、Ubuntu13.04 を起動した後ではできなかった…。

同じ症状に悩んでいる人がそれなりにいるようです。

BootCamp – src’s wiki

もっと簡単に解決できる方法があった

alt(option)キーを押しながら起動するだけ。そうすると Mac か Windows のボリュームを選択する画面がでるので、Windows を起動するときは Windows を矢印キーで選んでエンターを押せばいい。

そうすることで、Ubuntu13.04 を起動した後でも、Mountain Lion を起動した後でも F1 と F2 のキーを押して輝度を変更することができました。

おわりに

Mac から Boot Camp アシスタントを使ってインストールし、輝度が変更できない場合はPRAMクリアで解決できると思います。

rEFIt や rEFInd を使っていて Windows の輝度変更できない場合は、rEFInd などを通して Windows を起動するのは諦めましょう。

恐らく問題は MacBook Pro か Boot Camp コントロールパネルか rEFInd にあると思います。問題を根本的に解決するには、バグの起きない Mac を買うか、両方がアップデートされるか、のどちらかしかない。

私の場合は起動時にalt(option)キーを押し続けて Windows を起動すれば無問題なのでラッキーでした。